主任 中尾博文
2019.04.25
大阪市の南西部にあり、海に面した住之江区。古くから紀州街道沿いにできた町が発展してきました。近年は港湾都市としての整備が進められ、日本有数の貿易港を持つ一面も。また国際見本市会場(インテックス大阪)、アジア太平洋トレードセンター(ATC)などの大型コンベンションセンターもあり、新しい街づくりが進んでいます。そんな住之江区で暮らすポイントを、街の目利きに教えてもらいましょう。
主任 中尾博文
住之江区は、地下鉄四つ橋線、JR中央線、地下鉄南港ポートタウン線、南海電鉄、阪堺電車が利用でき、梅田、本町、難波、天王寺といった大阪の都心部へのアクセスが抜群です。大阪24区で面積がもっとも大きいこともあって、古くから住宅街として栄えてきました。
物件はエリアによって特色がはっきりとしています。まず地下鉄四つ橋線の玉出駅周辺は、昔は木造の戸建て住宅が多かったのですが、それらを建て替え、リノベーションした物件が続々と登場。単身者向けの広め、築浅のマンション、新婚さんやファミリー向けのハイツ、戸建てが充実し、しかも家賃はリーズナブル。相場としては35平方mで5万円位から。敷金・礼金不要という物件も多いですね。駐車場も都心部に比べると安いので、車をお持ちの方にもおすすめ。もちろん、物件数が多い分、スーパーや飲食店などもたくさんあり、暮らしやすさにも優れています。
もうひとつ住之江区で人気があるのが住之江公園駅周辺です。その名が示す通り、駅と住之江公園が直結。住之江公園は、「大阪護国神社」やナイター設備を備えた野球場、児童遊戯場、大池や花と緑のスクエアなどがあり、ウォーキングやランニングなど体を動かしたり、ペットを散歩させたり、お子さまを遊ばせたりにもってこいです。また、ここ数年、住之江公園界隈では大阪府・大阪市の特定優良賃貸住宅から一般賃貸住宅へ変更になった物件が増加。特優賃の物件は広くて質が高い上、一般賃貸になっても相場に合わせて家賃が抑えめに設定されていることから、人気が一段と高まっています。
※本記事は、マドリーム編集部が独自に情報収集し作成したものです。
※情報は2018年06月19日時点のものであり、変更の可能性があります。
あの街ではどんな暮らしが待っているのか…? 街のことをよく知る“目利き”にその魅力を聞きました。コノマチレポートは、毎週新たに記事を追加。住みたい街がきっと見つかります!
(出典元)
総務省統計局「国勢調査報告」/大阪府警察「犯罪統計(平成29年)」/厚生労働省「医療施設調査」/厚生労働省「社会福祉施設等調査報告」/文部科学省生涯学習政策局「学校基本調査報告書」/大阪市立図書館HP/大阪市HP