代表取締役 西山和子
2018.08.31
米沢市は、山形県最南部に位置し、山形新幹線で首都圏とをつなぐ玄関口になっています。奥羽山脈や吾妻連峰に囲まれた自然豊かな地域で、季節の移り変わりがはっきりとしているので、四季折々の食べ物やスポーツを楽しめます。駅近くには、24時間営業のスーパーなどがあり生活に便利。それでも家賃は手頃という米沢市では、どんな暮らしが待っているのでしょうか? 地元不動産の方に聞きました。
代表取締役 西山和子
米沢市は、山形県の置賜(おきたま)地域の最南端に位置し、1992年の山形新幹線開業から東京との行き来が便利になったことで、首都圏から山形県への玄関口としてにぎわっています。また、関東方面の製造業を中心とした企業の進出で工業団地が増え、山形大学工学部や米沢女子短大、栄養大学が誘致されてから学生も増えています。
東京から約2時間ほど、NHK大河ドラマのおかげで観光スポットになり、特にグルメ通の人には米沢牛や米沢ラーメンが人気ですね。上杉家縁の名所や旧跡などが多く残っていて“上杉の城下町・米沢”として親しまれています。また、白布温泉、小野川温泉をはじめ豊富な温泉に恵まれています。夏は高温多湿で、冬は豪雪地帯という気候もあり、市内には4つのスキー場が完備。それぞれ特徴のあるゲレンデを楽しむことができる“自然の恵み豊かな都市”です。季節の果物もおいしく四季折々の味が楽しめます。
市内は土地も求めやすく、また最近では金利が安いので、消費税値上がり前にアパート代をローンに切り替えようと、一戸建て新築を建てる20代後半からの若い人たちが増えてきました。お店や学校が多い市役所のある中心部や、最近では車で40分の長井市が子育てに優しい街として人気です。山形大学工学部周辺は学生専用のアパートが多く、2年生でキャンパスが山形市から米沢市へと代わるので、早いとゴールデンウィークや夏休みには、大学生協のバスチャーターでアパート見学にきて決める学生が多いですね。一方、単身者には、出張にも便利な駅周辺や市役所辺りが人気です。築浅で大体1LDK〜2LDKで6万~8万が相場です。
交通はマイカーでの移動が多いですが、市街地の主要箇所を約1時間で1周する市街地循環バスが運行しているので、県立女子短期大学の通学や市南部地域に住む方々が中心部への移動手段として利用されていますよ。
※本記事は、マドリーム編集部が独自に情報収集し作成したものです。
※情報は2018年03月20日時点のものであり、変更の可能性があります。
あの街ではどんな暮らしが待っているのか…? 街のことをよく知る“目利き”にその魅力を聞きました。コノマチレポートは、毎週新たに記事を追加。住みたい街がきっと見つかります!
(出典元)
総務省統計局「国勢調査報告」/山形県「犯罪統計(平成29年)」/厚生労働省「医療施設調査」/厚生労働省「社会福祉施設等調査報告」/文部科学省生涯学習政策局「学校基本調査報告書」/米沢図書館HP