【甲府】古き良き伝統が根付く住みよい街

山梨県のほぼ中央に位置する甲府市。昇仙峡をはじめ、豊かな自然がたくさんあり、地元でとれた新鮮な農産物を味わえるのが魅力です。その一方、駅を中心に広がる市街地には、市役所や病院、スーパーマーケットなどの商業施設までがコンパクトに揃っていて生活には不自由しません。自然に囲まれてゆったり暮らせる甲府に“住む魅力”を、街の目利きに伺いました。

コノマチ案内人――この人に聞きました！（株）エスティケイ
前島秀徳

エリア周辺マップ

コノマチ語り―― 住んでみたい“あの街”の魅力

「山々と自然に囲まれ、歴史と伝統のある甲府市。街の随所に趣があります」

　山梨県の中心部に位置する甲府市は、豊かな自然に囲まれ、日々の暮らしのなかにも伝統を感じられる街です。奥秩父山塊、南アルプス、そして御坂山地などの山々が甲府市を360度囲んでいるので、甲府駅からの眺望がよく、迫力があるんです。また渓谷「御嶽昇仙峡」は、秋になると紅葉が色づき、毎年たくさんの観光客で賑わいます。交通の便も良く、東京から長野へと続く国道20号を利用すれば、甲府から都内に通勤で通うことも。最近では甲府バイパス沿いにある昭和町が、再開発によってイオンなどの大型商業施設ができ、20代~30代の転入率がかなり高くなっているんです。昭和町は山梨県内のなかでも、かなり人気のエリア。周辺は新築物件が増えてきている反面、甲府駅周辺は築年数のある趣のある建物がかなり多いですね。市自体で伝統を大切にしようという傾向があって、北口にある「よっちゃばれ広場」では、伝統のあるお祭りや地元の食材を使ったフードイベントなどが定期的に行われています。
　築年数の多い物件が多いなかで、私たちが積極的に広めているのがリノベーション物件です。新築物件よりも価格が安いうえに、内装のデザイン性が高く新築物件のようにきれいなリフォーム物件は、甲府市内ではかなり狙い目ですよ！