コノマチ案内人――この人に聞きました!
代表取締役社長 高橋美紀
エムイーPLUS埼京


2020.08.18
埼玉の中心都市である浦和。京浜東北線や湘南新宿ラインなど3路線が乗り入れ、利便性の高さを誇ります。「サッカーの街」として活気があるだけでなく、文教地区としても知られ、進学校が集まるエリアです。また、宿場町として栄えた歴史もあり、中山道沿いには今も老舗が残っています。そんな浦和での暮らしについて、街の目利きに聞いてみました。
コノマチ案内人――この人に聞きました!
代表取締役社長 高橋美紀
エムイーPLUS埼京
浦和の魅力はなんといっても暮らしの利便性と、歴史的背景に裏付けられる優れた住環境に尽きます。もともと浦和は、県庁所在地とでしたが、2001年に旧大宮市と旧与野市と合併してさいたま市となり、中心地は浦和区になりました。現在も埼玉県庁をはじめ、さいたま市役所や県警、裁判所など、公共の重要な行政機関が集まっているエリアです。
この地は宿場町として栄えた歴史があり、区内には神社や寺院が多くあります。そんな背景のうえに、大正12(1923)年の関東大震災で被害が少なかった浦和に注目が集まり、多くの文化人や画家が移り住んでアトリエ村が形成されました。今も北浦和にある埼玉県立近代美術館には、近代日本作家の作品が多く所蔵され、当時の名残が色濃く残っています。さらに、明治期には教員養成施設「埼玉師範学校」の誕生をきっかけに、現在では文部科学省がスーパーグローバルハイスクールに指定する県立浦和高等学校や、一貫教育を行う市立浦和中学・高等学校や、県立浦和第一女子高等学校をはじめとしたレベルの高い有名進学校が開校。このように浦和には歴史的に見ても文化な側面と教育環境が整っているため、子育てや教育熱心な方がわざわざ浦和区に引っ越してくるほど人気の文教都市になっています。
もちろん生活環境も整っていて、JR京浜東北線や湘南新宿ライン、高崎線の3路線が乗り入れる浦和駅をはじめ、北浦和駅や与野駅など、東京だけでなく池袋や新宿、その先の横浜方面にもアクセスしやすいのが特徴です。また浦和駅では駅ナカのアトレをはじめ、東口の前にはパルコ、西口には伊勢丹、コルソなど、さまざまなカテゴリのお店があり、買い物に困ることはないといえるほど、充実しています。
※本記事は、マドリーム編集部が独自に情報収集し作成したものです。
※情報は2020年03月24日時点のものであり、変更の可能性があります。
あの街ではどんな暮らしが待っているのか…? 街のことをよく知る“目利き”にその魅力を聞きました。コノマチレポートは、毎週新たに記事を追加。住みたい街がきっと見つかります!
(出典元)
総務省統計局「国勢調査報告」/埼玉県警察「犯罪発生状況(平成29年)」/厚生労働省「医療施設調査」/厚生労働省「社会福祉施設等調査報告」/文部科学省生涯学習政策局「学校基本調査報告書」/さいたま市図書館HP