コノマチ語り―― 住んでみたい“あの街”の魅力

　御器所駅は、半径1km圏内に区役所や銀行、スーパーから薬局、スタバまで、すべてが揃った生活環境抜群の街です。南北に走る環状線は名古屋高速にもアクセスできる交通の要綱。名古屋市営地下鉄は桜通線と鶴舞線の2路線が乗り入れ、栄方面や丸の内、伏見といったオフィス街への通勤にも便利です。鶴舞線に関しては、名鉄豊田線と連携しており、御器所から豊田駅までは乗り換えなしで約36分。そんな背景もあり、トヨタ系企業にお勤めの方々にも御器所駅周辺は注目されています。
　御器所から桜山のあたりは、大通りに面するように中高層マンションが増えています。都会的な雰囲気を醸し出しつつ、交差点には昔ながらの片屋根式のアーケードが印象的な桜山商店街があり、新旧がうまく調和した魅力を感じます。学生や子連れママさん、おじいちゃん、おばあちゃんが自転車で街を行き交う様子は活気にあふれ、そうかと思えば駅から一本通りを入ると、閑静な住宅街が広がるのも街の特長のひとつです。　
　御器所を含む昭和区は、市内でも指折りの教育熱心なエリア。国立大や有名私立大のキャンパスが集中するほか、汐路学区や松栄学区、八事学区といった文教区が点在しています。駅周辺には学習塾も充実しているため、一人暮らしの大学生はもちろん、「某小学校に入学させたいから」と、エリアをピンポイント指定でお部屋探しに来られるファミリー層も多いです。　また、エリア内には名大病院や名市大病院といった大学病院をはじめ、大小のクリニックが立ち並び、医療機関が充実。名古屋市博物館や鶴舞中央図書館、名古屋市公会堂など、文化的な雰囲気もあり、御器所は街としての存在感がすごく際立っていると思います。そんな住みやすさも手伝って、御器所周辺の人気はうなぎ上り。愛知県の「2015年度住みたい街ランキング」でも、前年の14位から8位に大きくランクアップしました。