(有)カネタ菅波
2020.04.21
福島県の東南端、太平洋に面しているいわき市。いわきと郡山を結ぶJR磐越東線と、海沿いを南北に走るJR常磐線が通っています。JR磐越東線は「ゆうゆうあぶくまライン」の愛称もあり、のどかな車窓風景が魅力です。2018年にオープンした「イオンモールいわき小名浜」をはじめ、各エリアに商業施設も点在しています。穏やかな気候も魅力のこのエリアでの暮らしを、街の目利きに聞いてみましょう。
(有)カネタ菅波
いわき市といえば、冬暖かく、夏涼しい。年間通して過ごしやすい気候は東北随一です。雪がほとんど積もらないので東北につきものである雪かきの重労働からも解放され、冬場でも太平洋側特有の明るい陽射しを感じることができます。
また、いわき市はエリアごとにいろいろな顔を持った多様性のある地域。映画「超高速!参勤交代」の舞台でもあり、いわき駅の北側には江戸時代に建てられた盤城平城の本丸跡地が広がり、古き城下町の面影をいまに残しています。そんな平地区をはじめ、映画「フラガール」の舞台でも有名な「スパリゾートハワイアンズ」のある温泉町・湯本地区、環境水族館「アクアマリンふくしま」や新鮮な海の幸を楽しめるレストランが揃う小名浜地区など、特色ある地域性も魅力ですね。とくに小名浜地区は開発が進み、大型商業施設も建設中でこれからますます発展が楽しみなエリアです。
震災以降、近隣の市町村から多くの方が移り住み、震災前に比べて人口は3~4万人も増えたといわれています。街全体も活気づいて、クラフトフェアや音楽イベントなど市民参加型のアットホームなイベントを街のあちこちで見かけるようになりました。自然に囲まれながら、のんびりとした暮らしを楽しめる街です。
いわき市の賃貸事情というと、単身者やファミリー層の借り手が集中しているため、1LDK~2LDKのアパートやマンションが人気ですね。家賃は5万~8万円台と比較的幅がありますが、全体的に需要に対して供給量が足りていない状態が続いていますね。
※本記事は、マドリーム編集部が独自に情報収集し作成したものです。
※情報は2017年03月22日時点のものであり、変更の可能性があります。
あの街ではどんな暮らしが待っているのか…? 街のことをよく知る“目利き”にその魅力を聞きました。コノマチレポートは、毎週新たに記事を追加。住みたい街がきっと見つかります!
(出典元)
総務省統計局「国勢調査報告」/福島県警本部「犯罪発生状況(平成29年)」/厚生労働省「医療施設調査」/厚生労働省「社会福祉施設等調査報告」/文部科学省生涯学習政策局「学校基本調査報告書」/いわき市立図書館HP/いわき市HP