コノマチ語り―― 住んでみたい“あの街”の魅力

　浦和は言わずと知れた埼玉の中心都市。JR浦和駅を中心に、浦和と名の付く駅名が多いんです。JR線では東西南北のほかに中浦和駅、武蔵浦和駅があり、さらに埼玉高速鉄道の浦和美園駅と、全部で8つもあるのはそれだけ需要があるということ。駅周辺には商業施設も豊富で買い物に困ることはありません。それだけ栄えている街でありながら、緑が多いのもまた魅力。大きな公園から普段使いの小さな公園まで揃っています。サッカーの街としてもよく知られていますよね。また、浦和といえば「文教都市」というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。県立浦和高校などの名門校はもちろんですが、小・中学校も評判がよく、わざわざ学区を指定して家探しをする方もたくさんいます。さらに、浦和は歴史が深い街でもあり、江戸時代には中山道の「浦和宿」として栄えていました。その歴史を今に伝えているものがウナギ。きれいな水に恵まれた土地だったためウナギが多く獲れ、また養殖も盛んに行われていたそうで、今でもおいしいウナギ料理が食べられる老舗の名店が点在しています。
　県内在住の方は、「浦和に住みたい」と思っている方も多いのですが、価格が高いというイメージがあり、なかなか手が出ないようです。実際にイメージ通りの物件価格で、埼玉では最も土地の価格が高く、都内よりも高額なエリアも。それでも浦和アドレスを希望する根強いファンは絶えません。