コノマチ語り―― 住んでみたい“あの街”の魅力

　緑豊かな杜の都・仙台市。“コンパクトシティ”ともいわれ、職住近接でオフィスやデパートでにぎわう都心部と住宅地は、片道5〜30分程度でつながっています。また海も近く、日本三景の松島も電車で30分ほどで行けるんですよ。
　気候は温暖。東北というと雪のイメージも強いと思いますが、仙台市に関しては、雪が積もることは1シーズンで2〜3回程度。夏も蒸し暑くなく、心地よく暮らせる街です。
　学都でもあり、全国展開する企業やお店の支店などが多い「支店経済」の街でもある仙台には、全国からの学生や、転勤で多くの人がやってきます。その多く方が探される単身者向け物件ですが、最近は1Kではなく、少しゆったりとしたリビングに3畳程度の寝室がついた1LDKが増えてきていますね。場所的には、転勤の方なら、利便性の高い仙台駅周辺の大型マンション、また、ＪＲ仙山線で2つ目の「北仙台」あたりは、にぎやか過ぎないという点で人気です。家賃のコストパフォーマンスの高さも、よく驚かれるところ。仙台駅周辺の1Kでも7万円前後が多く、北仙台より北、住宅街が広がっているエリアでは坂があるところで2万円位~と、幅広い物件が揃っています。学生さんは、やはり各大学に近いところが人気で、こちらも、コストパフォーマンスの良さは同じですね。
　交通は、東京などと違って自家用車移動の人が多く、仙台は一戸建て、マンションともに駐車場付きがほとんど。公共の交通機関としてはバスの便数が多く、主要ルートは数分おきに運行されているため、あまり待つことなく乗れます。地下鉄は従来の南北線に加えて、2015年12月に東西線が開業。その周囲にはニュータウンが続々とつくられていて、これからの発展が期待されています。