奥景一朗
2019.12.26
京都府の南部、大阪府と奈良県の境に位置する京田辺市は、京都市・奈良市・大阪市のベッドタウンとして人気のある街。昭和40年代から大規模な宅地開発や交通網の整備が行われ、さらに学研都市の一部となったことから、人口が増加し続けています。竪穴住居や古墳群など多くの遺跡が発見されていたり、一休宗純ゆかりの「一休寺」があったりと、歴史を感じる街でもあります。この街では、どんな暮らしが待っているのでしょう?
奥景一朗
京田辺は、京都の南部に位置し、大阪・奈良と接する街。学研都市(関西文化学術研究都市)の一部であり、同志社大学をはじめとする教育・研究機関や大手企業などが誘致され、多くの人が暮らすニュータウンとしても発展してきました。そのため、交通・生活・住居のすべてが整っていることが京田辺の魅力です。
交通機関は、JR学研都市線の京田辺駅と近鉄京都線の新田辺駅が隣接する2WAY。JR線は大阪の京橋駅や北新地駅まで約40分で、近鉄線は京都駅・近鉄奈良駅に約20分で直通、ストレスなく通勤や通学ができます。また、路線バスや京奈和自動車道や第二京阪道路といった道路網も整備されているので、車での移動もスムーズ。さらに、京田辺駅直結のスーパー&専門店街の「アル・プラザ京田辺」をはじめ、スーパーや飲食店、病院なども数多くあり、何かと便利です。
一方で、街にはゆったりと落ち着いたムードが漂い、自然が豊かなことも京田辺の大きな魅力。治安もよく、子育て支援や教育に熱心なこともあり、京都の他の街をはじめ、大阪や奈良など他府県から引っ越してくる新婚さんや子育てファミリーが多く、府下での人口増加率は常にトップクラスなんですよ。とくに、京田辺の高級住宅街として知られ、新婚・ファミリー層の間では、大阪の江坂と人気を二分するともいわれている松井山手を希望される方が多いですね。また、最近では同志社大学に近く、再開発が進む三山木の人気も高まっています。もちろん、大学や企業もあるので、駅の近くには単身向けのマンションも充実。物件、エリアは選び放題といっても過言ではなく、長く住み続けることも可能です。
※本記事は、マドリーム編集部が独自に情報収集し作成したものです。
※情報は2017年11月14日時点のものであり、変更の可能性があります。
あの街ではどんな暮らしが待っているのか…? 街のことをよく知る“目利き”にその魅力を聞きました。コノマチレポートは、毎週新たに記事を追加。住みたい街がきっと見つかります!
(出典元)
総務省統計局「国勢調査報告」/京都府警察「犯罪発生状況(平成29年11月末)」/厚生労働省「医療施設調査」/厚生労働省「社会福祉施設等調査報告」/文部科学省生涯学習政策局「学校基本調査報告書」/京都府立図書館HP