地域おこし協力隊・石黒夢積さん
2019.06.10
横瀬町が位置するのは、埼玉県の西にある秩父盆地の南東部。登山好きからも愛される秩父の名峰・武甲山の玄関口となる、緑あふれる小さな町です。その一方で、都心までのアクセスはたったの1時間ちょっと。自然と都会の両方の良さを暮らしに取り入れられる地域といえます。このまちで生活を送る移住者が、暮らしの魅力を教えてくれました。
地域おこし協力隊・石黒夢積さん
山あり川ありという自然がいっぱいの横瀬町は、田舎と言えば田舎ですが「ほどよい田舎」なところが魅力です。四季折々の景色が暮らしの近くにあり、ゆったりとした生活が送れるのはすごく気分が良いです。駅周辺でも、緑を求めて山間部の方でも、どちらにも住めるので、自分らしいライフスタイルもつくれます。また、スーパーやコンビニもあり、不便さは感じません。それでいて、西武鉄道の特急で池袋まで約74分というアクセスの良さもあります。田舎過ぎない生活環境があって、行こうと思えばいつでも都心に出られる。田舎と都会の中間の「ほどよい田舎」だから、居心地の良い暮らしができるんだと思います。
田舎だからこその豊富な農産物はおいしくて、イチゴやブドウ、ネギと、季節の味覚をいろいろと味わえます。そして、何より私が移住して一番良かったと思う魅力は「人」です。面倒見が良い人ばかりなので、移り住んできても寂しさはありません。ご近所さん数軒で班を組む「となり組」が町内に根付いていることもあり、すぐに打ち解けることができました。野菜をいただいたり、夕飯に誘っていただいたりと、人の温かさを実感する日々です。周りの人との交流が、安心な暮らしにつながっています。
※本記事は、マドリーム編集部が独自に情報収集し作成したものです。
※情報は2019年06月10日時点のものであり、変更の可能性があります。
あの街ではどんな暮らしが待っているのか…? 街のことをよく知る“目利き”にその魅力を聞きました。コノマチレポートは、毎週新たに記事を追加。住みたい街がきっと見つかります!