公開日: 2022.10.25 最終更新日: 2023.10.26

【ご当地お菓子】3年をかけて完成した、静岡・三島の「3年ごしのきみのチーズケーキ」

【ご当地お菓子】3年をかけて完成した、静岡・三島の「3年ごしのきみのチーズケーキ」

3年ごしのきみのチーズケーキ

── 地域のお菓子をひもとけば、その場所の素敵な側面が見えてくる。

お菓子をとおして街のなかにちょっとだけお邪魔する、「ご当地お菓子」連載。
第4回は、伊豆半島の付け根に位置する静岡県三島市の「3年ごしのきみのチーズケーキ」を紹介します。

ライター:吉田友希

ライター:吉田友希

「3年ごしのきみのチーズケーキ オリジナルラッピング」。薄葉紙で丁寧に包装されている 「3年ごしのきみのチーズケーキ オリジナルラッピング」。薄葉紙で丁寧に包装されている

01| 長き3年分の想いが詰まったチーズケーキ

「3年ごしのきみのチーズケーキ」。名前だけでも惹かれるものがありますが、想いが込められたコンセプトも素敵です。

包みを開けると、こんなふうに記されていました。

「これは僕が3年という時を越えて試行錯誤したチーズケーキです。3年なんて。と思う方もいるでしょう。僕は少し不器用なのかもしれません。誰よりも「きみ」への想いを込めて」。

3年なんて! とは思いませんでしたが、3年の間に何があったのか気になりました。3年という時間が経つと、中学1年生は高校1年生になりますし、生まれたばかりの赤ちゃんは3歳に。結構な期間です。

画像提供:株式会社村の駅 画像提供:株式会社村の駅

お話を聞いたところ、試行錯誤した3年の間に、スフレやベイクドチーズケーキなど、色んな種類のチーズケーキを検討したのだとか。そんななか、卵のコクや味わいを一番感じられたのが、現在の「3年ごしのきみのチーズケーキ」。3年という期間があったからこそ、卵のおいしさを感じられるチーズケーキが誕生したのです。

02| 3年分の想い、いただきます

上から見た「きみチー(※ケーキの愛称)」。どことなく卵を感じます 上から見た「きみチー(※ケーキの愛称)」。どことなく卵を感じます

斜め上から見た「きみチー」。食べ応えがありそう 斜め上から見た「きみチー」。食べ応えがありそう

コンセプトを知れば知るほど、気になるお味。「3年ごしのきみのチーズケーキ」は、色んな楽しみ方ができるケーキです。今回は、ケーキに同封されていた「お召し上がり方」に沿って、3パターンの食べ方でいただきました。

食べかた、ひとつめ「半解凍状態でいただく」

まずは、ひとつめ。

冷蔵庫で2時間解凍した「半解凍」状態でいただく方法です。とても濃厚で、少しシャリっとしたアイスのような食感です。ケーキでこんな楽しみ方ができるとは、斬新でした。

食べかた、ふたつめ「完全解凍状態でいただく」

ふたつめ。

冷蔵庫で3〜4時間解凍した「完全解凍」状態。この状態は、チーズケーキとして食べるときと同じなのですが、ディップして食べる方法がおすすめされていました。クッキーにつけたり、パンにつけたりするのもいいそう。ケーキを何かに塗って食べるなんて、自分史上初。すごく贅沢です。甘さがあるクッキーと一緒に食べたのですが、ケーキの爽やかさとマッチしてすごく上品な味わいでした。あえて何かに例えるならば、濃厚なバターサンドといったところでしょうか。

食べかた、みっつめ「チーズケーキとしていただく」

みっつめ。

チーズケーキとしていただくメインの食べ方です。完全解凍後に、少し常温に置いていただきます。ほかのふたつの食べ方も新鮮な驚きがありましたが、これはストレートにおいしい! フロマージュのようで、それでいて卵の存在感もあって。とろける味わいです。

賞味期限は、発送日から冷凍保管で3週間ほど。冷蔵庫で解凍後は3日です。少しずつ色々楽しんだり、大切な人とシェアしたり。自分へのご褒美として、贅沢に厚切りでいただくのもいいですね。

03| 三島ブランド「日の出たまご」の卵黄を使用

平飼いでのびのびと育てられた鶏の卵。鮮やかなオレンジ色で、つまめるほどの力強さがある
画像提供:株式会社村の駅 平飼いでのびのびと育てられた鶏の卵。鮮やかなオレンジ色で、つまめるほどの力強さがある
画像提供:株式会社村の駅

「3年ごしのきみのチーズケーキ」には、三島ブランドに認定されていて、日の出のような黄身が特徴の「日の出たまご」が使われています。それも黄身だけを贅沢に

「日の出たまご」を育むのは、箱根西麓の豊かな自然。あとは、海草、やパプリカ、酵素などからつくられる独自開発の飼料に富士の伏流水。それから目一杯の愛情……。この「日の出たまご」の濃厚さが、チーズケーキの深い味わいを生み出しているのですね。

04| つくっているのは、卵を愛しすぎたお店

画像提供:株式会社村の駅 画像提供:株式会社村の駅

「3年ごしのきみのチーズケーキ」を販売するTAMAGOYAは、たまご専門店。ショップには「日の出たまご」をはじめとするブランド卵、プリンやシュークリームなどの生菓子といった食べ物から、卵から生まれた化粧品まで、卵に関する商品がズラリと並んでいます。

そんなTAMAGOYAにとって静岡県三島市とはどのような場所なのかを聞いてみると、こんな答えが。

「箱根西麓の豊かな自然も近くにあり、鶏を育てるのにとても適した地域です。また、水の都ともいわれており、水がきれいなところも飼育環境として理想的です」。

どこまでも卵のことを考えた、TAMAGOYAらしい視点です。

静岡・三島の「3年ごしのきみのチーズケーキ」、ごちそうさまでした。



TAMAGOYA
所在地:静岡県三島市安久322-1
TEL:0120-54-0831
営業:9:00〜17:00(ショップ)、9:30〜15:30(カフェ)
※「3年ごしのきみのチーズケーキ」は、数量限定販売。オンラインショップでは毎週火曜日12:15〜、店頭では毎週水・日曜日9:00〜。
https://3y-cheesecake.shop-pro.jp/

05| 静岡県三島市の住みやすさをもっと知りたくなった方はこちら

移住や子育て支援が手厚い
静岡県・三島市の住みやすさ紹介

移住や子育て支援が手厚い
静岡県・三島市の住みやすさ紹介

06| 静岡県三島市のことならおまかせ! おすすめの不動産会社

吉田友希

この記事を書いた人

吉田友希 ライター

ご当地お菓子の記事一覧

暮らしのコラムの最新記事

暮らしのコラムカテゴリー