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2022.02.14

利便性と成熟した文化が香る北関東の交通拠点。群馬県 高崎市の住みやすさや治安を紹介

群馬県内で最大の人口を有する高崎市。鉄道・道路とも充実し、日本有数の内陸交通網を誇ります。充実した商業施設に加え、さまざまな文化施設や高崎市に本拠地を構える交響楽団の存在など、高い文化も特徴。また、市内に上毛三山の一つ榛名山があるなど豊かな自然が共存し、農産物の栽培も盛ん。地方都市ならではの様々な魅力が詰まった高崎市の街の概要や、主要駅のアクセス、治安や支援制度などを解説します。

Text:アントレース

Text:アントレース

<目次>
1、高崎の概要:群馬県最大の人口を有する街
2、アクセス:新幹線で東京まで約50分。新潟、金沢へも近い
3、主要駅周辺の様子:高崎駅周辺は官庁があり、商業・文化施設も充実
4、治安と暮らし:住宅地などは安心して暮らせる状況
5、マドリームおすすめ、ファミリーのお出かけにぴったりのスポット
6、高崎市の制度:子育て世代の頼りになる制度や移住支援制度も
7、知っておきたい高崎市の家賃と新築物件の相場

1、高崎の概要:群馬県最大の人口を有する街

広大な関東平野の北西部に位置する群馬県。高崎市はその中南部、東京から約100kmの距離のエリアにあり、群馬県最大の人口を誇ります。となると「高崎は群馬県の県庁所在地なの?」と思われる方も多いかも知れませんが、群馬県の県庁所在地は隣接する前橋市。高崎市は県庁所在地をも凌ぐ人口37万人を擁し、北関東でも指折りの規模の市であり、政令指定都市に次ぐ事務権限が認められている中核都市でもあります。

古くは中山道の交通・商業の要衝として栄えてきた高崎は、現在も鉄道ならば上越新幹線・北陸新幹線をはじめJRが4路線と上越電鉄上信線、道路ならば関越自動車道はじめ高速道路が3線と国道5線が集中。全国でも有数の内陸交通網が整備されており、首都圏各地はもちろん、北陸や日本海側の各エリアへのアクセスがよいのも大きな特徴です。

こうした県内最大の人口やアクセスのよさを反映し、商業施設も充実。JR高崎駅周辺は百貨店や大型家電量販店、専門店や飲食店が立ち並ぶ商店街、さらには主要国道沿いの大型店ショッピングセンターなど、市内でほとんどのショッピングがまかなえるほどの充実度を誇ります。

一方で、市の北西部は丘陵地帯から自然豊かな山間部へと続き、上毛三山のひとつである榛名山の一部も高崎市内になります。山頂の火口湖である榛名湖、中央火口丘である榛名富士などハイキングやキャンプで人気のアウトドアスポットにも事欠きません。さらに桜の名所でもある高崎観音、だるま市で知られる少林山達磨寺、榛名神社などの名所旧跡も数多くあります。

文化面では日本の地方オーケストラの先駆者である群馬交響楽団の拠点が高崎。県庁所在地以外で自前のオーケストラを持つのは日本でも唯一とされ、2019年にオープンした高崎芸術劇場、高崎文化会館など文化施設も充実。高崎マーチングフェスティバル、高崎音楽祭、ストリートライブin高崎『どこもかしこも』など音楽関連イベントも多彩。さらに30回以上の歴史を誇る高崎映画祭、村上鬼城顕彰全国俳句大会といった文化イベントも開催されています。

また、日本一を自称する名物も2つあります。1月のだるま市で関東一円に名を轟かせるだるまの生産で有名なほか、スパゲティを名物メニューとするお店が多いことから「パスタの街高崎」を標榜。市内パスタ店が味を競う「キングオブパスタ」が名物行事です。また、全国の百貨店などでも販売されているガトーラスクで知られる「ガトーフェスタ・ハラダ」も高崎が創業地であり、現在も本社工場や店舗を構えます。

商工業都市の面がクローズアップされがちな高崎ですが農業も盛ん。梅、梨、プラム、桃などの出荷量は群馬県有数。さらにニンジン、白菜、チンゲン菜、キュウリなどの栽培も多く行われています。市内に農産物直売所も多く、自慢の旬の作物を手近で手に入れることもできます。

以上のように、あらゆる面で群馬県をリードする高崎。地方都市の多くが人口減少に直面している中、2010年の国勢調査以降37万人の人口維持しており、都市として大きな潜在力を秘めています。

2、アクセス:新幹線で東京まで約50分。新潟、金沢へも近い

鉄道は、上越新幹線・北陸新幹線をはじめJR高崎線・上越線・信越本線・八高線、上越電鉄上信線が市内を走ります。道路は、道関越自動車道、北関東自動車道、上信越自動車道はじめ、国道17・18・254・354・406号の5路線が市内をカバー。

県内主要エリアへのアクセスは、県庁所在地の前橋まではJR両毛線で15分ほど。絹織物の産地として知られる桐生市まではJR両毛線で約45分、車なら北関東自動車道経由で60分弱。県内人口5位の太田市へは北関東自動車道経由で45分ほどです。さらに県内の名湯である、草津温泉までは車で約1時間半、伊香保温泉までは50分の近さ。自然あふれる尾瀬へも車で1時間40分ほどです。

市内は、高崎駅を基点に群馬バスが市内各所を結んで運行。さらに前橋市をはじめ県内各所を結ぶバスも運行されています。さらにコミュニティバスの高崎市内循環バス「ぐるりん」が20近い路線で運行。民間路線バスと補完しあい交通の便をはかっています。

鉄道での県外へのアクセスの中心となるのは高崎駅。上越新幹線と北陸新幹線のほかJR在来線の高崎線・信越線・上越線・両毛線、私鉄の上信電鉄が乗り入れるターミナル駅です。なお、新幹線は、新潟方面へ向かう上越新幹線と長野・富山・金沢方面へ向かう北陸新幹線に高崎駅で分岐するため非常に便利です。

東京駅までは新幹線で約50分の距離なので、東京都心への通勤も可能。さらに新潟駅までは上越新幹線で1時間15分、金沢駅までは北陸新幹線で1時間50分と観光地へのアクセスも申し分ありません。また、JR在来線でも高崎線に上野東京ライン、湘南新宿ラインの直通電車が乗り入れているので、こちらでも東京都内へ電車1本でアクセスできます。

車のアクセスも、関東自動車と北関東自動車道の分岐点となる高崎ジャンクションがあり、隣接する藤岡市にも上信越自動車道のジャンクションがあるので行動の範囲は大きく広がります。関越自動車道で練馬までは1時間、新潟までは2時間40分。北関東自動車道で水戸までは1時間50分、東北自動車道を経由で宇都宮まで1時間15分。上信越自動車道で長野までは1時間40分、北陸自動車道経由で金沢までも4時間40分となっています。

3、主要駅周辺の様子:高崎駅周辺は官庁があり、商業・文化施設も充実

アクセスの中心となるのは高崎駅。アクセスの項目で紹介したように文字通りのターミナル駅です。駅の周辺はもともと江戸時代の城下町であり、中山道の宿場町でもあったので、市役所や公共施設、文化施設、金融機関、ホテルなどが集まります。

ショッピング施設ももちろん充実。駅の西口を出るとペデストリアンデッキになりますが、それに沿うように北関東最大級のファッションビルである「高崎OPA」、百貨店の「高崎タカシマヤ」、駅ビル内のショッピングセンターである「高崎モントレー」などがあります。さらに西側の高崎市役所はじめ官公庁が集まるエリアには、地元の老舗百貨店である「スズラン百貨店高崎店」、高崎中央銀座商店街などの商店街も。一方、東口側は近年、開発が著しいエリア。ショッピングセンターの「イーサイト高崎」、オープン時に日本最大級の家電量販店として話題になったヤマダ電機「LABI1 LIFE SELECT 高崎」や同じく家電量販店の「ビックカメラ高崎東口店」も。買い物先に困ることはなさそうです。

また、2,027席の大劇場を有し、さまざまな舞台芸術が楽しめる「高崎芸術劇場」、東口ペデストリアンデッキ直結のビル内にある「高崎市タワー美術館」、駅から徒歩3分ほどの「高崎市美術館」などのアート関連施設、世界レベルの大会も可能な「高崎アリーナ」など、文化面でも充実しています。

4、治安と暮らし:住宅地などは安心して暮らせる状況

群馬県内の警察署別治安状況を見ると、刑法犯認知件数、交通人身事故発生件数とも、高崎が県内で一番多くなっています。しかし、人口が県内で最大であることが大きく影響しており、人口1,000人あたりの発生状況を計算すると県内で10位前後となります。これは、高崎駅を中心とした県内でも随一といえる商業エリアを抱えていること。さらに、過去の市町村合併により市域が広大になり自動車の利用が頻繁であることなどが影響しているとみられます。住宅地などの治安はそれほど悪くないといえるでしょう。

5、マドリームおすすめ、ファミリーのお出かけにぴったりのスポット

都会ならではの便利さと雄大な自然をあわせ持つ街、高崎はファミリーで暮らすのに絶好のエリア。マドリームが厳選する、子育て世帯におすすめのおでかけスポットを3つご紹介します。

スポット①:創業50年余の高崎パスタの元祖店「シャンゴ」

市内に50店舗前後のイタリアンレストランが点在し、「パスタの街」を標榜する高崎市。なかでも、その元祖とされ、高崎にパスタを広めたといわれるのが、創業50年余の歴史を誇る老舗のイタリアンレストラン「シャンゴ」。その看板メニューで、創業当時からの伝統のレシピで作られているのが「シャンゴ風」。パスタの上に揚げたてのロースカツがドカンとのり、その上からミートソースがかかったボリュームたっぷりの一品です。

スパゲティは自家製のもっちり太麺で、粗めのひき肉がたっぷりはいったミートソースがパスタにからまります。薄い衣でさっくりと揚げたとんかつとの相性も抜群。「シャンゴ風」と並ぶ人気メニューが魚介類たっぷりのピリ辛トマトスープがくせになる「ベスビオ」。さらに同店が元祖といわれるスープパスタも逸品揃い。家族だれもが楽しめる充実のラインナップです。

スポット②:深い緑に囲まれた「群馬の森」

かつて陸軍の火薬製造所があった場所に、明治100年記念事業の一環として1974年に開園した都市公園。総面積26.2ヘクタールの園内は、1981年に全面供用され、4ヘクタールの広大な大芝生広場や、全国の都道府県の木が立ち並ぶふるさとの道、遊びの広場など、さまざまなエリアが広がります。

広々とした園内には木々が生い茂り、野鳥も多く集まるスポットとしても人気。

敷地内には近代作品が展示されている群馬県立近代美術館や、群馬の文化資料を集めた群馬県立歴史博物館も設けられています。

スポット③:見て、触れて、宇宙と科学が身近になる「高崎市少年科学館」

21mドームのプラネタリウムと、さまざまな体験型の科学展示が並ぶ「高崎市少年科学館」は、子どもたちが楽しみながら科学と接することができる施設です。科学工作教室や天文教室などのイベントも定期的に開催しています。

プラネタリウムは、子ども向けはもちろん、大人まで楽しめる多彩なオリジナル番組も好評です。常設の科学展示では、光の性質が学べるロボット展示や、動かして実験できるボールのサーカス、恐竜くんのひみつなど、いつ出かけても楽しい展示に出合うことができます。

6、高崎市の制度:子育て世代の頼りになる制度や移住支援制度も

待機児童数ゼロを達成している高崎市。手厚い子育て支援を展開中です。「高崎市子育て何でもセンター」では、子育て中や妊娠中の人が、1カ所で気軽に相談ができて必要な支援を受けられます。また、妊娠期や就学前児童のいる家庭にヘルパーを派遣し、家事や育児の支援を行う「高崎市子育てSOSサービス」によって、保護者の育児に関する精神的・肉体的負担の軽減を図り、安心して育児や日常生活を営めることを目的としたサービスを提供中。家事支援や育児支援などが受けられます。さらに、インターネットで高崎市子育て応援情報サイト「ちゃいたか」を運営。地域の子育てに関する情報が集約されており、これから子育てする人や子育て中の人が知りたい情報を手軽に入手できます。

また、広く市内への移住を呼びかけている高崎市。様々な移住支援を展開していますが、注目なのが「高崎市移住支援金制度」。東京圏から本市に移住した東京23区の在住者・通勤者のうち、対象法人に就業した人などに最大100万円を支給しています。

7、知っておきたい高崎市の家賃と新築物件の相場

賃貸マンション・アパートの家賃の目安は下記。

2DK:55,000円
3DK:60,000円
1LDK:75,000円
2LDK:80,000円


新築・分譲一戸建ては

2,000万円台後半

で多くの物件が販売されています。

中古マンションは

築5年~15年以内:2,000万円台
それ以上の築年数:1,000万円台


となります。