公開日: 2022.01.28 最終更新日: 2022.09.09

休日には夜景も楽しめるビジネス&商業の街 川崎市の住みやすさや治安を解説

休日には夜景も楽しめるビジネス&商業の街 川崎市の住みやすさや治安を解説

神奈川県で2番目に人口が多く、政令指定都市でもある川崎市。京浜工業地帯を擁し、工業の街として知られてきましたが、近年では起業支援などにも力を入れ、「ビジネスの街」としての顔も有します。7つある行政区はそれぞれ個性的で異なる顔を持つのも特徴。そんな川崎市の住みやすさや治安を探っていきましょう。

ライター: 殿木真美子

ライター: 殿木真美子

01| 川崎の概要:都心へのアクセス至便! ビジネスと工業の街・川崎

川崎市は神奈川県の北東部に位置し、多摩川をはさんで東京都と接しています。東西に細長い地形で、東は京浜工業地帯が広がる臨海部、西は多摩エリア。北西部の一部を除いて、全体的に平たんな地形です。1972年に政令指定都市となり、東側から川崎・幸・中原・高津・宮前・多摩・麻生区の7つの区があります。全国に20ある政令指定都市の中で最も小さな面積でありながら、擁する人口は約154万人。人口密度が高い街です。

川崎市の特徴は何といっても都心へのアクセスのよさ。JRをはじめ東急線、小田急線、京急線などが南北に走っており、どのエリアからも都心に出やすいのが魅力です。また、戦前・戦後を通じて、京浜工業地帯の中核として日本経済の発展を支えてきた工業都市であり、現在も大企業の主要生産拠点や優れた中小企業が数多くあります

02| アクセスと主要駅:3路線が乗り入れる川崎駅は、川崎市の中心地

川崎駅西口の様子。 川崎駅西口の様子。

川崎市の主要駅は「川崎」駅です。JR東海道線(東京-熱海)、京浜東北線(横浜-大宮)、南武線(川崎-立川)の3路線が乗り入れており、どこに行くにも便利。品川や横浜まで約8分、東京駅へは約18分とアクセスのよさは折り紙付きです。また、川崎駅から徒歩数分の「京急川崎」駅は、羽田空港へ通じる京急本線(泉岳寺―浦賀)と川崎大師に向かう大師線が走っています

駅の出口は東口と西口があり、どちらも再開発などできれいに整備されています。イタリアのヒルタウンをモチーフにした「ラ チッタデッラ」や駅ビル「アトレ川崎」などがある東口は、昔ながらのアーケードのある商店街も残り庶民的な雰囲気。「ラゾーナ川崎」やコンサートホールのある「ミューザ川崎」などがある西口は、2021年5月にビジネス、宿泊、商業施設が集約された「KAWASAKI DELTA(カワサキデルタ)」もグランドオーブンし、ますます便利になっています

03| 川崎市7区ごとの特徴は?

川崎市は区によってかなりその表情が異なります。区ごとに特徴を見ていきましょう。

●川崎区
JR川崎駅を中心とするエリア。最も東側にあり、川崎港とそこに広がる京浜工業地帯を擁しています

●幸区
市の南東部に位置し、JR南武線・横須賀線が縦断。JR尻手、鹿嶋田、新川崎駅(ちなみに川崎駅の西側は幸区)があり、再開発によって鹿島田駅と新川崎駅はペデストリアンデッキでつながりました。7区中最も人口が少ない区ですが、近年タワーマンションなどが相次いで建設されています

●中原区
人口が最も多いのが中原区(約26万人)です。市のほぼ中央に位置し、東急東横線が南北に走っています。主要駅は武蔵小杉駅。JR南武線をはじめ湘南新宿ライン、横須賀線、東急東横線・目黒線などが接続するターミナル駅です。近年再開発によるまちづくりで、タワーマンションのみならず大型商業施設なども続々と誕生しています。

●高津区
多摩丘陵の緑と多摩川の水辺に抱かれた、自然豊かな区です。JR南武線、東急田園都市線・大井町線が走り、主要駅は溝の口駅。東急田園都市線・大井町線の溝の口駅と徒歩2、3分でつながるJR武蔵溝ノ口駅(南武線)を利用すれば、さまざまな方面にアクセスできます。

●宮前区
多摩川に面している部分がなく、一帯が多摩丘陵上に位置しているため、坂の多いエリアです。東急田園都市線が走り、東名高速道路の東名川崎ICがあります。駅は東急線の鷺沼、宮前平、宮崎台の3駅。落ち着いた住宅街が広がります。

●多摩区
北に多摩川が流れ、南には生田緑地などが広がっています。主要駅は小田急線とJR南武線が乗り入れる登戸駅。生田緑地には子どもに人気の藤子・F・不二雄ミュージアムのほか岡本太郎美術館やかわさき宙と緑の科学館、野鳥の森や梅園、ゴルフ場などがあり、一日中楽しめます。

●麻生区
市の最も西側に位置する麻生区。JR南武線のほか小田急小田原線と小田急多摩線が走っています。主要駅は小田急線で新宿まで約20分の新百合ヶ丘駅。駅南口には商業施設が集積し、計画的に開発された住宅街が広がる街です。芸術に力を入れた街づくりをしていて、文化施設が多いほか数々のアートイベントも開催されています。

04| 治安:思ったより治安は悪くないが、川崎区は要注意

「川崎市は治安が悪い」というイメージを持っている人は多いかもしれません。しかし、実際のところ川崎市全体の刑法犯認知件数をみると、2021(令和3)年1月~11月累月暫定値で5,159件と、人口割合でみても他市とほとんど変わりありません

ただし、川崎区だけは治安がいいとは言えないのが事実。川崎駅の近くには競輪場と競馬場があり、周辺には風俗店などもあるため、おのずと治安は悪くなります。区の人口では7区中4番目の川崎区(約23万人)ですが、認知件数は1,706件と他区とダブルスコア以上の犯罪件数となっています。逆に、高級住宅街で知られる麻生区の新百合ヶ丘は風俗営業を禁止していることなどから、とても治安がいい街です。

05| ビジネスと工業の街・川崎ならでは! 休日も楽しめるおすすめスポット3

川崎駅を中心としたエリアで、おすすめのスポットを3つご紹介します。商業施設はもちろん、工場夜景や商売繫盛のご利益もあるお寺など、ビジネスと工業の街ならではのスポットで休日を楽しみましょう。

①駅近で便利な大型商業施設「ラゾーナ川崎」

ラゾーナ川崎プラザ2階の広場ではイベントが開催されている。 ラゾーナ川崎プラザ2階の広場ではイベントが開催されている。

JR川崎駅西口の再開発事業で誕生したラゾーナ川崎は、駅直結のショッピングモール「ラゾーナ川崎プラザ」を中心に、駅前広場やマンション、東芝未来科学館などからなるエリアを指します。2006年に開業したラゾーナ川崎プラザは、5階建ての館内にファッション、シネマ、レストランなど約300店舗があり、駅近くの大型商業施設で何でもそろうので便利。2階にある芝生の屋外広場では、各種イベントやアーティストのライブなどが行われ、市民の憩いの場となっています。

②工場夜景ブームの火付け役。「京浜工業地帯」

京浜工業地帯の夜景は圧巻。 京浜工業地帯の夜景は圧巻。

日本最大の工業地帯である京浜工業地帯は、川崎を中心に東京都大田区、横浜市の港湾部に広がる工業地帯です。10年ほど前からブームとなっている「工場夜景」の火付け役でもあり、市民と川崎港のふれあい施設である「川崎マリエン」から展望する夜景は「日本夜景遺産」にも登録されたほど。その他、工場夜景クルーズやバスツアーなどもあり、すっかり観光資源となっています。

③厄除けや商売繫盛のご利益も。「川崎大師」

初詣といえば川崎大師。 初詣といえば川崎大師。

厄除け大師として知られる川崎大師もおすすめスポットの一つ。川崎大師というのは通称で、正式名称は金剛山金乗院平間寺(へいけんじ)という名前です。厄除弘法大師をご本尊とする真言宗智山派の大本山で、初詣には毎年三が日で約300万人が訪れ、全国トップクラスを誇ります。

川崎大師に続くにぎやかな仲見世通り。 川崎大師に続くにぎやかな仲見世通り。

参道から続く仲見世商店街には、老舗の飴屋やせんべい屋などが軒を連ね、見て歩くだけでも楽しいものです。

06| 起業支援に力を入れ、より発展したビジネスの街へ

KAWASAKI-NEDOのHPより「K-NIC起業相談プログラム」の案内。 KAWASAKI-NEDOのHPより「K-NIC起業相談プログラム」の案内。

産業の街・川崎市では、起業支援に力を入れた「特定創業支援事業」を行っています。川崎駅西口のミューザ川崎にある「K-NIC」は、無料会員への登録で、起業相談やコワーキングスペースの利用、各種イベントなどにも参加が可能。その他、無料相談会や講座、セミナー、専門家派遣などもさまざまな場所、さまざまな起業家を対象に行われています。国内最大級のベンチャー支援施設「かながわサイエンスパーク(KSP)」では、特に成長ポテンシャルの高い企業に対しKSP投資ファンドからの投資などの支援も

また、各種支援事業に参加し要件を満たした人には、事業の立ち上げや拡大に必要な資金を融資する制度や女性・若者・シニアの起業家に有利な融資制度も設けられています。

07| 川崎に住みたいと思ったら、知っておきたい家賃相場と新築物件の価格帯

川崎駅周辺の賃貸マンション・アパートの目安は下記。

1DK:98,000円
2DK:105,700円
1LDK:130,400円
3LDK:168,300円


新築・分譲一戸建ては

3,500万円~6,500万円台

で多くの物件が販売されています。

中古マンションは

3,500万円前後

となります。

08| 川崎のことならおまかせ! おすすめの不動産会社

 殿木真美子

この記事を書いた人

殿木真美子 ライター

マドリームおすすめ 神奈川県の不動産・施工会社

神奈川県の記事一覧

最新の街の住みやすさ記事

都道府県から探す

北海道・東北

関東

関東

東海

近畿

中国・四国

九州・沖縄