
銀座一丁目で個性的な一点物の植物を扱うmokuhonの代表・大和田てるみさんに、
室内で植物を育てるコツを教えてもらいましょう。
「部屋にアクセントを加えたいとき、彫刻やオブジェではなく“植物”を置くのも素敵だと思います」と大和田さん。「植物は成長を見ることができ空気も綺麗にしてくれて、おまけに格好いい。取り入れることで、暮らしが豊かになるのです」
室内で植物を育てるのは難しく思われがちですが、「よほど真っ暗でなければ、樹木でも室内で育ちますよ。あまり日が当たらないならば、耐陰性のある植物を選んだり、LEDライトを点けたりすれば大丈夫」とのこと。
室内で植物を育てる1番のコツは“水やり”です。「水の与えすぎは根が腐ってしまいますので、土が乾いたらたっぷり水を与え、受け皿には水を溜めないようにしてください。特に気温が下がる秋冬は、しっかり乾くまで待つことが大切です」
部屋の温度も時間によってぐんと冷えたりするので、なるべく暖かい場所を選ぶ、床に近いと冷えるので台の上に置くなどの工夫を。
「人が心地よい、と感じるくらいが植物にとってもよい環境。そよ風、ホッとできる室温、適度な潤い。急な変化はNGです」部屋に複数の植物を導入するときは、自分の背丈より高い“シンボルツリー”をまず1本決め、その後で中鉢・小鉢・吊り鉢の順で部屋全体の構成を考えるとうまくいくそうです。狭くて置き場がないならば、吊るすのも一つのアイデア。
「ビカクシダを丸く仕立てて、シャンデリアのようにテーブルの真上に吊るすのも格好いいですよ」そして室内に置くならば器(鉢)も考えたいもの。「器は人にとっての服と一緒。毎日眺めるものなので、インテリアのテイストに合わせて気に入ったものを選んでください」
直接植えると重くて動かしにくいので、元のプラ鉢はそのままに、器を鉢カバーのように使うのが大和田さんのおすすめです。
「最近は雑貨店などでも様々な観葉植物を置いていますが、部屋の向きや日当たり、置く場所などで適した植物は異なります。また、インドアグリーンならばインテリアとの相性もあります。取り入れる時は、きちんと質問に答えてくれる店で、相談していただきたいと思います」







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