好きな国は…
イランの文化に心惹かれますね
南インドにも
深い縁を感じています
旅好きになったきっかけはありますか?
20代の頃、ひとりで屋久島に行ったんです。ひとりだといろんな人が声をかけてくれて、一緒に出かけたり、宿では配膳を手伝ったり、いつもとは違う経験ができました。そこから旅が大好きになったのだと思います。
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どこへ行っても
自分と波長が合うものを
選んでいます
海外にも積極的に出かけていますね。特に興味のある地域はどこですか?
アジアやイスラム圏が好きですね。自分とすごく縁があると思うのは、南インド。初めて行ったとき、帰りの空港に向かうタクシーの中で離れたくなくて泣いてしまいました。イランの文化も大好きで、あと3回は行きたいなと思っています。
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ご自宅には、旅先で買ったものがたくさんあるそうですね。
ほとんどがそうかもしれません。(写真を見せながら)リビングに敷いているのは、イランで買った絨毯です。クッションもイランで買ったもの。壁にかけている布はインドネシアの織物です。
ダイニングテーブルとして使っているのはパリのクリニャンクール(蚤の市)で買った古い床板。人が集まる大きな広間で使われていたもので、お店の人からは「君は長年人が踏んだものを食卓にするのか?」と言われました(笑)。クリニャンクールでは、引き出しも買ったんです。もともと道具箱として使われていたもので、それぞれに引き出しに入っている金具がついています
旅先では、家のどこに置くかをイメージして買うのですか?
絨毯やテーブルはそうでしたが、帰国してから、家にあるものとどうすれば調和がとれるんだろうとやりくりすることもあります。この棚の上に並べているのは、アフリカやブータン、日本で買った置物です。
鶴田さんのご自宅のダイニングテーブル。
パリの蚤の市で購入。
鶴田さんのご自宅。
棚の上にはアフリカ、ブータン、日本など
旅先で気になって購入した物が並ぶ。
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いろいろな国の文化をミックスするのが上手です。
どこへ行っても自分と波長があうものを選んでいるので、共通点があるのかもしれませんね。自分が足を運んだ場所で、その土地の人から買うのが楽しいですね。自分の心がどう反応するかは、その場にいかないとわからないので、ものとも出会いが大切だと思っています。
動画で紹介してもらったブータンのお香は、部屋の中が浄化されるようないい香りでした。
朝、起きるとお香に火をつけて1時間くらい瞑想します。心と身体が整うんです。夜、疲れたなと思うときに焚くこともあります。
鶴田さんにとってお家はどういう場所でしょうか。
自分が一番長くいる場所ですからとても大切にしています。暮らしている街も家も、自分の身体や心に与える影響がすごく大きいと思うんです。だから、物件を選ぶときは、必ず自分で足を運んで風の通りや日当たりも確かめます。集合住宅でも階が違うと雰囲気が違うこともありますから。家はずっといたいくらい居心地のいい場所ですね。
鶴田真由さんのお気に入りはブータンのお香。ジュニパーという植物がメインの香りで、気持ちをすっきりと整えてくれるところがお気に入りポイントだそう。
「南欧の田舎で、ちょっとしたリゾートを楽しむ」をイメージした今回の撮影。小さな花束や南欧をイメージしたインテリアが、鶴田さんの凛とした美しさを引き立ててくれました。