音楽が流れているおうちで育ちました。
いま思えば、とても恵まれた環境
お部屋で無音の時はほとんどない。
何かしら音が流れています
こんな気持ちの時はこの音楽、とか
処方箋のように曲を選んで聴いています
子どもの頃から音楽がとても身近な環境だったそうですね。
父がギターとバンジョー、母はマリンバ、兄はクラリネットを演奏していました。自宅にはCDやレコードもたくさんあって、外で耳にして気になった曲を家でもう1度聴き直すことができたりして、いま思えば恵まれた環境でした。
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レコードはプレスされた国で音が違うので
聴き比べたりもします
撮影にはご自身のヴァイオリンをお持ちいただきました。ヴァイオリンはいつ始めたのですか?
4歳です。大学入学前まで習っていました。クラシック一辺倒ではなく、ジャズヴァイオリンやアイリッシュ音楽も好きでしたね。
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今は音楽とどう付き合っていますか?
聴いて楽しむことが多くて、楽器に触れる機会はかなり減っています。家では、無音の状態はないというくらい、いつも音楽かラジオが流れています。もちろん聴きながら歌うこともよくありますよ。のど自慢番組を観ながら、歌謡曲を一緒に歌ったり……。うまくはないですけど(笑)。
いつも聴いている曲を教えてください。
ロックやクラシック、歌謡曲、アニソン、ミュージカルなどいろいろです。気持ちを落ち着けたい時は、フォーレの『シチリアーノ』をチェロバージョンで聴きます。この曲はもう100万回くらいリピートしているかもしれません。チェロは人の音域に一番近いとされているからか、包み込まれているような気持ちになります。イギリスのチェリスト、スティーブン・イッサーリス氏の演奏をよく聞きます。テンションを上げたい時は、岡村靖幸さんの『あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう』とか、レディオヘッドのジョニー・グリーンウッドは現代音楽やクラシックの要素両方が入っていて好きですし、ウィーザーの『ブルーアルバム』もお気に入りです。クラシックではシベリウスの『ヴァイオリン協奏曲』もよく聴きます。
気分によって聴く音楽を変えていますか?
仕事に向かう車の中では、テンションが上がる曲を聴くことが多いですね。メイク中はビートルズ。目を覚ましたいとき、切り替えたいときなどは、以前は気分に合わせたプレイリストを作っていました。音楽を聴いていると余計なことを考えずにすむので、脳が整理されるような気がします。同じ曲を繰り返し聴くことも多いです。自分への処方箋のように曲を選んでいます。
市川さんにとって家はどんな場所ですか?
ずっといたい場所です。だからメリハリはつけようと思って、寝る時は必ずパジャマに着替えることをルールにしています。ものが多いので、透明なアクリルの箱を買ってきて収納するようにしたら、ものが迷子にならなくなりました。家には自分が好きなものしかないので、自然と自分らしい場所になっています。
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市川紗椰さんのお気に入りはジェルボールペン。文字を書いてよし、イラストを塗ってもよしの優れもので、やる気スイッチのひとつとしても活躍してくれるそう。
表紙のカットで市川さんが持っているヴァイオリンは、ご自身のもの。
いつか市川さんの演奏を聞いてみたい…!