モットーは
“来たときよりも綺麗に”
片付けは、頑張りすぎず
休憩を入れながら
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どんなときに片付けをしたくなりますか?
部屋の模様替えをする延長で片付けをしたくなることが多いです。“これをあっちに置いたらどうだろう?”なんて考えているうちに、突然思い立って整理整頓をしたくなることもあるのですが、そんなときは“自分にとって必要な物を知るタイミング”だなと思います。
新しいものと古いものが
混ざった空間が好きです
片付けも同じ。
何か手放すけれど
新しいものが入ってくる
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整理整頓は“自分と向き合う”機会ということでしょうか?
そうですね。例えば洋服は、そのときどきにより目にとまるものや惹かれる物って変化すると思うんです。ずっとクローゼットにしまってあると、そんな自分の変化に気がつかなかったりするけれど、片付けを通してひとつひとつ手にとってみると、今の自分が落ち着く形というのが分かって、ポジティブな意味でのお別れができます。手放したあとは必要な人のところで、ものが生きると思うんです。
物を手放すことができると、心もすっきりしそうです。
手元に残した物を改めて見返すと、自然と今の自分にしっくりくる物だけが残っていて、今の私が求めているのはこれなんだ、とクリアな感覚に。片付けをする前と終えた後では、ものすごく気持ちが軽くなっている気がしますね。
何を片付けているときが一番楽しいですか?
昔から、アルバムを整理するのが好きです。昔の写真を見返していたら、いつの間にか3時間経っていた、なんてことも。思い出に浸ってしまうから作業はスローペースになりがちですが、アルバムを開くタイミングって、意外と片付けをするときくらいなので夢中になってしまいます。アルバム整理は母がしてきたことなのですが、それを引き継ぎ、たくさんある写真の中から心に残ったものを選んで、大事に残していきたいです。
片付けとはまた別の日常生活の中で、整理整頓の習慣が役立っていることはありますか?
何かを手放し、新しい物が入る隙間をつくるのが片付けだと思いますが、考え方でもそれができていると、常に前向きな気持ちになれると思います。自分の中にずっとある大事なものもあるけれど、そこに新しいものを組み合わせてみようという柔軟さが持てて心も豊かになれたらいいなぁと。
片付けをすると、暮らしにどんな好循環が生まれますか?
夜、とても気持ちよく眠れるようになった気がします。何か考え事があるときって、ベッドの中に入っても考えが巡って、誰しも繊細になってしまうことがあると思うのですが、居る空間次第で心も自ずと落ち着いて、眠りの質も高まるような気がします。それから、私の場合はいつもよりおもてなし精神が働く感覚があります。片付けをすると人を家に招きたくなるし、暮らしの場が人の目に触れる機会があるってとてもありがたいこと。“友達が来るから家をきれいにしよう”という気持ちなら、片付けへのモチベーションも無理なく保てますよね。
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最後に、整理整頓を楽しみながら行う自分なりのコツについて教えてください。
片付けの脳だけで作業せず“これが終わったらおいしいものを食べよう”とか、他のことと結びつけて取り組んでみてはいかがでしょうか。私は、お腹が減ったらやめどき、という風に、お休みしながらよいペースでできるのが理想です。そして、片付けが終わったら床に寝転がって一息つくのが好きです。自分らしい住空間とは、無理をしないということも大切だと思うので、時間がないときはできる範囲での整理整頓を心掛けることにしています。部屋の中を好きな空間にできるのは贅沢な事だと思います。変化していく過程も楽しみながら、空間を整えていけたらよいですね。
福地桃子さんの愛用品は、漬物つぼと梅干の保存容器。好きなポイントや出合いをお聞きしています。撮影でのお気に入りシーンなども聞いているので、ぜひチェックを。
お部屋の片づけやアイロンがけなどの何気ない日常のシーンも、
福地さんが演じると不思議と透明感が。
撮影の合間のリラックスした表情をご紹介します。