でも今は火を使わないLEDやキャンドルウォーマーなどもあり、
暮らしの中の様々なシーンで楽しむことができるのです。
どんなキャンドルをどう使えばよいのか、
キャンドルの老舗・カメヤマ株式会社の菊島友香さんに聞いてみましょう。
キャンドルを日常使いするには、「使いたい場所やシチュエーションを考えて、適したキャンドルを選ぶことから始めてください」と言うのは、カメヤマの広報・菊島さんです。初心者が取り入れやすいのは、意外にもバスタイムだそう。「バスルームは日常生活から離れて1人でくつろげる空間。バスタブに香りのよいバスキャンドルを浮かべたり縁に置いたりすると、ゆったりとリラックスできます」
リビングならば、大きめのキャンドルを高さ違いで置いたり、カラーコーディネートして並べたりするのも素敵です。ティーライトキャンドルをカッティングガラスや透かし模様が入ったホルダーに入れると、炎に合わせて揺らめく美しい影が広がります。炎が心配な場所ならば火を使わないLEDキャンドルという選択肢も。
ベッドルームでは、電気式のキャンドルウォーマーでアロマキャンドルを温めるのもおすすめ。ベッドに入る直前にスイッチをOFFにすれば、しばらくは溶けたロウからよい香りが漂います。
「他にも、安全性が高いパラフィンオイルを使ったロウ垂れがないオイルテーパーキャンドル、音がするキャンドル、ランタンなど様々な種類がありますので、ライフスタイルや場所・季節などで使い分けて楽しんではいかがでしょう?」
なお、キャンドルを使う際には、ファブリックや紙などの燃えやすいものから離れた平らな場所に置く、目の届くところで使う、寝る前には必ず火を消す、といったことに気をつけて。埃がついたままで火をつけると異常燃焼するので、埃や汚れは拭いてから。消す時は芯をピンセットでつまんで溶けたロウにつけすぐ起こすと、嫌な匂いやススが出たりロウが飛び散ったりしないそうです。
「キャンドルの炎は、小川のせせらぎや心臓の鼓動と同じ“1/fゆらぎ”という自然のリズムで揺らめいているんです。また、マイナスイオンも発生するため、リラックス効果があると言われています。何より炎を見ているだけでも、気持ちがあたたかくなりませんか?ぜひ、普段の暮らしの中でもっとキャンドルを使ってみてください」と菊島さん。
キャンドルに火を灯すことで、心がほぐれ温もりを感じ、見慣れたいつもの部屋や日常もちょっと輝いて見えそうです。
※カメヤマ株式会社内比
キャンドルハウス事業部 広報
カメヤマキャンドルハウス 青山店[(一社)日本キャンドル協会 スクール併設]
11:00-18:00(年末年始休業、1・2月のみ木曜定休)
https://www.kameyama-candle.jp/ec/shop/
Instagram @kameyama_candle_house
★直営店は他に三重県亀山市「亀山ハイウェイオアシス館内」、令和6年3月に新店舗オープン予定。