冬はおうちでどんなふうに過ごしていますか？

寒いときこそのんびりダラダラしたいのですが、お片付けをしたりしてついセカセカ動いてしまいます。お部屋はエアコンをつけずに床暖房だけ。それでもお部屋全体があたたかくなるので、もう床暖房なしで冬は過ごせません。冬のイベントが好きで、クリスマスが近づくと、定番の映画を観たりクリスマスソングを聞いたりして、切ないような、ワクワクするような気持ちになります。映画は定番の『ホーム・アローン』。音楽は槇原敬之さんの『冬がはじまるよ』ですね。毎年この時期になると聴いていて、私の冬の定番曲でテンションがあがるんです。

お部屋のインテリアは冬になると変わりますか？

インテリアはもともと目に優しい色のものが多いので、それほど冬用にと変えることはないです。あとはあったか系の衣類を着たり、ソファにふわふわのブランケットを置いたりしています。

ワンちゃんも飼っているそうですね。一緒にいるとあたたかそうです。

もっとたくさんいてもいいかな、とも思います。猫もいいですよね。もふもふに囲まれた生活に憧れます。

お料理もよくつくるとか。冬の得意料理はありますか？

冬は鍋料理が多いです。好きなのはキムチ鍋。適当につくっても美味しくなるところがいいんです（笑）。大好きな唐揚げもよくつくります。料理家の長谷川あかりさんのレシピで、下味が塩とコショウだけのバージョンと醤油だけのバージョンがあって、どちらもすごく簡単なんです。

冬は乾燥が気になりますが、美容面は何か特別なケアをしますか？

冬は特に保湿を大切にしています。ハンドクリームをこまめに塗って、寝る前にはリップマスクを使います。顔は、保湿パックを毎日朝晩していて、パックをつけながら出かける準備などをしています。

冬の撮影では身体が冷えることも多いのでは？

撮影などで、長時間外にいると体が芯から冷えてしまいます。動画で紹介したレッグウォーマーは必需品です。あとは、お風呂が大好きで、撮影から帰ると、休憩をはさみながら1時間くらい湯船につかるようにしています。冬は何度も追い焚きして（笑）。ゆっくりお風呂に入ると翌日の体調が全然違うんです。

12月に3週連続で放映されるドラマ『自転しながら公転する』では主演を務めています。

演じた与野都は30歳で、私よりも年齢が少し上なんです。だけど結婚や出産への焦りをしっかり言葉にする女性なので、何を考え悩んでいるかが分かりやすくて、スッと役柄に入っていけました。いわゆる“普通の幸せ”を手に入れようとして焦っている女性の気持ちを、ひと足先に経験したような感覚でした。自分自身は演じる役柄に日常が影響されるタイプではないと思っていますが、やはり、多少は影響されているのかもしれません。なので、撮影で忙しい日々を過ごしている時ほど、おうちで過ごす時間って大切だなと最近すごく思います。