コノマチ語り―― 住んでみたい“あの街”の魅力

　高松は官公庁や企業の出先機関が集中し、支店経済都市として発展してきました。瀬戸内海に面したウォーターフロントは、JR高松駅と高松港を中心に、サンポート高松として再開発されたエリア。超高層ビルのタワー棟には大手企業の支店などオフィスが入居し、隣のホール棟には国際会議場などのホールやレストラン、ショップが入っています。ここから瀬戸内海の多島美を望む景色は美しく、散策するのも楽しいエリアなんですよ。
　また、ここから南に伸びる中央通りはオフィスが集中し、高松経済の拠点となっています。高松琴平電鉄(通称ことでん)瓦町駅までは、再開発で生まれ変わった高松丸亀町商店街をはじめ7つの商店街が連なり、その長さは約3km弱。有名ブランドショップのほか、ブティックやカフェ、ドラッグストアなどがあり、高松で一番にぎわっている場所です。
　街中はもちろんですが、郊外も起伏がほとんどないので、自転車で走りやすいんです。大都市から引っ越してきた場合、自家用車を持っていない方もいますし、車通勤NGの大手企業も多いので、自転車に適した街は思いのほか便利です。