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LIFULL HOME’S DIY Magとは?

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「LIFULL HOME’S DIY Mag」は、不動産・住宅情報サイトLIFULL HOME’Sがお届けする暮らしの編集力を高めるWEBマガジンです。DIYやセルフリノベ、収納や休日の楽しみ方まで、暮らしを楽しくする情報を写真や動画とともにお届けしています。

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記事監修/LIFULL HOME'S編集部
不動産賃貸や売買の流れから、ライフスタイルのことまで
「住まいの様々なお役立ち情報」を配信しています!

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 みなさんが物件を決めるときの条件はなんですか? 職場や学校からのアクセス、周辺にスーパーがあるかなどの利便性、あとはもちろん家賃も大きな決め手でしょう。そのほかに、「収納の多さ」というのを重要視されている方も実は多いのではないでしょうか。または、引っ越し時にはあまり意識せず物件を決めたものの、住んでいるうちにどんどん荷物が増え、収納スペースが足りなくなった! なんてこともありそうです。そこで、LIFULL HOME’Sが掲載する、収納が少ない部屋で収納スペースをつくり出すアイディア3つを紹介したいと思います。

 1つ目のポイントは「デッドスペースをなくす」。デッドスペースとは、活かされていないスペースのこと。ベッドの下やテレビの上、天井近くなどなど、思い当たる場所はたくさんありますね。ここでの解決策は、もともと収納がついている家具を購入する、というのが一番の手。収納付きのベッドやソファ、テレビボードを選ぶようにして、デッドスペースをなくしていきましょう。
 2つ目のポイントは「突っ張り棒を活用する」。いまでは100円ショップでもいろいろな種類が手に入り、収納ツールとして人気の突っ張り棒。特にトイレや廊下のような狭い空間で活躍するようです。2本を平行に設置し、その上に板やボックスを置けば、あっという間に収納スペースの完成! さらなるポイントとして、突っ張り棒は横だけでなく縦にも使うことができます。カウンターキッチンなどで縦に突っ張らせて、カゴやメッシュパネルで収納場所をつくるのもおすすめです。
 3つ目のポイントは「壁面収納にトライする」。壁は、見落としがちですが大きな収納スペースです。最近ではいろいろな壁面収納グッズがでていて、壁に穴を開けずに設置できるものもあるので賃貸物件でも安心。フックを取り付けて収納場所をつくったり、ラックやカゴを組み合わせて、ちょっとした棚をつくることもできます。壁面収納は“見せる収納”でもあるので、部屋のデザインとしてもうまく使っていきたいですね。

 以上のアイディアを参考に、ワンルームや収納のない部屋でも快適な暮らしを実現してみてくださいね。

世界の名作住宅

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PROFILE

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石井健 Takeshi Ishii
ブルースタジオ執行役員/クリエイティブディレクター
武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業。これまでに600件以上の個人邸リノベーションを手掛ける。テーマ性のある部屋作りを得意とし、「物件から物語へ」をコンセプトにそこに住む人のライフスタイルまでをデザインする。著書に『LIFE in TOKYO』(著者:ブルースタジオ/監修:石井健)など。

フィラデルフィア郊外の住宅地にたたずむフィッシャー邸は、シンプルな立方体を組み合わせた形状とサイプレス(糸杉)に覆われた外観が印象的な美しい住宅です。

設計者は「20世紀最後の巨匠」と呼ばれる、ルイス・カーン。ペンシルベニア州を起点にローコストの公共住宅からキャリアをスタートさせ、やがてはアカデミック施設やインド/バングラディッシュの国家事業まで手がけた人物です。

カーンの建築は四角をはじめ、丸、三角などの幾何形体を緻密かつ大胆に使って、構築されるのが特徴。フィッシャー邸も四角形を駆使して設計されています。

この住宅を構成するのは2つの立方体です。1つはリビングやダイニングなどの部屋がある「リビング・キューブ」、もうひとつは寝室やバスルームなどの部屋からなる「スリーピング・キューブ」。それぞれ「パブリックな空間」と「プライベートな空間」という性格付けがなされており、キューブ同士は45度ずらして接合されています。
生活のプログラムをパブリック/プライベートと分け、シンプルな箱に収める。これらを「角度をずらす」という、たったそれだけの単純な操作によって、空間の機能を整理することに成功し、すっきりとした暮らしを可能にしているのです。

また、フィッシャー邸には、大小さまざまな窓がもうけられており、採光・通風・視線などの役割に合わせて、はめ殺しだったり、大きく開いたりできるようになっています。シンプルな外形をしている分、内部空間には、窓による凹凸が多く生まれていますが、このともすればデッドスペースになってしまいがちなこの空間を利用し、ソファなどの家具や収納を上手に配置することで、すっきりとした空間を作り上げています。

さて、実はこの住宅にはちょっとした秘密があります。それはランドリー室や工房などを有する地下室があるらしい、ということ。生活感のあるものを地下にまとめることで、それ以外の部屋を整然と保てたという側面もあったのかもしれません。

プロに聞く! 暮らしのコツ

監修者プロフィール

本間朝子 Honma Asako
知的家事プロデューサー

自分自身の経験から、時間と無駄な労力を省く家事メソッド「知的家事」を考案し、提唱している。テレビや新聞、雑誌で活躍中。著書に『本間式 置くだけ片づけ』(エクスナレッジ)、『ゼロ家事』(大和書房)ほか多数。毎月「時短家事セミナー」を無料で自主開催している。

http://honma-asako.com/

散らからない仕組みを

掃除しやすいレイアウト

プロに聞く! 暮らしのコツ

テクニック01

テクニック01
キッチンマットを撤廃!?
小スペースのキッチンなら、ものをなるべく床に置かない方がすっきりして見えます。キッチンマットは、油や水はねで汚れるのを防いでくれるアイテムですが、調理後は床に洗浄剤スプレーをかけてフロアモップでさっと拭けば必要ないはず。マットを洗濯する手間も省けて効率的です。

テクニック02

テクニック02
調理グッズは選抜して
キッチンの棚には、同じような調理グッズやほとんど使っていない食器が場所を占拠していませんか。過去1年間に使わなかったものは、思い切って処分しましょう。本当に使う選抜メンバーだけにすれば、すっきりするだけでなく、出し入れがスムーズになって調理がしやすくなりますよ。

テクニック03

テクニック03
片づけは範囲を決めて
片づけのやる気が起きないときは、ごく小さい範囲に絞ってスタートしてみましょう。引き出し1段分だけ、戸棚半分だけなら、短時間でできて達成感を味わえます。よく使う場所から始めると、すっきりとして機能的になったことが実感できるのでおすすめ。思い入れのあるものが入った場所は時間がかかりやすいので、後回しにした方が得策です。

カンタンだから食べたい! 朝&夜ゴハンレシピ

監修者プロフィール

落合 貴子 Takako Ochiai
栄養士・フードコーディネーター。

栄養士免許取得後、自然食品メーカーにてカウンセリングなどの実務経験を経てフードコーディネーターに転身。多くの料理家のアシスタントを務めたあと独立。現在、2児の母親であり、テレビや雑誌などで「優しく・おいしく・楽しく」を心がけたレシピを提案する。キッチンスタジオにて料理教室も開催。

カンタンだから食べたい! 朝&夜ゴハンレシピ

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