マドリーム“自分らしさ”をデザインする暮らしスタイルマガジン

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持っててよかったわたしの愛用品

PROFILE

高山都さん
モデル

モデル、女優、ラジオパーソナリティーなど幅広く活動。趣味は料理とマラソン。「#みやれゴハン」として料理や器などを紹介するインスタグラムが人気。最新の著書は、『高山都の美 食 姿2「日々のコツコツ」続いてます。』。

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料理が好きで、和食も洋食もいろいろチャレンジしていくうちに、器にも興味が湧いてきました。いまでは、我が家にも豊富なバリエーションが。お気に入りは、最近友人からプレゼントしてもらった、陶芸家・石井啓一さんの青いお皿。石井さんの作品は、普段使いしやすく、まさに暮らしに寄り添ってくれるようなものが多いので、以前から気になっていました。ハッと目の覚めるような鮮やかなブルーですが、どこかレトロな雰囲気が漂うのが魅力です。いざ使ってみると、パスタにチャーハン、さらにはデザートを盛り付けても美しく見えるから驚き! ちょっぴりいびつな形と、ターコイズブルーが我が家の食卓にしっくりなじむんです。青は食材にはあまりない色なので、赤や茶の料理に合わせると一気に垢抜けて見えますよ。「ちょっと地味かな」というような食卓では、器の力を借りると手軽にランクアップできるのでおすすめです。

持っててよかったわたしの愛用品

PROFILE

谷尻直子さん
料理家

HITOTEMA主宰/料理家。ファッションスタイリストを経て食の世界へ。代々木上原にある予約制レストラン「HITOTEMA」を運営し、クッキングクラスを行うほか、食やライフスタイルに関する執筆や出演の仕事を行う。著書に「HITOTEMAのひとてま」(主婦の友社)。

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器は、作り手の気持ちを感じるものに惹かれます。陶芸家の青木良太さんは、陶芸では通常扱うことのない金や銀などの素材を使って美しい作品を作り出す方で、友人の紹介で7年ほど前に知りました。個展などを見に行ったりして、青木さんが作る「白い器」の重み、カタチ、質感が好きになりました。普段は、ミニトマトやサクランボ、マカダミアナッツを乗せたり、プリンを作ったり、人参のスパイスマフィンを盛りつけたり。お料理はもちろん、野菜や果物をそのまま乗せても素敵に見えます。日本の食卓に丁度いいコンパクトなサイズ感と、雰囲気のある白、質感の上品さがとても好きです。私が主宰しているレストラン「HITOTEMA」では、現代版の“おふくろ料理”をコンセプトにしていますが、そこでも大活躍です。私の場合、「いいな」と思った器は、一度にだいたい6つ買うようにしています。割れても金継ぎして使いますが、数が足りないとテンションが急降下してしまいますから、あらかじめ多めに用意しておくんです。こちらは直径12cmのものですが、同じ種類の直径5.5㎝のものも持っていて、どちらも愛用中。同じ器でもサイズが違うと表情が変わって見えるのが楽しいですね。

安心して家ごもりできる街

Point1
テレワークで出勤日数が少なくなっても、たまにある通勤を快適にしておくことがベターです。始発駅や特急停車駅、都心に一本で出られるなど、アクセスの利便性に注目しましょう。買い物や遊びに行くにも便利になります。

Point2
家でメリハリをつけて働くには、リフレッシュも大切。大きな公園や、海、山、川など、ふらっと出かけられる場所があると気分転換を図れます。散歩やランニングで運動不足を解消するにも街の景色が後押ししてくれます。

Point3
職住が融合すれば、通勤の距離や時間を優先して住む街を選ぶ必要がありません。都心よりも価格が下がる郊外にも目を向ければ、同じ予算でより広い家、質の高い家に住むことができ、家時間がもっと楽しくなります。

安心して家ごもりできる街

安心して家ごもりできる街

安心して家ごもりできる街

安心して家ごもりできる街

安心して家ごもりできる街

安心して家ごもりできる街

安心して家ごもりできる街

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世界の名作住宅

PROFILE

中山繁信 Shigenobu Nakayama
建築家。1942年栃木県生まれ。法政大学工学部建築学科卒。法政大学大学院建設工学科修士課程修了。宮脇檀建築研究室、工学院大学建築学科伊藤ていじ研究室助手を経て中山繁信設計室(現T.E.S.S.計画研究所)開設。2000年~2010年工学院大学建築学科教授。工学院大学建築学科非常勤講師、法政大学建築学科非常勤講師。主な著書に「図解 世界の名作住宅」(2018年、エクスナレッジ)、「窓がわかる本」(2016年、学芸出版社)など。

 「ルイス・バラガン邸」は2004年に世界遺産に登録されたメキシコが誇る名作住宅です。ピンクや朱色の壁が、メキシコの強烈な日差しに映えます。プリツカー賞の第二回受賞者、ルイス・バラガンが自分のために設計したこの住宅は、メキシコ伝統の建築様式とモダニズム建築様式を融合させたことで知られます。映画「リメンバー・ミー」の舞台と言われるまち・グアナファトのカラフルな家のように、ルイス・バラガンはメキシコの感性を生かした家を創りました。
 裕福な地主の家に生まれたバラガンは、20代半ばにスペインやフランス、モロッコを旅行。地中海文化、とりわけスペインのアルハンブラ宮殿のイスラム装飾や庭園・水景に影響を受けたようです。帰国後、農園管理をしながら設計を行い、20代の終わりに再度渡欧。パリでコルビュジェのワークショップに出席し、モダニズム建築に傾倒します。その後、不動産開発で財を成したバラガンは、1947年から自宅の建設を始めます。
 敬虔なカトリックだったバラガンは、生涯結婚しませんでした。バラガン邸内部の特色は、十字架を模した窓サッシのある吹き抜けのリビング。そして開放的なリビングとは対照的な、天井が低く、狭い食堂です。バラガン自身は、リビングよりも修道院のようなこの食堂を好んだそうです。バラガンは「静けさこそが、苦悩や恐怖を癒す薬です。静謐な家をつくることが、建築家の義務なのです」と言っています。東向きの採光窓は、メキシコの強烈な日差しを柔らかく取り入れます。壁は鮮やかなピンク色ですが、柔らかな光で静けさが漂います。身長190cmの大男だったバラガンが、独り静かに食事を取っていたことを考えると、住宅は「こもる」ためにあるのだと感じさせられます。
梅雨の日本では雨が外出をためらわせますが、メキシコは肌を灼く日差しが人々を家にこもらせます。淡い光を楽しめる日本の住まいは、孤独を愛したバラガンにふさわしいかもしれません。

1分動画でわかる!暮らしのHowTo

LIFULL HOME’S DIY Magとは?

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「LIFULL HOME’S DIY Mag」は、不動産・住宅情報サイトLIFULL HOME’Sがお届けする暮らしの編集力を高めるWEBマガジンです。DIYやセルフリノベ、収納や休日の楽しみ方まで、暮らしを楽しくする情報を写真や動画とともにお届けしています。

https://diy.homes.jp/

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知っておきたい!気になる住まいのトレンド事情

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記事監修/LIFULL HOME'S編集部
不動産賃貸や売買の流れから、ライフスタイルのことまで「住まいの様々なお役立ち情報」を配信しています!

http://www.homes.co.jp/cont/

 パソコンやスマホを通して、家にいながら物件の見学ができる「オンライン内見」。実際にどのようなサービスなのか、Q&A形式でオンライン内見の担当者が解説しています。
 担当者いわく、オンライン内見は“ライブ配信”のようなイメージで、実際に不動産会社のスタッフが部屋を紹介していきます。ビデオ通話なので、リアルタイムでコミュニケーションを取ることができ、実際の見学と同じように質問などもできるようです。
 具体的には、窓から見える景色や日当たり、コンセントの位置や数など、確認しておきたい内容を伝えれば、代わりに見てもらうことができます。部屋のなかで気になる場所を、採寸してもらうことも可能。さらには、最寄り駅から物件までの道のりがどんな様子なのか、実際に見ながら伝えてもらうことができます。
 オンライン内見の流れは、意外と簡単。LIFULL HOME'Sで「オンライン内見可」の物件を探し、詳細ページから予約や問い合わせができます。メール送信フォームに必要事項や希望日時を記入。不動産会社スタッフと日時を調整し、メールにて届くオンライン内見の利用方法をチェックしておきます。当日、予約の時間になったらビデオ通話の画面にアクセスすると、オンライン内見がスタートします。カメラのオン・オフ切り替えが可能なので、自分の顔は写したくないという方は、通話のみで参加が可能です。
 ほかにも、LIFULL HOME’Sの記事では、費用の有無や所要時間、また複数人での参加が可能かなど、利用について16項目のQ&Aを掲載しています。外に出られないときや時間を有効活用したいとき、オンライン内見を賢く利用してみてはいかがでしょうか?

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