川西市に住めば毎日が快適！ 休日はアウトドアライフも楽しめる、川西市の住みやすさ＆治安

自宅からすぐそばに自然を感じられる川西の街

川西市は兵庫県の東南部に位置。東は大阪府池田市と箕面市、西は兵庫県宝塚市と猪名川町、南は兵庫県伊丹市、北は大阪府能勢町と豊能町に隣接しています。

東西はコンパクトで、南北に細長い地形が特徴。市の中央に猪名川が流れ、北からぐるりと山々に囲まれて自然豊か。一部は猪名川渓谷県立自然公園に指定されています。南部はフラットな地形で、市の中心街になっています。

恵まれた環境から、大阪、神戸のベッドタウンとして開発が進み、住宅地も住宅数も充実。この界隈で戸建てを持つなら必ずといっていいほど候補になる街です。持ち家率は約80％と、全国でも高い割合を誇ります。

また、川西市はあの「三ツ矢サイダー」の発祥地なのです。1884（明治17）年、今の川西市平野で湧き出た天然鉱泉をビン詰めし、「平野水」として製造したのが始まり。現在は、「旧三ツ矢記念館」と「源泉地室」が残り、2019年に川西市の登録文化遺産第一号に認定。記念館のそばには「三ツ矢の塔」が現存しています。

２路線が乗り入れ、バスターミナルもある川西能勢口駅

川西市は大阪、神戸、宝塚へのアクセスがよく、通勤、通学、お出かけに便利。電車は阪急電鉄宝塚本線、能勢電鉄妙見線・日生線、JR福知山線の3路線があります。

メインステーションは、阪急電鉄と能勢電鉄が乗り入れる川西能勢口駅で、大阪キタの大阪梅田駅に約20分でアクセス。宝塚歌劇団や温泉などがあり、全国的にも有名な宝塚駅には約10分でアクセスできます。

能勢電鉄は日生ニュータウンをはじめ、川西市の北部の猪名川町や能勢町に広がる住宅地にアクセス。沿線は妙見山をはじめ自然豊かなスポットへの入り口にもなっているので、ハイキングなど休日のお出かけに便利です。

JR福知山線川西池田駅からは、大阪の中心地である大阪駅に約10分とスピーディーにアクセス。川西能勢口駅とは、屋根付きの歩行者専用連絡橋でつながっているので、日差しや雨を避けて徒歩10分足らずで行き来できます。

道路網は阪神高速池田線や国道176号線が走り、都心部にも、遠方にも、車でスムーズに移動可能。阪神高速池田線が通る猪名川にかかる新猪名川大橋は、コンクリート製の斜張橋としては国内最大。長さ400メートル、主塔の高さは路面から90メートル、56本の白いケーブルでつり下げられていて、大きなハープのように見えることから「ビッグハープ」と呼ばれています。

駅直結で買い物しやすい川西阪急とアステ川西

川西能勢口駅前は、大型の商業施設が集結。にぎやかですが、どこか上品な雰囲気が漂うのも川西らしさでしょう。

その代表的な存在が、関西屈指の百貨店・阪急百貨店「川西阪急」。“デパ地下”から衣料品、高級装飾品まで揃い、地元でデパート・ショッピングを満喫できます。

隣接する「アステ川西」は、衣食住に関するあらゆるショップが充実しています。１階の広場ではさまざまなイベントが通年開催。3階には花と緑あふれる憩いのスペースもあり、買い物帰りに一息つくこともできます。

「西友」や「KOHYO（コーヨー）」といったスーパーも駅前にあり、便利。もちろん、住宅街周辺にも「イオンタウン川西」などのスーパーが充実しています。

川西市の2021年度の犯罪認知件数は633件。人口1,000人あたりの犯罪件数は 4.171 件です。兵庫県の都市では治安は良好といえるでしょう。

犯罪件数が多いのは自転車窃盗。駅前や周辺施設には自転車置き場が充実しているので、きちんと駐輪して、施錠も忘れずに。

自然豊かな分、灯りが少ない場所もあるので、夜遅くの一人歩きには注意しましょう。

川西市は緑あふれる公園やキャンプ場が多数。歴史深い街でもあり、寺社仏閣や祭事なども充実しています。そこで、子どもも大人も楽しい、ためになる魅力的なスポットや行事をセレクトしました。

川西市には市内のいたるところに公園があり、子どもを遊ばせたり、散策したりするのに困ることはありません。川西市の代表的な公園を紹介しましょう。

・キセラ川西せせらぎ公園

写真提供：川西市

川西能勢口駅の北側にある公園。さまざまな世代が集い、ふれあう新しい街として整備が進む「キセラ川西」にあります。駅から近いので気軽に遊びに行けるのがポイント。広大な芝生エリア、里山エリアなどを有し、使い方は市民の意見を反映。年齢を越えた子どもが共に遊ぶプレーパーク、ホタル復活プロジェクトなど、多彩なワークショップが開催されています。

・出在家健幸公園

写真提供：川西市

2018年、旧松山浄水場跡地に開設した公園。「健幸」という名前の通り、子どもの成長や発達を促す遊具が揃い、園路を健康のためのジョギング・ウォーキング用に整備。園内にはお花見エリアも完備しています。桜の時季はお弁当を持ってのお花見に最高です。

・ドラゴンランド

写真提供：川西市

阪神高速池田線の高架下に設けられた長さ133メートルの遊具。川西の歴史と深く関わる「龍」をモチーフに大きくうねる遊具の中をどんどん突き進んでいくことができます。途中に滑り台やリングのはしごなどもあって、楽しさいっぱい。暑い日も雨の日も遊ぶことができると、川西の子育てファミリーに人気です。
※利用対象年齢は6歳から12歳まで

・知明湖キャンプ場

写真提供：川西市

知明湖の湖畔にある川西市立のキャンプ場。フラットな芝生広場や水遊び用に整備された川など、小さな子どももアウトドアを楽しめるように配慮されています。もちろん、本格的なキャンプ、BBQも可能です。

写真提供：川西市

大河ドラマにも取り上げられている源頼朝を輩出した武門一族・清和源氏の発祥地でもある多田神社の祭り。頼朝をはじめ源氏ゆかりの武将、巴御前、常盤御前、静御前などが馬に乗って行列。時代絵巻を繰り広げ、市民の恒例行事になっています。

写真提供：川西市

銅の製錬を生業としていた平安家の邸宅を利用して造られた郷土館。大正時代の和風建築の旧平安邸（国登録文化財）は当時の繁栄を物語る贅沢さ。また、この場所に移築された明治―大正時代の応用化学者・実業家で川西市に暮らした平賀義美博士の邸宅・旧平賀邸（国登録文化財）も見どころ。当時は珍しい洋風建築で、ドラマや映画のロケにも利用されています。市内の小中学生は無料で見学できるのもポイント。

川西市は子育て世代にやさしい、住みやすい街を目指しています。制度としては、小学3年生まで医療費が無料、未就学児の所得制限なしの「乳幼児等医療費助成制度」、小学4年生から中学3年生まで医療費無料の「こども医療費助成制度」があります。

写真提供：川西市
蔵書豊富。読書スペースもゆったりとした川西市立中央図書館

川西能勢口駅に直結する「アステ川西」に、「子育て支援ルーム」を設置。未就学児とその保護者が気軽に集える場で、支援ルームスタッフが常駐。子どもを遊ばせたり、子育てに関する相談をすることが可能です。

さらに「アステ川西」には川西市立中央図書館もあり、子ども用の本の貸し借りに便利です。

写真提供：川西市
演奏会や子ども向けのイベントも開催される「キセラ川西プラザ」

川西能勢口駅の北側にできた「キセラ川西」では、川西市独自の取り組みが行われています。それが「ふクレル」。サイズアウトした子ども服の有効活用により、子育て支援とごみ減量意識の向上を目指すリユース事業です。

写真提供：川西市
まだまだ着られるかわいい服が揃う「ふクレル」の譲渡会

着られなくなった子ども服を活用してほしい人は、市内の保育所・幼稚園・小学校などに設置された回収ボックスに寄付を。子ども服が欲しい人は随時開催される譲渡会に参加すれば、無料で譲渡（1家族10点まで）してもらえます。

川西の家賃や新築物件の相場は次の通りです。

賃貸マンション・アパートの家賃相場

ワンルーム　5.42万円
1K 4.91万円
2LDK 8.81万円
3LDK 10.43万円

新築・分譲戸建ては

2,590〜5,580万円

中古戸建ては

20年以上1,615万円～
5～10年以内3,269万円～

から多くの物件が販売されています。

中古マンションの場合は、

20年以上1,533万円～

で販売されています。

持ち家率が高いこともあり、戸建てが人気。とくに駅周辺は競争率が高いかも。古くからの住宅街なので、中古戸建てを購入し、リフォームするニーズも多数です。マンションもファミリー用が充実し、人気です。家賃、価格はややバラつきがあるので、信頼できる不動産店にしっかり相談を。