公開日: 2022.10.28 最終更新日: 2022.10.31

琵琶湖を眺めてリフレッシュ。アクセスもよい滋賀県大津市の住みやすさ&治安を紹介

琵琶湖を眺めてリフレッシュ。アクセスもよい滋賀県大津市の住みやすさ&治安を紹介

滋賀県大津市

日本のほぼ真ん中に位置し、近畿地方の東部にあたる滋賀県。大津市はその県庁所在地であり、日本一面積の大きい湖・琵琶湖の西岸から南岸にわたり南北に細長く広がります。京都中心部とは10kmほどしか離れておらず、電車で10分ほどの距離、大阪中心部へも40分ほど。京阪神地区への通勤・通学に便利で、県庁所在地としての都市機能も充実。しかも手近に自然があふれているので、オフのリフレッシュにも最適。オン・オフのメリハリのある充実した生活が送れる都市といえます。

Text:アントレース

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01| 大津市の概要:歴史と自然、都市機能が一体に

琵琶湖沿いに広がる大津市 琵琶湖沿いに広がる大津市

滋賀県の県庁所在地である大津市は人口約34万人。滋賀県内では唯一の中核市です。中核市とは、全国に62の都市しかなく、県から多くの事務が移譲されています。そのため、より市民に身近な行政サービスが提供できるのが強みです。

日本最大の湖で滋賀県の面積の6分の1を占める琵琶湖。大津市は、その西岸から南岸にかけて南北約46kmにわたり細長く広がります。市域の多くは森林や山地となっており、比叡や比良などの山々と琵琶湖に挟まれた湖岸部分の細長い平地に市街が続きます。京都市とは南北に伸びる比叡山を挟んで向かい合っており、両市の中心部は10kmほどしか離れていないません。

比叡山延暦寺 比叡山延暦寺

大津市は本州のほぼ中央に位置しており、古くから交通の要衝として、人と物資が行き交ってきた地域。667年に天智天皇が近江大津宮に遷都し、平安京が誕生すると、東の玄関口になりました。そして、石山寺、延暦寺や日吉大社などが建立され、仏教文化が花開いたのです。中世には水陸交通の要となり、江戸期には宿場町として栄えました。こうした背景から、世界文化遺産に登録されている比叡山延暦寺をはじめ、三井寺や石山寺などの歴史遺産が数多く点在。また、浮世絵師・安藤広重の風景画で知られる『近江八景』のうち7つが大津市内にあるなど、美景の地として知られます。

安藤広重の『近江八景』 安藤広重の『近江八景』

一方、近年は琵琶湖と山々の魅力を活かしたリゾートエリアとしても人気。湖ではラフティング、ウィンドサーフィン、カヌー、フィッシングなどのウォーターアクテビティ、周辺エリアではトレッキング、登山、サイクリング、ランニング等が楽しめます。琵琶湖の姿が一望できるびわ湖テラスをはじめ、リゾート・観光施設の充実にも目を見張るものがあります。

琵琶湖ではウィンドサーフィンが楽しめる 琵琶湖ではウィンドサーフィンが楽しめる

このように、湖畔と山並みが描き出す風光明媚な地でありながら、各地へのアクセスのよさも大津市ならでは。京阪神の主要エリアへ通勤・通学が可能なのも大津市の大きな特徴です。さらに、県庁所在地として都市機能も整っているので、大津を拠点に仕事をすることも可能。京都・大阪方面へ通勤しつつ、琵琶湖などの美景を眺めながらのテレワークを取り入れ、オフの日は手近な自然や文化遺産に親しむ。そんなバランスのよい暮らしが叶うのが大津市の最大の魅力でしょう。

02| アクセスと主要駅:京都へは約10分とアクセス良好

JR大津駅外観 JR大津駅外観

大津市のアクセスの中心となるのはJR琵琶湖線の大津駅です。新快速を利用すれば、京都駅までは約10分、大阪駅までは約40分、神戸駅までは約70分となっています。また、名古屋駅までは、京都で新幹線に乗り換えれば約50分となっています。市内の琵琶湖線の駅は、膳所、石山、瀬田の3駅もあります。

京阪電車京津線の車両 京阪電車京津線の車両

市内には、そのほかJR湖西線、京阪京津線・石山坂本線が走っており、路線バスも京阪、近江鉄道をはじめ各社のバスが運行。市内の観光地はもとより各種公共施設や主要部をカバーしています。

道路網も発達しており、市内に名神高速道路の大津、瀬田西、瀬田東の各インターチェンジがあるので、名古屋・東京方面、京都・大阪方面への車でのアクセスも良好です。

03| メイン駅周辺の様子:「大津駅」と「びわ湖浜大津駅」

滋賀県庁舎 滋賀県庁舎

・大津駅

大津駅は滋賀県庁をはじめ、大津地方裁判所、滋賀県警察本部などがある行政的な中心駅です。駅直結の商業施設である「ビエラ大津」がありますが、その他に目立った商業施設はなく、あくまでも官公庁関連の施設への最寄り駅としての機能を果たしています。

菱屋町商店街の入り口 菱屋町商店街の入り口

・びわ湖浜大津駅

一番近くの繁華街は、大津駅から歩いて15分ほどの、京阪電気鉄道の停留場・びわ湖浜大津駅の周辺。もともとは東海道本線の最初の大津駅だった歴史をもつ場所です。現在も浜大津地区の中心であり、琵琶湖に面した大津港もすぐそばです。なかでも賑やかなのがナカマチ商店街。大津市の中心部、丸屋町、菱屋町、長等の3商店街からなり、全長約550mに約90の店が軒を連ねます。琵琶湖で取れる魚などを扱う川魚専門店や江戸時代から続く漬物店、300年以上続く酒店など、大津の歴史を物語るお店が建ち並びます。

市内には全部で28の商店街があり、なかでもJR石山駅や京阪大津京駅、JR膳所駅、JR堅田駅周辺には多彩なお店が揃い、買い物には不自由しません。

04| 治安:大阪、京都に比べて格段と低い犯罪率

大津市の犯罪発生件数の推移を見ると

2017年 2,019件
2018年 1,863件
2019年 1,729件
2020年 1,571件
2021年 1,611件


と、近年は着実に減少してきましたが、2021年に入って下げ止まりの様相です。

犯罪率(人口1万人あたりの刑法犯の認知件数)を見ると、2021年が47件となっています。滋賀県全体の犯罪率が41件なので、県内では高い方にあたりますが、これは県庁所在地であり、多くの住宅街、繁華街があるためと思われます。ちなみに、2021年の大阪府の犯罪率は71件、京都府は72件となっており、滋賀県並びに大津市の犯罪率の低さがわかります。安心して暮らせる街といえるでしょう。

05| オフを満喫! 大津市でやりたいことスポット3選

ウィークデーは京都・大阪方面へ出勤したり、自宅でテレワークしたり。週末や休暇は地元でオフタイムを満喫。そんな暮らし方を実現できる大津市で、週末に実践したい過ごし方をご紹介。

①琵琶湖の魅力をサイクリングで満喫「ビワイチ」

日本中の自転車好きが集まるビワイチ 日本中の自転車好きが集まるビワイチ

日本最大の広さを誇る湖・琵琶湖。その魅力を体感するならば、湖岸沿いのサイクリング「ビワイチ」がおすすめ。

琵琶湖1周は約200km。湖の南部の細くなった部分に架かる琵琶湖大橋より北の「北湖(ほっこ)」1周ならば約160kmです。経験豊富な健脚サイクリストならば1日での周遊も可能ですが、休憩しながら各地の名所に立ち寄ったり、名物グルメを楽しんだりする1泊から2泊の旅がおすすめ。

でも、大津市に住んでいれば、区域を 自分のペースで区域や興味でルートを分けて、何度も気軽に走れるのがよいところです。

低速コースと上級コースにわかれているため、初心者でもトライしやすい 低速コースと上級コースにわかれているため、初心者でもトライしやすい

低速コースと上級コースにわかれているため、初心者でもトライしやすい琵琶湖の回りを走る場合は、反時計回りがおすすめ。自転車は左側通行なので、反時計回りのほうが水辺に近いところを走れ、交差する道も少ないのでスムーズな走行が可能です。

琵琶湖1周のコースは、初・中級者がゆっくり走るために、車が少ない道路や自転車歩行者専用道路を走る「低速コース」と、サイクリング上級者向きで主に車道を走る「上級コース」の2種類があり、サイクリングマップも用意されています。

②巨大な琵琶湖を北から南まで一望できる「びわ湖テラス」

琵琶湖を一望できるびわ湖テラス
©Alpina BI Co., Ltd. All Rights Reserved. 琵琶湖を一望できるびわ湖テラス
©Alpina BI Co., Ltd. All Rights Reserved.

京阪神地区に最も近いスキー場として知られ、大津市内の琵琶湖西岸の比良山地にある「びわ湖バレイ」。スキーだけでなく、様々なアクティビティがオールシーズン楽しめる人気のマウンテンリゾートです。なかでも注目なのが、標高約1,100mの打見山山頂にある絶景スポットの「びわ湖テラス」

びわ湖バレイ山麓駅からロープウェイで約5分の空中散歩を楽しみ山頂駅へ。広大なテラス空間からは、琵琶湖を北から南まで一望することができます。3段構造のウッドデッキになっているグランテラスにはカフェやグリルダイニングも。眺望を楽しみながらお茶や食事も可能。一方、琵琶湖の北側の雄大な眺望が広がるのがノーステラス。有料のソファ席やカフェもあります。

Cafe 360からは日本海側の山々までを見渡せる
©Alpina BI Co., Ltd. All Rights Reserved. Cafe 360からは日本海側の山々までを見渡せる
©Alpina BI Co., Ltd. All Rights Reserved.

さらに、ロープウェイ山頂駅から2つのリフトを乗り継いでいく、標高1,174mの蓬莱山山頂には「Cafe360」があります。こちらにはアーチ状のウッドデッキから360度の視界が広がり、琵琶湖をはじめ京都や大阪の街並み、日本海側の山々までの大パノラマを一望できます。

③芭蕉ゆかりの歴史スポット。近江八景の「堅田落雁」

京都の宇治橋、山崎橋と並び日本三古橋のひとつとして知られる、瀬田の唐橋 京都の宇治橋、山崎橋と並び日本三古橋のひとつとして知られる、瀬田の唐橋

琵琶湖の周辺は、周囲の山々とも相まって風光明媚な景色に事欠きません。なかでも秀逸な景色として知られるのが「近江八景」。室町時代に、現在の中国湖南省にある洞庭湖の八景にちなんで、関白近衛政家が選んだと伝えられており、江戸後期の浮世絵師である安藤広重の風景画により広く知られるようになりました。

琵琶湖の北側から反時計回りに、比良暮雪(ひらのぼせつ・比良山系)、堅田落雁(かたたのらくがん・浮御堂)、唐崎夜雨(からさきのやう・唐崎神社)、三井晩鐘(みいのばんしょう・三井寺)、粟津晴嵐(あわづのせいらん・粟津原)、石山秋月(いしやまのしゅうげつ・石山寺)、勢多(瀬田)夕照(せたのせきしょう・瀬田の唐橋)、矢橋帰帆(やばせのきはん・矢橋)の8か所となっており、矢橋帰帆以外の7か所が大津市内です。

湖上のお堂が絶景として知られる浮御堂 湖上のお堂が絶景として知られる浮御堂

往時の情緒を今に伝えるのが、堅田落雁で名高い浮御堂(うきみどう)です。琵琶湖の最もくびれた部分から橋を渡して建てられており、湖面に浮いているように見えるのが由来。寺名を海門山満月寺といい、創建は平安時代後期。現在の建物は1937年に再建されたものです。松尾芭蕉が船で湖上から訪れ、『鎖(じょう)あけて 月さし入れよ 浮御堂』と詠んだことでも知られます。周辺は堅田の古い街並みが残っており、街歩きも楽しめます。

06| 独自の支援制度:子育てのベースになる施設が充実

大津市へ転入した子育て世代の家族には、子育てに関する情報をまとめた冊子「子育てハンドブック大津っ子」を配布。また、子育て施設情報や子育てイベント、健診や予防接種の知らせなど、子育てに関する情報を気軽に確認できるアプリ「とも☆育」や、子育て総合支援センターゆめっこの情報「ゆめっこ通信」など、さまざまな手段で市の子育て支援制度や施設について情報を発信しています。また、ユニークな独自の施策を展開しています。

・赤ちゃんの駅
外出先で急なおむつ替えや授乳の場所を確保するなど、赤ちゃんを連れたお出かけ先で困ったことがあれば場所の提供などをしてくれる事業所や施設。そこには「赤ちゃんの駅」ステッカーが掲出されており、いざという時に頼りになります。商業施設から保育園、各種事務所など、市内各地域に100か所近く点在します。

・大津市子育て総合支援センター ゆめっこ
市内在住の就学前の子どもとその家族を対象とした施設。子育て相談、あそびと体験、地域の子育て応援、子育て応援ボランティアの養成、子育て情報の収集・発信といった活動を行っています。

ほかにも、就学前の子どもと家族を対象にした遊び場「つどいのひろば」、保育園・幼稚園による「子育てステーション」、18歳未満の子どもが対象の「児童館」、さらに公民館・コミュニティーセンターでは子ども参加型の各種講座などを開催。地域全体で子どもたちを見守り、子育てを助ける体制づくりを推し進めています。

07| 大津市に住みたいと思ったら、知っておきたい家賃相場と新築物件の価格帯

滋賀県大津市の家賃や新築物件の相場は次の通りです。

賃貸マンション・アパートの目安は下記。

2DK:75,000円
3DK:85,000円
1LDK:80,000円
2LDK:90,000円


新築・分譲一戸建ては

2,000万円台後半

から多くの物件が販売されています。

中古マンションは

築5年~15年以内:3,000万円台前半
それ以上の築年数:2,000万円台後半


となります。

08| 大津市で家を建てるなら、こちらがおすすめ

アントレース

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