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「夫の通勤の関係で、以前より狭い部屋に引っ越しました」という、こずこずさん。今までよりも面積が12平方mも狭くなると知ったときには、「モノが減らせる!」とうれしくなったそうです。
籠やメタリック家具、海外旅行で出会った布などが好きで、「つい欲しくなる」というこずこずさんは、好きなものを手元に置きつつも「モノに過剰に執着することはありません」。それができるのは「モノを買うときも手放すときも理由を分析する」からだそう。「特にモノを捨てるときは、よく考えないでただ減らそうとすると、リバウンドするケースも多いのです」。引っ越しの際には二つあった大好きなメタリックのごみ箱も、十分考えた上で「部屋が狭くなったら一つで十分」と判断。納得の上で一つは手放しました。
モノが少ない部屋は、42平方mの空間に二人で暮らしているとは思えないほど広々とした印象に。本当に必要な物・好きな物だけがある今の生活が心地よいそうです。
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「子どもの頃は、母親から片づけなさいとよく言われていたんです」。どうして自分は片づけられないのだろうと悩んだこともあったというともこさん。でも、「たとえば可愛い文房具をたくさん集めても全部は使いきれない」と気づいた中学生の頃から、モノを買うことに慎重になり、だんだんと自分なりの整理のやり方が身についていったそう。
一人暮らしを始めたころ、自分の身の丈に合った部屋を探したらおのずと小さなスペースに。ただ、住んでみるとコンパクトな分、モノの管理や掃除の手間も少なく、メリットを実感したといいます。
極力、収納家具を置かずに済むように部屋を探すときの必須条件は、畳の長辺とほぼ同じ長さである、一間(けん)程度の収納がついていること。「この部屋は設計士さんのこだわりで、あちこちに収納があるんです」と扉を開けると配電盤の下に調味料が並んでいます。
モノが増えない暮らしをしているともこさんも、趣味の器と書籍だけは我慢せずに購入するそう。ただ、「最近は、本をほとんどKindleで読むので、場所の心配がなくなりましたね」と笑顔で語ってくれました。
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社会人二年目のまりえさんの部屋は、入社した会社が借りてくれた1K。「北東向きなので、日当たりはあまりよくないんです」とのことですが、黄緑色の壁が印象的な部屋は、明るく感じます。「収納がクローゼット一つしかないので、モノは増やさないようにしています」。
子どもの頃から、部屋をきれいにしていたそうで、一人暮らしをしていても週に二回は掃除機をかけるそう。お部屋をきれいにするコツは「床にものを置かないようにすること」だとか。
まるで、備え付けのように部屋の雰囲気ぴったりのソファーベッドはニトリで購入。仕事柄インテリアにも興味があるというまりえさんは、「ネットでほかの人のインスタグラムで素敵な部屋を見て勉強してます」とのこと。備え付けの壁のフックに吊るした何気ない写真や先輩の結婚式の招待状が楽しさを演出しています。
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