Q1 スケルトンリフォームは、どんなマンションでもできる？

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マンションの構造は主に、柱と梁で骨格を造る｢ラーメン構造｣と、床や壁の面で建物を支える｢壁式構造｣の2種に分かれます。｢ラーメン構造｣は中高層マンションでよく採用されている構造で、スケルトンにすることは可能。一方、5階建て以下の低層マンションに多い｢壁式構造｣は、撤去できない厚い耐力壁があり、大きな間取り変更は困難となります。また、スケルトンリフォームができる場合も、マンション共用部（廊下、PS、ベランダ、玄関ドア、窓のサッシなど）の取り替えは不可。そのほか、床材の防音性能レベルなど、管理規約にルールが定められているケースもあるので、事前に確認しておきましょう。

Q2 キッチンやバスルームなどの水回りも移動できる？

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給排水管や排気口などが関わってくる水回りの移動は、とくに複雑なリフォームの一つ。基本的に、マンションの外壁に穴を開けることはできないので、キッチンのレンジフードを移動させるには、ダクトを天井にめぐらせて既存の排気口につなげる必要があります。また、排水管を移設する際は、水がスムーズに流れるよう配管に勾配をつけなければならないため、床下の空間にゆとりが必要。躯体以外をすべて撤去してしまうスケルトンリフォームであれば、こういった難しい工事も可能になりますが、マンションの構造や諸条件によっては制限があるので、プロによる現場調査は不可欠です。

Q3 スケルトンリフォームにかかる期間は？

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スケルトンリフォームの場合、まずは室内を解体する必要があるため、部分的なリフォームより工事時間がかかります。内容や規模、会社によって異なりますが、目安としては、70～80平方mの3LDKタイプで2～3か月程度。これにプランニング期間が加わります。通常、リフォーム相談から最初のラフプラン＆概算見積もりが出るまでに数週間～1か月程度。詳細な打ち合わせを行って最終プランが出るまでに2～3か月程度かかるため、実際に住めるようになるまでは４か月～半年以上かかると考えたほうがよさそうです。

Q4 リフォーム会社を選ぶには？見積もりはどこまで無料？

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同じ物件、同じ希望を伝えても、提案される間取りやデザイン、費用はリフォーム会社によって異なります。そこで大切になってくるのが｢相見積もり｣。まずは気になるリフォーム会社を3社程度に絞り、必ず同条件で見積もりを依頼しましょう。現在の住まいの不満点や新居のイメージ、予算といった希望を伝えるのはもちろん、図面・管理規約の確認や、住まいの採寸・現状確認などをしてもらい、概算見積もりを出してもらいます。通常は、ここまでは無料。各社からの提案を比較検討したあと、お断りすることになっても支払いが生じることはありません。

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