ワンちゃんを飼い始めてから、家に帰る楽しみが増えたという山本舞香さん。愛犬が喜びそうなオモチャや服をつい買いすぎてしまうのだとか。存在感のある女優として躍進を続けている山本さんは、居心地のいい部屋を保つためにどんなことを心掛けているのでしょうか。

───ご自宅ではどんな時間を過ごしていますか。

リビングにある大きなスピーカーが気に入っているんです。どこにいても同じ音質で聴けるので、掃除するときやご飯を作るときなど、大体いつも洋楽をランダムに流しています。最近とくに気に入っているのは、マイケル・ジャクソンです。

───映画を観ることもありますか？

映画は“ながら”では鑑賞したくないんです。きちんとお部屋を暗くして観るようにしています。寝室には、ホームシアターがあるので、寝る前にそこで観ることが多いですね。

───お部屋ごとにオーディオ関係が充実しているのはさすがです。

もともとリビングと寝室、衣装部屋をきちんと分けたいと思っていたんです。だらだら過ごすのは嫌いではないのですが、リビングのソファで映画を観ながらついウトウト寝てしまうのが嫌なので。寝るときは、きちんとお風呂に入ってパジャマに着替えて寝る、ということを心掛けています。映画を観るときもそうです。

───自分は今、何をしたいかがはっきりしているのでしょうか。

そうかもしれません。朝起きたらまずはベッドを整えます。ぐちゃぐちゃになった状態のままにしておきたくないんです。そうでないと、寝たいときにすぐ寝られませんから（笑）。
帰宅したら、すぐに衣装部屋に入って服を着替えて、脱いだ服も床に置いたりせず、すぐラックに掛けます。次の日服を選ぶときに、パッと選べるように。洋服はブランドごとに並べているんです。

───撮影もものすごくテキパキとしていらっしゃいますが、普段の暮らしぶりもそうなんですね。

はい。少し潔癖症気味なところがあるので、お掃除も大好きです。ただ犬を飼い始めたことで、オモチャや洋服が増えてきて、整理が追いつかないこともあります。
壁には、その犬の絵を飾っていますし、スマホの待ち受けの写真も犬（笑）。最近は、それが趣味と言えるかもしれません。

───ワンちゃんと暮らし始めたきっかけを教えてください。一緒に暮らすことで、ご自身にも変化がありましたか？

マルプー（マルチーズとトイプードルのミックス）なんですけど、一目惚れだったんです。一緒にいるとすごく落ち着きます。最初の頃はご飯を食べさせすぎて、少し太ってしまったのですが、最近は注意しているので、散歩中に「健康的なワンちゃんですね」と褒められるとすごくうれしいです。ただし、何もかも一緒にしているのではなくて、寝るときは、私はベッドで、犬はケージに入れています。
もし、次に引っ越すとしたら、犬が思い切り運動できるように、リビングとバルコニーが広い部屋にしたいですね。

愛犬のことをかわいがりつつも、自分が心地よく暮らすためのルールはきちんと守る山本さん。居心地のいい空間づくりには、そんなバランスが大切なのかもしれません。