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カジコムさんはレトロゲームのコレクター。10年前に家を購入し、玄関そばの6畳を趣味部屋として飾り付け、写真を撮ってはネットにアップしてきました。「最近はイギリスなど海外からも反響があるんですよ」。初代のファミコン、ブラウン管テレビ、ゲームカセット、ゲームボーイ、キン肉マン消しゴムやビックリマンシールなどなど…80年代に少年期を過ごした人なら歓声を上げそうなアイテムが、白と黒でまとめた壁や床をカラフルに彩っています。「もともとインテリアが好きなんです。自分の大好きなモノ、大切なコレクションは、いちばんよい形でディスプレイしたい。イケアは壁に付ける収納が豊富なのでコレクションを飾るのにおすすめです」。
壁際にはレコードプレイヤーやLPのコレクションも。「子供時代はゲーム、青春時代は音楽に夢中、お店でDJもやっていました。この部屋にいるとそんな、何かにのめり込む気持ちが蘇ってきて、ワクワクします」
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アパレル関係にお勤めで服が大好きな大内さんは、リビングに隣接する洋室を衣裳部屋にしています。「大学時代から一人暮らしを始めたのですが、服や小物がどんどん増えて、就職する頃にはクローゼットに仕舞えない量になっていました。いっそお店みたいなディスプレイにして楽しもうと。取り出しやすくて便利ですよ」。
洋服だけでなく、お気に入りのブリーフィングのバッグ、フランスのパラブーツやアメリカのオールデンなどオーセンティックな革靴も棚にずらりと並んでいます。日射しで服や靴が傷まないよう、窓をミリタリーキャビネットでふさいでいるのもスタイリッシュ。「料理をして友達を招くのが好きですが、そんな時、部屋を見渡した友達から『この服、売って』と頼まれることもあります」。この部屋はお友達の目に、頼れるセレクトショップに映るのかもしれません。
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利枝さんのアトリエは、カラフルなバッグやガーランドなど、懐かしくて可愛い昭和レトロ感あふれる柄のハンドメイド作品がいっぱい。「20代から古着や昔の雑貨が好きで、フリーマーケットに出かけたり、実家の蔵に入り浸ったり。ネットでデッドストックの布も買い集めていて、それを使って12年くらい前から手芸を始めました」。レトロテイストな手芸に夢中になり、マイホームを建てた9年前には建築家と相談して玄関わきにアトリエを設けました。
「家具は実家の蔵やフリーマーケットで見つけたものが多いのですが、量販店で購入した現行品でも、蔵で見つけた昔のインテリアシールを貼るだけでレトロな雰囲気になります」。昭和の高度成長期、ニッポンが元気いっぱいだった時代のインテリアは、見る人にパワーを分けてくれそうです。
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