書斎とは、住宅において、文章を書いたり本を読んだりする部屋のことで、現在ではワークスペースとしても活用されています。1人で心を落ち着けるプライベートスペースとしても使用できるため、新築住宅に書斎を設けようと検討している方も多いのでは?
書斎にはメリットはもちろん、デメリットも存在します。まずはメリット。書斎をつくる一番のメリットは、自分だけのプライベート空間を確保できること。仕事や作業、趣味に集中して取り組め、作業途中に離席して戻ってもすぐに作業を再開できます。また、書斎を仕事の空間として設ければ、書斎に入るだけで気持ちの切り替えスイッチとなり、リラックススペースとして設けるのであれば、リラックスの場として活用できます。
次にデメリットを見ていきましょう。せっかく書斎を作っても、目的がなければ、次第に出入りしなくなり、物置スペースになる可能性が。また、目的がはっきりしていても、居心地がよすぎる場合は書斎に閉じこもってしまい、家族とのコミュニケーションが減ってしまうこともあります。
最後は、書斎をつくる際のポイントを解説します。
① 目的を決める
どんな作業をするのか、何を収納するのかを想定しておく
② タイプを選ぶ
個室タイプ、オープンタイプ、コーナータイプなど、広さや目的で書斎タイプを選ぶ
③ 場所に配慮する
落ち着いて仕事をしたい場合は家の入り口から遠くなど、目的にあわせて場所を選ぶ
せっかく設けた書斎でも、目的がはっきりしていないと活用できない可能性があります。誰がどんな目的で書斎を使うのか、しっかりと想定してつくりたいですね。LIFULL HOME’Sの記事では、書斎の設計デザインや建築について相談できる会社も紹介しているので、参考にしてみてはいかがでしょうか。