マドリーム“自分らしさ”をデザインする暮らしスタイルマガジン

HOME'S
×

私らしく、整う暮らし

私らしく、整う暮らし

私らしく、整う暮らし

本文を読む

 YUKiさんが壁面緑化を取り入れたのは、せっかく新築した自宅の外構が雑草だらけになったことがきっかけ。そこで、外回りに手を入れることにしたといいます。目指したのは「目隠しになり、汚れても目立たないようなシャビーな仕上がりで、数ヶ月放置しても崩れない見た目」。
 鉢植えは枯れやすいため、植物は地植えの低木や宿根草をメインに。外壁には雨樋や窓枠にステンレスワイヤーを結んで渡してつるバラを誘引。その足元には1年草を配置。玄関前とテラスに異なるバラを這わせ、3年ほどでバラと緑に囲まれた住まいができあがりました。
 「バラは花付きのよい・お世話の簡単な有名品種を選べば、それほど手間はかかりません。夏に枝を伸ばしっぱなしにして、冬にワイヤーに結びつけるだけです」とのこと。また、雑草をブロックするクラピアをグランドカバーに使うと、草むしりも不要だそうです。
 植物の性格を理解して用いれば、憧れの“緑に包まれた暮らし”も意外と楽しく実現できるのかもしれません。

私らしく、整う暮らし

私らしく、整う暮らし

私らしく、整う暮らし

本文を読む

 新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、昨年4月に在宅ワークに移行したka_rin_touさん。家にこもるのはストレスになりそうで、「ベランダを緑でいっぱいにしよう」と思いつきました。DIYでウッドデッキにしたベランダには、もともとはオリーブとシマトネリコしかありませんでしたが、あっという間にハーブを始めミニトマトやシシトウ、ゴーヤー、レモン、パッションフルーツ、イチゴやバナナまで並び、まるで植物園。室内で仕事をして疲れたら、緑に囲まれたベランダで休憩しているそう。
 植物をこれほど上手に育てるコツは「結局は水かな」とka_rin_touさん。「以前はしょっちゅう枯らしていましたが、在宅ワークのおかげで必ず水やりができるのでうまく育っています」
 多様な植物でいっぱいのベランダ菜園のよいところは、「収穫はもちろんですが、日々違う顔が見られるところ」とのこと。芽を出したり、実が大きくなったり、毎日何かしらの変化が喜びになっています。

私らしく、整う暮らし

私らしく、整う暮らし

私らしく、整う暮らし

本文を読む

 「共同住宅ではベランダ緑化にも限度がある。じゃあ部屋の中で楽しむか」と考えた木村さん。「自分だけ着飾っても背景が質素では滑稽。それは住まいも同じ」と、まずは内装に手を入れ、アンティーク家具や海外の骨董市などで見つけた味わいあるオブジェを配しました。そして設置したのは、水草を主役に自然の景観を創るアクアリウムと、熱帯の陸上環境を再現するパルダリウム。「どちらも一度作ると自然循環ができるので、意外に手がかかりません」
 また、異形が美しいビカクシダを複数育て、その時々に見頃な株を部屋へ移動して芸術作品のように飾っています。「ビカクシダは、アンティークのように時の経過を感じられるところが魅力。形を考えながら育てるのも、植物と共同作業をしているようで面白いのです」。
 「よい状態を維持するには足しすぎはだめ」。今後、木村さんは数を増やすのではなく、鑑賞の仕方をアレンジして植物を楽しんでいくそうです。

私らしく、整う暮らし

私らしく、整う暮らし

私らしく、整う暮らし

私らしく、整う暮らし

私らしく、整う暮らし

次の特集へ

/