アウトドア好きの方540人を対象に、災害が起きた時にひとつだけ持って行くグッズについて「 LIFULL HOME‘S PRESS 」でアンケートを実施しています。
まずはランキング結果をご紹介します。「災害が起こった時、アウトドアグッズをひとつだけ選ぶとしたら?」という質問に、アウトドア好きの方540人が回答した結果がこちらです。
1位:テント(27.0%)
2位:寝袋(25.2%)
3位:懐中電灯(21.1%)
4位:ランタン(6.3%)
5位:ヘッドランプ(3.7%)
6位以下はこちら。6位:バーナー/ストーブ(3.1%)、7位:クーラーボックス(1.9%)、8位:レジャーシート(1.5%)、9位:折りたたみ式の椅子(1.1%)、9位:バーベキューグリル(1.1%)
アンケートに回答した方は、どのような観点からそのグッズを選んだのでしょう? それぞれのコメントを見ていきましょう。
まずは1位のテントを選んだ方のコメントです。
「やっぱりプライバシーが守れそうだから」(25歳女性)
「とりあえず居場所だけでも確保しておきたい。衣食住の住なので」(33歳女性)
「犬がいるので避難所に入れるか不安。車もないので取りあえず雨風しのげる場所を確保したいので」(39歳女性)
テントに関しては、眠る場所の確保とともに、プライバシーを守れるという観点で選んだ方が多いようです。最近ではペットは家族の一員であるという意識が根付いるため、ペットと一緒に過ごせることを理由にテントを選んだ方もいらっしゃいます。
2位の寝袋に関しても睡眠を重視した結果、選んだ方が多くなっています。
「寝る時に布団代わりになるし、周りと距離を遮断できるので」(32歳女性)
「精神的に辛いときは極力よい睡眠が少しでも疲れをほぐす手段だと思われます。寒い冬などにも欠かせない逸品だと思います」(48歳男性)
3位の懐中電灯、4位のランタンに関しては、停電の際の必須アイテムとして選んだ方が多くなっています。
「夜に灯りがないと何もできないから。実際に停電の時足元を見るのに役にたったから」(30歳女性)※懐中電灯
「部屋のインテリアにもなるから部屋においておけるからいざとなったらすぐ使える」(40歳女性)※ランタン
最近インテリアとしても人気のランタンは、周りを広く照らしてくれるため、お部屋にひとつは置いておきたいアイテム。省エネで光量があるLEDタイプ、価格が抑えられるガスタイプ、キャンドルをセットするキャンドルタイプなど、種類も多く出ているので、自分にとって使いやすいものを選んできたいですね。
5位のヘッドランプ/ライトは、両手がふさがらないというメリットに注目したコメントが多くありました。
「夜の明かりにもなり、また両手が自由に使えるから」(35歳女性)
災害直後は何が起こるか誰にもわからないため、両手をフリーにしておきたいところ。まだ歩けないお子さんがいるご家庭などでも、ヘッドランプがあれば抱っこをしながら作業が可能です。
いかがでしたか? 水や食品などは備蓄している方が多いと思いますが、レジャーにも使え、緊急時にも役立つグッズがあるとより安心です。この機会にぜひ、防災の観点も入れながら、アウトドアのグッズを揃えてみてください。記事内では、アウトドアグッズを揃えた後に悩んでしまいがちな収納場所についてもアンケート結果を紹介しています。ぜひ回答を参考にしてください。