マドリーム“自分らしさ”をデザインする暮らしスタイルマガジン

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持っててよかったわたしの愛用品

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木村拓也さん
北欧家具talo リペアスタッフ

オンラインショップと実店舗を持つ北欧家具taloの、リペア専門スタッフとして働く。神奈川県にある実店舗にはオープンスペースのリペアコーナーがあり、イスの座面の張替えや家具のパーツ交換などを行っている。

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シンプルなフレームのヴィンテージチェアは、デンマークの生地メーカー「クヴァドラ社」の生地に、「ミナ・ペルホネン」のデザイナーである皆川明さんの刺繍が施されたもの。新居を建てるタイミングで4脚購入し、それ以来ダイニングチェアとして活躍しています。背もたれまで生地が張ってあるのでとにかく座り心地がよく、食事が終わったあとも家族でしばらく腰をかけているぐらい。日々の暮らしにささやかな華やかさと快適さを与えてくれていますね。特徴的なデザインはどこか懐かしく、生地の絶妙なカラーリングも北欧ならでは。あえて異なる4色をチョイスしたのですが、すべて同じフレームだから違和感はありませんし、楽しい配色がダイニングのいいアクセントになってくれています。デンマーク製のヴィンテージテーブルとともに、いまでは家族団欒の中心になってくれていますよ。

持っててよかったわたしの愛用品

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志村紗理さん
イケア コアエリアマネージャー

スタッフが心地よく働ける環境を整えるべく、人気ショップのコアエリアマネージャーとしての業務に取り組む。一方で娘を持つ母親でもあり、自宅では家族が住みやすいようにスタイリングを工夫しながら、家事育児を楽しんでいる。

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音のいいスピーカーが欲しくて、インテリア照明もひと工夫したい。そんな我が家のリビング事情を一挙に解決してくれたのが、この「シンフォニスク」です。キュートなテーブルランプ型で重厚感のある北欧家具と相性がよく、手吹きガラスのシェードから柔らかい光がもれ、音楽とともにリラックス効果をもたらしてくれます。スマートフォンと連動できるので、操作が手軽なのも嬉しいポイントです。音楽の再生だけでなく、ランプの電源も「イケア Home smart アプリ」から操作できるように設定しているので、子どもたちも興味深々! 音声アシスタントの「Siri」でもコントロールができて、楽しそうに操作しています。家族で音楽を楽しんだり、子どもたちがダンスの練習中に使ったり、子どもが寝たあとは夫婦で好きな音楽を聴いてゆっくりした時間を過ごしたり。いろんな楽しみ方ができる我が家のご自慢アイテムです。

「北欧の暮らし」を実現する部屋づくりのヒント

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世界の名作住宅

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PROFILE

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石井健 Takeshi Ishii
ブルースタジオ執行役員/クリエイティブディレクター
武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業。これまでに600件以上の個人邸リノベーションを手掛ける。テーマ性のある部屋作りを得意とし、「物件から物語へ」をコンセプトにそこに住む人のライフスタイルまでをデザインする。著書に『LIFE in TOKYO』(著者:ブルースタジオ/監修:石井健)など。

東京・品川区の閑静な住宅地にかつて存在した上小沢邸。
この家を設計したのは広瀬鎌二氏。住宅の工業化を目指して考案された鉄骨造の「SHシリーズ」で知られる建築家です。

上小沢邸は、オーナー夫妻の希望で鉄骨造ではありませんが、SHシリーズと同様、機能美が追求された住宅でした。平屋の小さな建物は、真ん中に水回りを置き、その両側に居間・寝室とピアノ室を配したミニマムな構成。余分なものを一切そぎ落とした建築家と住まう人の美学が存分に感じられるものでした。

私はこの上小沢邸に、オーナーのご厚意であがらせていただいたことがあります。その住まいは究極にシンプル。衣類や日常品なども厳選し、オーナーの「生き様」がそのまま建築として現前化したものでした。そして、当時70歳を超えていたドイツ哲学の研究者であるオーナーに「カッコいい家というものは寒いということなんだよ」と諭されたのが印象に残っています。

上小沢邸は何度か改修され、その姿と美学が研ぎ澄まされされました。レストランとして生まれ変わり、誰でも訪れることが可能でした。しかし、それも2018年暮れに閉店。2019年7月には惜しまれながら取り壊されてしまいました。

住まいの美学を追求することの価値を見せてくれたこの家は、これからも私たちの記憶の中に生き続けることでしょう。

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LIFULL HOME’S DIY Magとは?

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「LIFULL HOME’S DIY Mag」は、不動産・住宅情報サイトLIFULL HOME’Sがお届けする暮らしの編集力を高めるWEBマガジンです。DIYやセルフリノベ、収納や休日の楽しみ方まで、暮らしを楽しくする情報を写真や動画とともにお届けしています。

https://diy.homes.jp/

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知っておきたい!気になる住まいのトレンド事情

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記事監修/LIFULL HOME'S編集部
不動産賃貸や売買の流れから、ライフスタイルのことまで
「住まいの様々なお役立ち情報」を配信しています!

http://www.homes.co.jp/cont/

 2018年の春、引っ越し需要の増加による「引っ越し難民」の多発が問題となりました。例年よりさらに料金が高くなったり、人手不足で希望の時期に引っ越しができないというケースも……。LIFULL HOME'S PRESSが過去15年に引っ越しをした人を対象にアンケート調査を実施したところ、問題の2018年とそのほかの年との違いや、引っ越し料金を抑えるためにどんな工夫をしているのか、その実情が見えてきました。

 まずは、引っ越し難民発生の原因となる時期の集中について。引っ越しをした月をアンケートした結果、1位「3月」(16.4%)、2位「4月」(12.8%)、さらに3位「5月」(9.3%)と、春だけで4割近くの人が引っ越しをしていたことがわかりました。準備期間を考えると、引っ越し業者や不動産会社とやり取りをする時期がかなり重なってくることが想像できます。その結果、手配が間に合わず、希望通りの日程で引っ越しができない人が増えているようです。調査結果によると、希望通りの日程で引っ越しができた人は例年7~8割。とくに2018年は、それまでの年に比べて「日程は希望通りだったが時間がずれた」、「数日ずれた」という人の割合が増え、なかには、希望の日程を大きくはずれて引っ越し自体を取りやめたという人もいたようです。

 次に注目すべきは、繁忙期の引っ越し料金の高騰。アンケート結果でも、例年3、4月はかかった金額が高く、ほかの月に比べて2~3倍という年もあったようです。ただ、転勤や入学など、引っ越し時期を自由に決められない場合、どうすれば料金を抑えることができるのか? その対策について、3つほど紹介しています。

 対策1つ目は、引っ越しを自分で行うこと。アンケート調査でも25%の人が自分で引っ越しをしており、当然ながら料金をかなり抑えることができます。すべてを運ぶのは難しくとも、荷造り・荷ほどきは自分でする、大きな家具や家電のみ業者に依頼する、などの工夫をしている人も見られました。2つ目は、見積もりの際のテクニック。複数社に見積もりを依頼し、値段交渉をするという賢い方法で引っ越し料金を抑えている人もいるようです。3つ目は、タイミングの調整。安い時期や曜日を狙うだけではなく、荷物の到着が遅くなってもいいので安い業者を選ぶなど、早くから準備をしておくことで費用を抑えられた人もいたようです。

 レポートではほかにも、引っ越し会社の選び方や引っ越し当日に起きたトラブルなどのアンケート結果なども紹介しています。新生活や引っ越しを気持ちよく迎えられるよう、ぜひ参考にしてみてください。

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