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LIFULL HOME’S DIY Magとは?

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 薪ストーブとは、薪を原料として部屋全体を暖められる暖房器具。設置するためには設置スペースの確保や間取り選びなど、いくつかポイントがあります。  まずは、薪ストーブそのものの選び方。薪ストーブ自体には換気するためのファンがなく、内部に空気を取り込むために煙突(給排気筒)とセットで設置することが必須。設置の際にも、空気の循環をスムーズにするために、薪ストーブの上部から煙突の上部までの長さを目安として4.5m以上にすること、煙突を曲げるときは横の長さを1m以内に抑えることなど、さまざまなポイントがあります。子どもがいる家庭などでは、子どもの手に触れないような場所に設置することも必要になってきます。
 次に、放射方法について。薪ストーブには、大きく輻射式と対流式の2種類があります。輻射式は、薪を燃やすことでストーブ本体を暖め、遠赤外線を放射することで周りにある壁や柱を直接暖めます。メリットは、火が落ちてからも暖かさが継続しやすいこと。一方、対流式は、ストーブ本体が外板と内板から成る二重(または三重)構造となっており、ストーブ内で暖められた空気を部屋の中に放出します。蓄熱性や輻射熱は少ないため、火が落ちると早く冷めてしまいますが、その分、速暖性に優れているという特徴があります。
 では、実際に薪ストーブを設置する際に気を付けたい間取りのポイントは何でしょうか? ひとつめは、どういう範囲・角度で暖めたいかを考えること。部屋全体を暖めたい時、理想としては部屋の中央に薪ストーブを置くのがベスト。ただ、部屋の中央に薪ストーブを置けるのはまれで、壁を背にすることが多いのではないでしょうか。その場合、輻射の角度は180度になりますが、コーナーに設置するときは輻射の角度が90度になるため、書斎など限られた面積で利用したい場合におすすめ。効率よく部屋を暖めることができます。
 続いて、設置する方角も重要です。薪ストーブは、冷気が入りやすいところに設置しておくと、部屋に入る冷気全体が暖められて、部屋のどこにいても暖かさを感じることができます。部屋の北側など、冷気が集まりやすい場所に薪ストーブを設置するようにして、家の中に入ってくる冷気ごと暖めることで、室内を快適な温度に保つよう工夫をしましょう。
 ほかにも、吹き抜け住宅の場合や、薪を補充するための導線づくりなど、薪ストーブ購入する前に知っておきたいことはたくさんあります。しっかりと事前準備をして、ぬくぬくとあたたかい冬ごもりを満喫してください。

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監修者プロフィール

落合 貴子 Ochiai Takako
栄養士・フードコーディネーター

栄養士免許取得後、自然食品メーカーにてカウンセリングなどの実務経験を経てフードコーディネーターに転身。多くの料理家のアシスタントを務めたあと独立。現在、2児の母親であり、テレビや雑誌などで「優しく・おいしく・楽しく」を心がけたレシピを提案する。キッチンスタジオにて料理教室も開催。

発酵食品って?
乳酸菌などの様々な微生物が、食物のなかのたんぱく質や糖質を分解してつくられる食品のこと。善玉菌が豊富に含まれ、免疫細胞を活性化させる働きがあります。発酵食品を積極的にとると、腸内環境を整えながら免疫力を高めて病原体の侵入を防ぐ効果が期待できます。

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