閑静な住宅地からすぐにおしゃれな店が集まる人気スポットに足を運べる街・大阪市西区の住みやすさや治安

大阪市西区は、人口約10万4,000人（2021年12月時点）。東は中央区、西は港区と隣接し、北を安治川・土佐堀川、南を道頓堀川に挟まれたエリアです。北部の土佐堀川周辺は、バラ園で有名な「靭公園」や中国駐大阪総領事館がある、落ち着いた住宅地。

京セラドーム大阪

道頓堀沿いの南北堀江は、おしゃれなショップが軒を連ねる「オレンジストリート」で知られる若者に人気のショッピングエリアです。区の真ん中を南北に流れる木津川を渡ると、プロ野球球団オリックス・バッファローズの本拠地「京セラドーム」があります。

日本聖公会川口基督教会／写真提供：（公財）大阪観光局

また、外国人居留地があった川口居留地跡には、壮麗な赤煉瓦造の聖堂が美しい「日本聖公会川口基督教会」が佇んでいます。区内にはスーパーマーケットや小売店も多く、便利に暮らしながら、休日のお出かけも楽しみやすい環境といえるでしょう。

西長堀駅（鰹座橋交差点）

西区は、大阪メトロ四つ橋線、中央線、千日前線、御堂筋線、長堀鶴見緑地線と阪神電車なんば線が通っており、どこへ行くにも便利な環境です。土佐堀川周辺や堀江に近い西長堀駅から心斎橋へは1駅、なんばへは2駅で、御堂筋線本町駅を利用すれば、梅田へ出るのに5分とかかりません。

四ツ橋駅（四ツ橋交差点）

また、心斎橋駅と四ツ橋駅は改札内でつながっていて、四つ橋線、御堂筋線、長堀鶴見緑地線に乗り換えが可能です。大阪の中心街である大阪・梅田へも、心斎橋・なんばへも、ほぼ15分以内でアクセスできます。

クリスタ長堀／写真提供：（公財）大阪観光局

西長堀駅周辺には、「KOHYO」や「阪急オアシス」などのスーパーマーケットが点在しており、日々の買い物には困りません。大きな買い物やまとめ買いには、地下街の「クリスタ長堀」が直結している四ツ橋駅・心斎橋駅周辺が便利。そのほかショップや飲食店がひしめく「心斎橋筋商店街」に「大丸心斎橋店」、「心斎橋オーパ」などがあり、ほぼなんでも揃います。

大阪府警察が発表している犯罪統計によると、2021年の大阪市の刑法犯発生件数は30,764件。そのうち西区は1,047件でした。人口1万人あたりの犯罪件数で見ると、大阪市全体では約111.8件、西区は97.9件で、大阪市24区のなかでは高い方から7番目ですが、市の平均よりは低くなっています（人口は2021年10月1日の人口推計値による）。罪種・手口別では窃盗が約75％を占めており、その半数以上は自転車泥棒です。区内に中国駐大阪総領事館があり、周辺の警備は厳しいこともあってか凶悪犯罪は少なく、3件のみとなっています。

大阪市西区には、ハイセンスな店舗が集まるエリアとして知られる南北堀江、歴史あるバラ園をもつ「靭公園」など、週末のお出かけに最適なスポットがいっぱい。おすすめの4つのスポットをご紹介します。

オレンジストリート（立花通り）／写真提供：（公財）大阪観光局

道頓堀川沿いから北へ3本目。東西約800mに渡って続く立花通り、通称「オレンジストリート」は、おしゃれなエリアとして知られる南北堀江のなかでも、特にエッジのきいた店舗が集まる人気スポット。通りの両側には、個性的なカフェや雑貨店、インテリアショップ、ブティック、古着店、セレクトショップなどが軒を連ね、いつも若者たちでにぎわっています。少し南へ歩けば、道頓堀川沿いに設けられた川辺の散歩道「とんぼりリバーウォーク」や、川面に映るネオンのきらめきを眺めながら食事を楽しめる「キャナルテラス堀江」などもあるので、足をのばしてみるのもおすすめです。

靱公園／写真提供：（公財）大阪観光局

オフィス街である靱本町に広がる緑のオアシス。東西約800ｍ、南北約150ｍと東西に長い形をしており、中央を南北に走るなにわ筋によって、東園と西園に分かれています。東園には、約170品種3,400本のバラが植えられたバラ園があり、毎年春と秋の開花シーズンには、バラ祭が開かれます。また、四季折々で表情を変えるケヤキ並木の散歩道も魅力の一つです。西園には、全天候型ハードコート仕様、スタンドに5,000人収容のセンターコート、500人収容のサブセンターコートを含む全16面のテニスコートを持つ「ITC靱テニスセンター」があり、公式大会や国際試合に利用されています。テニスのジュニアスクールや一般スクールも開催されており、ほかにもヨガやピラティス、カポエイラの教室なども人気です。

キャナルテラス堀江／写真提供：（公財）大阪観光局

道頓堀川沿いに立つ複合飲食施設。東棟と西棟からなり、東棟は、モダンな本格中華が味わえる「肉中華 Bleu」、オープンエアのテラス席が人気のイタリアン「ムーラン」、世界の缶詰が揃う缶詰バー「mr.kanso 本店」の3店舗。西棟は、サムギョプサル食べ放題をはじめとしたバーベキューを楽しめる韓国料理店「ソメク 南堀江店」、ハイクオリティな和食を提供する「堀江 燈花」の2店舗と、バラエティ豊かな店舗構成になっています。最大の魅力は、川に面したテラス席から、行き交う船を眺めながらゆったりと食事を楽しめること。深夜まで営業している店舗が多いので、大切な人とゆっくり過ごしたいときにおすすめです。

大阪科学技術館／写真提供：（公財）大阪観光局

日本を代表する約30の大手企業・団体が、自社の技術に関連した技術や最先端の科学を紹介している人気施設。靭公園の北東の角に位置し、「てくてくテクノ館」の愛称で親しまれています。館内には、スタンプラリーが用意されていたり、あちこちに体力測定ができるロボットが配置されていたりと、探検したくなる仕掛けが満載です。展示ゾーンは「マテリアル」「ニューライフ」「アース」「コミュニケーション」「エネルギー」と5つのエリアから構成。ゲームやクイズ、模型、体験型シミュレーション装置などを通じて、深海や宇宙、天然資源など、幅広い分野の先端技術を楽しみながら学ぶことができます。週末には、実験教室や工作教室、サイエンス・ステージも開かれています。

大阪市西区は、子育て支援サークルやイベントが多く、子育て仲間を見つけやすいのが特長です。「おしゃべりひろば ちゃいるど」などの支援サークルによる月1回のイベント、ほぼ平日は毎日開催されている「つどいの広場」、個別の育児相談も可能な「地域子育て支援センター」など、就学前の子どもと保護者が参加できるイベントや交流の場がたくさんあり、情報交換などに活用されています。

また区役所では、子育てが難しいと感じる保護者向けに、子どもとの関わり方を学び、その子にあった育て方のコツをつかむためのサポート講座「ペアレント・トレーニング」が開催されています。大阪市立中央図書館の子ども向け行事も充実しており、絵本の読み聞かせ、紙芝居、手遊び、おはなし会など、魅力的なイベントがいっぱい。毎月2回、赤ちゃんとその保護者向けの講座もあります。

大阪市西区の賃貸物件の家賃相場は次の通りです。

1LDK：112,300円
2DK：90,000円
2LDK：172,000円
3LDK：189,300円

中古マンションの価格相場は、

築20年以上で2,000万円台

となっています。

大阪市西区の賃貸物件の家賃相場は、大阪市24区の中でも高い水準にあります。例えば、大阪市内の2LDK・3K・3DKマンションの家賃相場は、最も高いのが北区で213,900円、次点が中央区で193,600円、3位が西区で171,100万円となっています。

大阪市西区で暮らしてみたいと思ったら、その街をよく知る不動産会社に聞くのが一番です。マドリームがおすすめする不動産会社をご紹介します。