公開日: 2022.08.08 最終更新日: 2022.09.09

豊かな湧き水の恵みを感じる。移住や子育て支援も手厚い静岡県・三島市の住みやすさ&治安を紹介。

豊かな湧き水の恵みを感じる。移住や子育て支援も手厚い静岡県・三島市の住みやすさ&治安を紹介。

静岡県の東部に位置し、東京から約100kmの地点に位置する三島市。新幹線の利用で東京駅まで1時間もかからないことから、首都圏へ通勤する人も多く、移住先としても若い世代を中心に注目されています。一方で、自然環境のよさも大きな特徴。富士山の伏流水が街全体を潤し、清らかなせせらぎや湧き水スポットが賑やかな市街中心部にも点在。気候は温暖で市街地は真冬でも雪が降ることはまれ。そんな豊かな自然を活かしたブランド野菜の栽培なども盛んです。そして、伊豆半島の付け根という立地から、太平洋の海の幸も手に入りやすい土地。こんな好環境を求めて、近年移住を思い描く若いファミリーも多いようですが、子育て支援と移住・定住支援の両面から市がサポートしてくれるのも心強い限り。そんな三島市の街の概要や主要駅のアクセス、治安、支援制度などをご紹介します。

Text:アントレース

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01| 三島市の概要:首都圏へのアクセス至便で、街なかも自然豊か

静岡県の東部にあり、富士山の南麓、箱根の山々の西麓にあたり、伊豆半島の付け根となる部分に位置する三島市。東海地方と呼ばれるエリアの東端で、箱根を越えれば、そこはもう関東地方です。

古くは東海道五十三次の11番目の宿場町であり、三嶋大社の門前町として多くの人が行き交った地。現在は、東海道新幹線の三島駅や近隣市町には東名沼津IC(沼津市)、新東名長泉沼津IC(長泉町)などがあり、国道1号と伊豆の中心部を走る国道136号が交差。静岡県東部の交通の中心であり、伊豆や富士・箱根方面への起点となっています。

東京を中心とした半径100kmの西の端に位置し、生活圏としては関東に属します。新幹線こだま号で東京駅までは約55分、ひかり号ならば約44分。こだま号は三島始発の列車もあり、首都圏へと通う市民も多いようです。

街のどこからでも富士山を仰ぎ見ることができ、その姿が生活の一部になっている三島市。富士山から流れ出る清らかな伏流水にも恵まれ、美しい「水の都」としても有名です。三島駅を出れば、目の前から中心市街地にかけて美しいせせらぎがそこかしこに。源兵衛川や桜川、白滝公園、上岩崎公園や清住緑地、中郷温水池など、数多くの湧き水や親水スポットがあり、水と親しみ遊ぶ子どもたちの姿がここでは日常の一部となっています。

市の北部は標高,1000m級の山々が連なっていますが、市街地の海抜は20m前後で平地が大半を占めています。海には接していませんが、駿河湾のすぐ近くということもあり、太平洋側の気候帯に属し、海に近いエリアは気候温暖。真冬でも市街地で積雪となることはまれですので、過ごしやすい地域といえます。

このように水と穏やかな気候に恵まれた三島は野菜の栽培が盛ん。なかでも、標高50m以上の斜面に広がる畑で栽培される「箱根西麓三島野菜」は、品質の高さで首都圏でも人気。三島の名を冠した、馬鈴薯、人参、セルリー、甘藷、白菜など人気ブランド野菜となっています。また、三島の湧き水にさらした鰻のおいしさは有名で、市内では多くの専門店が味を競っています。

そして、休日のお出かけスポットにも事欠きません。古くから伊豆国一宮として栄え、今も多くの人が参拝する「三嶋大社」、三島駅近くの自然豊かな市立公園「楽寿園」、フルーツ狩りのできる「伊豆フルーツパーク」、日本一長い歩行者専用吊橋「三島スカイウォーク」、さらに三島市の史跡山中城の隣接地に2022年8月にオープンする巨大なスポーツアトラクションタワー「ドラゴンキャッスル」など、市内だけでも有名スポットが点在。さらに、少し足を伸ばせば、「芦ノ湖」など箱根の観光地、日本最大のアウトレットモール「御殿場プレミアムアウトレット」、新鮮な地魚が手に入る「沼津港」、伊豆の名瀑「浄蓮の滝」など、休日レジャーを満喫できます。

こうしたアクセス至便かつ自然豊かな立地から、首都圏通勤やワーケーションにも絶好の三島市。近年は、移住・定住先として首都圏在住の若い世代から注目されており、自治体もそんな動きに応えようと補助制度を拡充。住宅購入を考える若い世帯向けの補助金、移住時のリフォーム補助金、東京圏からの移住者への補助金などを整備しています。

新型コロナ禍を期に、新しいライフスタイルやワークスタイルを模索している人にとっても、見逃せないエリアといえるでしょう。

02| アクセスと主要駅:東京駅まで最短44分。首都圏への通勤もOK

三島市のアクセスの中心となるのは三島駅。静岡県東部で最も乗降客数が多い駅で、東海道新幹線、東海道本線、伊豆箱根鉄道・駿豆(すんず)線の3路線が乗り入れています。

三島駅のアクセスで際立っているのは、首都圏方面へのアクセスのよさ。東京駅までは、東海道新幹線のひかり号で約44分、こだま号で約55分、品川駅までならば最短37分です。朝は10分間隔で東京方面へ発着しており、6~8時台の列車のうち6本が始発になっているので、座って行けるのも大きなアドバンテージといえるでしょう。また、東京駅発の終電は22時48分発の三島止まりとなっており、仕事で遅くなっても安心。しかも、23時39分に三島につくと駿豆線と連絡。市内の南端にあたる三島大場駅まで行くことができます。

また、名古屋駅までは、ひかり号で1時間21分、こだま号で1時間51分。富士山静岡空港へは、静岡駅までこだま号で26分、アクセスバスに乗り換えて約50分。関西方面へのアクセスはもちろん、空の便の利用もスムーズです。

車の場合は、三島市内中心部から東名・新東名のインターチェンジまで15分程度。東京へは東名高速道路利用で約1時間30分。県庁所在地の静岡市までは東名高速道路利用で約30分。名古屋までは約2時間30分となっています。高速バスも発着しており、新宿まで所要約2時間となっています。

市内の主要公共交通機関となっているのが、伊豆箱根鉄道の駿豆線。「いずっぱこ」の愛称で親しまれる市民の足です。三島と修善寺の間を結んでおり、1時間に4本以上を運行しています。さらに、市内の主要住宅地を、沼津登山東海バス、富士急シティバス、伊豆箱根バス、およびコミュニティバスと市内循環バスがカバーしています。

03| メイン駅周辺の様子:駅を出れば湧き水スポットが点在する

三島駅は新幹線の高架ホーム下にある北口と、東海道線のホームの南側にある南口の2つの改札があります。伊豆箱根鉄道の改札は南口側になり、賑わいの中心となるのは南口側です。

駅前のロータリーに出ると、そこにはこんこんと水の湧き出るスポットが。そして、駅のすぐ目の前には市立公園で、国の名勝にも指定されている「楽寿園」があり、さら進めば水の都・三島のシンボル的な存在である「源兵衛川」も。駅からこんなに近い場所で清らかな水の流れに出会えるのは、三島ならではといえるでしょう。

南口周辺には、三島市役所、三島市民会館などの公共施設や金融機関、ホテルが点在します。駅周辺では「三島駅南口周辺再開発」を進行中。2023年から再開発着工の予定で、広域健康医療拠点の整備をはじめ、住宅や商業施設、オフィス、ホテル、公共施設などが計画されています。竣工は2027年を予定しており、街のにぎわいの創出が一層進みそうです。

なお、三島市の一番の繁華街は、三島駅から徒歩約15分、駿豆線で約3分の三島広小路駅周辺となっています。市内随一の賑わいを見せる三島大通とそれに連なる三島広小路商店街は、個人商店からチェーン系各種の店が軒を連ね、大型商業施設としては「マックスバリュ エクスプレス 三島本町店」も。三島名物の鰻の専門店も数多く、秘伝のタレを用いた蒲焼きなどで味を競っているのも三島ならではです。

04| 治安:犯罪件数が少なく落ち着いた雰囲気。防災対策も着々と進行

令和2年の統計によると三島市の刑法犯認知件数は345件となっており、県内で16位。犯罪の内容を見ると、最も多いのは窃盗犯となっており、凶悪犯は3件と非常に少なくなっています。その多くは万引きや自転車盗難などの軽犯罪です。治安は概ね落ち着いているといえるでしょう。

なお、静岡県の沿岸部は、地震によって大きな影響を受けるとされるエリアです。この点について、三島市では津波の被害は想定されていませんが、「自らの命は自ら守る」「自らの地域はみなで守る」をスローガンに、防災・減災対策を推進。防災訓練はもちろんのこと、地域の自主防災組織の活動強化やリーダー育成、市職員の研修・訓練、避難所運営のマニュアル化をはじめ様々施策を年間スケジュールに則って実施。ホームページなどによる情報提供なども含め、災害に対する備えを厚くしています。

05| マドリームが選ぶ三島市の“富士の雪解け水”スポット3選

賑やかな市街の中心部にも、富士山の雪解け水が美しいせせらぎとなって流れる三島市。市内には数多くの湧水・親水スポットが点在し、子どもたちの遊び場として、また市民の憩いの場として、すっかり生活に溶け込んでいます。そんな“せせらぎの街”のおすすめスポットをご紹介します。

①駅前に広がる湧き水あふれる名勝「楽寿園」

※満水時 ※満水時

三島駅南口前に広がる鬱蒼とした緑に包まれた市立公園。1890(明治23)年、小松宮彰仁親王がこんこんと水が湧き出る小浜池の美しさに惹かれ、池泉回遊式庭園と別邸を造営したのがはじまり。約1万年前の富士山噴火で流出した三島溶岩流の上に育った樹木がつくり出した森のなかに、溶岩の間からの湧水をたたえる小浜池やどうぶつ広場、のりもの広場、郷土資料館などが点在します。

また、小松宮彰仁親王の別邸として建てられた「楽寿館」は、明治期の代表的な建造物のひとつで、庭園と一体化するような佇まいが見事です。館内には、明治時代を代表する日本画家たちによる襖絵・杉板戸絵・天井画等が施されており、見学可能です。

②駅からわずか5分、ホタルが舞うせせらぎ「源兵衛川」

楽寿園に湧き出す富士山の伏流水を源流とする全長約1.5kmの川。三島駅から徒歩5分ほどながら、初夏の夜にはホタルの舞が見られる清流。年間を通じて水温は15~16℃で、夏は涼しく、冬は暖かく感じられるのは、自然の伏流水ならでは。

水辺の散歩道として整備されており、飛び石や木道などが川の中に設置されているので、橋の下をくぐったり、お寺や神社を通ったりしながら、涼やかな川音を聞きつつせせらぎ散歩が楽しめます。

③園内のそこかしこから伏流水が湧き出す「白滝公園」

楽寿園の正門前に位置する親水公園。かつて湧き水が白い滝のように流れ出ていたことから、この名前がついたといいます。夏になると、溶岩に覆われた園内のそこここから、富士山の雪解け水である伏流水が湧き出す様子をみることができます。

水辺に自由に入ることができるので、バシャバシャと水遊びを楽しんだり、足をつけて休んだりと、思い思いに過ごすことができます。また、入口には、一生懸命水を汲むからくり人形の「めぐみの子」がいて、ミネラル分たっぷりの水でもてなしてくれます。

なお、白滝公園の湧き水と白滝公園北にある菰池(こもいけ)公園の湧き水を源流とし、白滝公園と三嶋大社をつなぐように流れる「桜川」もおすすめの水辺スポット。柳の並木道に並行して清らかな水が流れ、太宰治や大岡信など三島ゆかりの12人の文学者たちの文学碑が並んでいます。

06| 独自の支援制度:子育て、移住の両面で手厚いサポートを実施

2020年の住民基本台帳人口移動報告で、プラス140人の転入超過となった三島市。静岡県内で増加したのは3市のみで、そのなかでも三島市はトップ。30~40代の転入者が多く、それにともない子ども世代も増加しています。この成果には、三島市が独自に実施している「子育て支援」と「移住・定住支援」が大いに影響しているようです。

子育て支援では、生まれたときから中学校3年生まで、通院、入院医療費の自己負担は無料。また、3歳から5歳までの全ての子どもたちの幼稚園、保育所、認定子ども園等の利用料を無償化。しかも所得制限はありません。さらに、専門の相談員が、子育てについての悩みや就学前の子どもの預け先に関する相談に応じてくれる「子育てコンシェルジュ」、妊娠・出産・子育てのワンストップ相談窓口「子育て世代包括支援センター」、市の子育て支援課職員や保育士、子育てコンシェルジュがさまざまな疑問を解消してくれる「ようこそ三島で子育て応援サロン」など幅広いサービスや施設を整えています。

一方、移住・定住支援では、移住とともに住宅を購入した若い世帯(夫婦いずれかが満40歳未満、または夫婦いずれかが満46歳未満で中学生以下の子と同居する世帯)向けの補助金制度である「住むなら三島移住サポート事業」移住とともに住宅をリフォームする若い世帯向けの補助金制度の「三島市移住・子育てリフォーム事業」、さらに東京圏からテレワーク等で移住した人向けの補助金制度「移住・就業支援補助金」(2022年9月上旬に受付再開予定)など、とても充実しています。

07| 三島市に住みたいと思ったら、知っておきたい家賃相場と新築物件の価格帯

三島市の家賃や新築物件の相場は次の通りです。

賃貸マンション・アパートの目安は下記。

2DK:55,000円
3DK:65,000円
1LDK:70,000円
2LDK:75,000円


新築・分譲一戸建ては

3,000万円台前半

から多くの物件が販売されています。

中古マンションは

築5年~15年以内:2,000万円台前半
それ以上の築年数:1,000万円台後半


となります。

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