横浜市青葉区に属するあざみ野は、東急田園都市線で都心へ、横浜市営地下鉄ブルーラインで横浜市中心部へとアクセスできる便利な立地。丘陵地に位置しており、駅を少し離れると坂を生かして整えられた閑静な住宅街が広がります。青葉区は私立中学への進学率が高いことで知られる街で、あざみ野の周辺もそれを裏付けるかのように数多くの学習塾があります。こうした教育環境のよさにひかれて住み始めるファミリー層も多いようです。また、計画的に整備された街中には緑あふれる公園も点在。誰もが心地よく、安心して暮らせるエリアといえるでしょう。
CONTENTS
01| あざみ野の概要:ファミリー世代に絶好の住環境が整う
あざみ野駅前の街並み
横浜市の北部エリアに位置する青葉区。あざみ野は、その東側にあたる丘陵地に広がる街の駅です。東急田園都市線と横浜市営地下鉄ブルーラインの2路線が乗り入れており、東京・横浜の両方面へのアクセスのよさを誇ります。
周辺はきれいに整理された閑静な住宅街で、各所に公園などの緑が配され環境のよさでも人気。丘陵地だけに坂が多く、それが街の佇まいに変化をつけています。
あざみ野の桜並木
駅の周辺に大型商業施設はありませんが、駅チカのスーパーやドラッグストア、ファストフード、カフェなどもあり、日常生活に必要なものの買い物に不自由することはありません。
幼児教室や学習塾、進学塾などのテナント・看板が目立ちますが、これは教育に関心の高い層が周辺に住んでいることの証でもあり、今後、進学を控えた子どもをお持ちの家庭にはオススメの環境。青葉区は私立中学への進学率が高いことも、それを裏付けています。
また、横浜総合病院や江田記念病院、青葉さわい病院など医療施設も近隣にあり、小さな子どものいる家庭も安心して住むことができるはずです。
東京・横浜へのアクセスがよく、緑が多く整然とした街並みが広がり住環境良好、さらに教育環境や医療環境も安心できるあざみ野。ファミリーにぴったりのエリアといえるでしょう。
02| アクセス:渋谷&横浜へ30分以内。新横浜で新幹線への乗り換えも便利
東急あざみ野駅
あざみ野駅には、東急田園都市線と横浜市営地下鉄ブルーラインが乗り入れています。田園都市線の急行停車駅であり、ブルーラインは始発駅となっています。なお、ブルーラインは、小田急線新百合ヶ丘駅まで延伸する計画が進行中で、すでに新設される駅の位置も決まっており、2030(令和12)年の開業を目指しています。
両線から主要駅への所要時間は以下のようになっています。
あざみ野駅ホームの様子
・東急田園都市線
渋谷駅約25分・二子玉川駅約13分・三軒茶屋駅約20分・南町田グランベリーパーク駅約12分・中央林間駅約16分(いずれも直通)
表参道駅約33分・大手町駅約45分・錦糸町駅約60分(いずれも東京メトロ半蔵門線直通利用)
新宿駅約約40分・池袋駅約44分(いずれも渋谷駅乗り換え)
・横浜市営地下鉄ブルーライン
新横浜駅約17分・横浜駅約28分・桜木町駅約33分(いずれも直通)
都心・横浜方面ともに、主要駅へのアクセス・他線への乗り換えが非常に便利です。
03| あざみ野駅周辺の様子:駅周辺スーパーと近隣大型商業施設を使い分け
あざみ野駅前の様子
東急田園都市線が地上を南北に走り、横浜市営地下鉄ブルーラインが地下を走るあざみ野駅。両駅の改札は別々ですが、数分で行き来することができます。
駅周辺は大きく東口と西口に分かれます。田園都市線改札から直結の商業施設「etomo」には、カフェや飲食店、銀行などのほか、あざみ野行政サービスコーナーもあります。
・東口
東口を出るとすぐにスーパーの「あざみ野東急ストア」が。午前6時~深夜12時までの長時間営業なので仕事など都合に合わせて便利に使うことができそうです。その先にはスーパーの「三徳あざみ野店」「オーケーあざみ野店」も。それぞれ品揃えに特徴があるので、使い分けもできるでしょう。
・西口
西口にはバスターミナルがあり、たまプラーザ駅、向ヶ丘遊園駅をはじめ各方面への路線バスが発着。周辺にはドラッグストアや各種飲食店が点在します。
なお、近隣には郊外型商業施設の「あざみ野ガーデンズ」、隣駅のたまプラーザには「たまプラーザ・テラス」、さらに沿線沿いには「港北TOKYU S.C」「ノースポートモール」「モザイクモール港北」などの大型商業施設があります。
日常の買い物はあざみ野駅周辺で、休日の買い物や遊びは周辺大型ショッピングモールで、と使い分けができて便利です。
04| 治安と暮らし:犯罪発生率は近隣の市区よりもかなり低く安全
2022(令和4)年の、あざみ野が属する横浜市青葉区の犯罪発生率(人口1,000人あたりの犯罪件数)は、2.7となっています。横浜市全体で7.9、近隣の都筑区が73、緑区が8.2、隣接する川崎市の麻生区4.5、宮前区が5.3、町田市が4.1となっており、周辺地域と比べかなり低い数値になっています。安心して住むことができるでしょう。
05| マドリームおすすめ、子どもと一緒に心地よく遊べる場所
あざみ野の暮らしに潤いを与えてくれる、子どもも一緒に楽しく過ごせる場所をご紹介します。
①広々グラウンドで思い切り駆け回れる「あざみ野西公園」
あざみ野西公園
閑静な住宅街の中にある公園で、約16,000平方メートルの敷地は高低差のある地形。地域の人たちが運動会をはじめスポーツ大会にも利用できるグラウンド、小さな子どもたちが遊べるブランコや砂場、滑り台、ターザンロープなどがある広場で構成。
あざみ野西公園
また、テニスの練習に使えるコンクリートの壁もあります。周辺は木々も多く、散歩コースとしても絶好。老若男女を問わず周辺住民が利用する憩いの場になっています。
②アートを通じて市民をつなぐ「横浜市民ギャラリーあざみ野」
横浜市民ギャラリーあざみ野の外観
アートを通じた横浜市民の活動を促進し、いきいきとした地域社会の創生に寄与することを目的にした横浜市立の文化施設。青葉区の複合施設「アートフォーラムあざみ野」内にあり、展示室とアトリエを有します。
展示室の様子
年3回の企画展に加え、アトリエ講座やコンサートなどを行っているほか、市民へのスペースの貸し出しも行っています。子どもたちがアートと親しむためのプラグラムや親子で粘土、紙、絵の具で自由に遊べるプログラムなども実施しています。
③春はサクラの花もきれいな「あざみ野東公園」
あざみ野東公園の様子
アップダウンのある地形を生かして形成された公園で、広い芝生広場と遊具広場、小さめの広場の三段のエリアで構成されています。
あざみ野東公園の様子
遊具広場には、複合遊具が2つ、そのほか、チューブ型のすべり台、ブランコなど遊具が充実。緑も豊富で、春は花見も楽しめ、ベンチも数多く設置されているので、休日をのんびり過ごすのにもおすすめです。
06| 横浜市青葉区の支援制度:青葉区と横浜市が一体となって子育てを支援
青葉区では、区独自と横浜市全体の支援制度をあわせて、子育てファミリーの手厚いサポートを展開しています。
・なしかちゃんねる
子どもと家庭で過ごす時間をちょっと楽しくする、子育て応援系YouTubeチャンネルの「なしかちゃんねる」。青葉区子育て支援拠点ラフールが発信しています。制作には公立保育園の保育士があたっており、子どもと楽しめる工作やお出かけスポットの紹介など、さまざまな情報を発信しています。
・放課後キッズクラブ
小学校施設を活用して実施する事業で、横浜市のすべての小学校に設置。全ての子どもたちを対象に無償で「遊びの場」を提供すること、留守家庭児童を対象に「生活の場」を提供することの2つを柱に実施しています。
・青葉区子育て情報発信アプリ「Aonico」
妊婦さんや未就学児を子育てしている世帯が、地域の子育てイベントや横浜市の子育て制度などの情報にアクセスしやすくすることを目的としたアプリ。予防接種スケジューラーや乳幼児健診情報のプッシュ通知などの便利機能もあります。
・ひとやすみ
子育て中のリフレッシュタイムで、『ここで聞いたことは口外しないお約束』のもとでのお話し会を開催。ママが日頃感じている子育てや家庭のことなどを話したり、他の参加者の話しを聞いたりします。基本的には、言いっ放し、聞きっ放しで話します。
07| 知っておきたい家賃相場と新築・中古物件の価格帯
あざみ野の家賃や新築物件の相場は次の通りです。
賃貸マンション・アパートの目安は下記。
2DK:120,000円
3DK:140,000円
1LDK:140,000円
2LDK:150,000円
新築・分譲一戸建ては
6,000万円台後半
から多くの物件が販売されています。
中古マンションは
築5年~15年以内:6,000万円台後半
それ以上の築年数:5,000万円台後半
となります。