ここ数年人気のミモザ。2月中旬からお花屋さんに並び始める可憐な黄色い花は、春の訪れを感じさせてくれます。また、3月8日は、ここ数年日本でも定着しつつある「国際女性デー」。別名「ミモザの日」とも呼ばれ、イタリアでは大切な人にミモザを贈る日となっています。今回は、そんなミモザを使ったリース作りに挑戦。リースを作るのは今回が初めてですが、なんと30分くらいで作れました! 予想外に簡単なリース作りを紹介します。
編集部:りょう子
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01| 材料であるリースの土台は、100均でも購入可能
まずは材料の紹介から。これがなければはじまらない、リースの土台。
▲この土台に花を固定してリースを作ります
お花屋さんや園芸用品店で購入できますが、最近はリース作りが人気のため100均ショップでも買うことができます。サイズは様々ですが、今回購入したのは25cmの大サイズ。大きい方が作りやすいかと思ったのですが、もう少し小さいサイズのほうがよかったかも(理由はのちほど)。
次に、土台に花を固定するリースワイヤー。
▲太さ2mmとリースワイヤーより太い盆栽用です
今回買い物に行った100均ショップには専用のリースワイヤーがなかったので、家にあった盆栽用のアルミ線で代用します。きっと盆栽用でも大丈夫!
最後にミモザです。リース全体のボリュームアップになるかな? と思い、一緒にユーカリも購入しました。
▲これだけ購入して2,800円くらいでした
あとは、ミモザをカットする園芸用ハサミと、ワイヤーをカットするハサミの2種類を準備しました。
02| 今回使ったのは「ギンヨウアカシア」という種類
ちなみに、ミモザとはアカシアの花のこと。アカシアとは、マメ科ネムノキ亜科アカシア属の植物で、主にオーストラリアやアフリカで生息しています。日本でよく見るのは羽のようなギザギザした葉っぱが特徴のギンヨウアカシアという種類。ほかによく見るのは、丸みのある葉のパールアカシア、まだまだ日本では見かけませんが葉の緑色がギンヨウアカシアよりもくっきりしているフサアカシアなどがあります。
▲葉っぱのギザギザが特徴のギンヨウアカシア
▲別の日に買ったものですが、丸で囲んだ部分がパールアカシア。葉が丸っこいです
03| では、作ります!
STEP1:ミモザをカットします(かかった時間:約8分)
リースの土台に固定を始める前に、ミモザとユーカリを適当な大きさにカットします。大きさは手と同じくらい。ユーカリも同様に手の大きさくらいにカットします(ユーカリは下の方の葉っぱを取り除いてください)
▲大きさは厳密ではなく、大体でOKです
▲すべてカットすると、こんもりと山のようになりました
▲ユーカリもカットします。カットしていると爽やかな香りが漂います
STEP2:土台にワイヤーをひと巻きしておきます(かかった時間:約2分)
最初にワイヤーをぐるっとひと巻きしておきます。大切なのは、最後の仕上げ用に端を少しだけ残しておくこと。
▲この写真は反対に巻いてしまっていますが……。花は左に巻いていくので、この写真とは逆に巻いてスタートしてください
STEP3:ミモザとユーカリをワイヤーで固定していきます(かかった時間:約20分)
ミモザを3つほど手に取り、土台にあて、ワイヤーで固定します。今回のワイヤーは太いので強めのひと巻きでもOKですが、細いワイヤーの場合は二巻きほどするとしっかりとつくようです。初心者でも、意外と簡単に固定できます。
▲ひとつめのミモザをつけました
▲ワイヤー部分を隠すように、ユーカリをつけます
STEP4:半時計回りに固定していきます
▲8割ほどついたところです。ミモザとユーカリのカットからここまで、30分くらいでした。
STEP5:残しておいたワイヤーと合わせて、ねじって完成(かかった時間:約3分)
STEP2で残しておいたワイヤーと、最後のミモザを固定したワイヤーとを合わせて、ねじって完成です。ワイヤーの端は土台の中に入れて見えないようにします。
▲ぎゅっとねじります
完成です!
▲ちょっとユーカリが長い気がするのと、土台が大きかったため、ミモザが足りない気がします。もうワンサイズ小さい土台にしておけば、モコモコと丸いリースができたのかなと思います
ひと晩置くと、ミモザが乾燥して少し色が変わります。
▲ミモザの色が濃くなった気がします。部屋の壁にかけたり、玄関のドアに飾ったりして楽しもうと思います
04| まとめ
今回初めてリース作りに挑戦しましたが、意外とサクサクと作ることができました! じっくり見ると細かい所は荒いですが、壁にかけてしまえば目立たない気がします。今回は生のミモザで作りましたが、造花やドライフラワーを使って、季節に合わせた花のリースを作っても毎日が楽しくなりそうです。
この記事を書いた人
りょう子 編集部