vol.1の入門編に続き、今回はラブリコ初心者のライターが実際に設置を体験!とはいえほぼDIYの経験がないので、簡単と聞いていてもいきなり自分で柱を立てたり棚を作ったりするのはかなり不安……。そこで、ホームセンターの「DCM DIY place」を訪れ、まずはラブリコの設置の仕方やビスの打ち方を教わりました。指導してくれたのは、マネジャーの村山良太さん。さて、うまく習得できるでしょうか?
ライター:鈴城久理子
CONTENTS
01| 体験用のミニサイズでラブリコの設置に挑戦!
店内でラブリコと2×4(ツーバイフォー)材を使って取り付け体験ができる
最初に習得する工程は、基本中の基本ともいうべき、ラブリコの柱の取り付け方。店内に設けてあるこのコーナーでは、実際に高さ90cmほどの木箱の中でラブリコの設置を無料で体験できるんです。どんなふうに組み立てていくのか、本番前に体で覚えられるので、初心者としてはぜひ体験しておきたいもの。
ラブリコを木材から外したところからスタート
組み立てられていたものを木箱から取り出し、ラブリコを外したところからスタート。すでに棚状になっていますが、柱の取り付け手順を覚えるには十分です。
上下のキャップをかぶせる
ここで使用しているラブリコは、上キャップと下キャップがセットになっているベーシックタイプの「2×4 アジャスター」
最初に木材の下部に下キャップをかぶせます。2本の木材にサッとかぶせるだけ。なんだか誰かに靴をはかせているような気分です。とても簡単でうまくいきそうな予感!
調節ネジがついている上キャップ
次は木材の上部に上キャップをかぶせていきます。こちらも2本の木材にただかぶせるだけ。
調節ネジで固定する
木箱の中に立てたらネジで調節して突っ張って固定
かぶせた木材を木箱の中に戻し、上キャップの調節ネジをクルクルと回します。回らなくなるまでしっかりと回して固定するのがポイントなのだそう。
調節ネジが回らなくなり、木箱の中に柱がしっかりと固定された状態
調節ネジをしっかりと回すことで、天井と床を傷つけずに柱を突っ張れるようになります。とても簡単ですね!
引っ張ってずれないかを確認
念のために引っ張ってみて柱がずれないかを確認
力がなくても簡単に取り付けられて、しかも柱を立てるだけなら工具は不要。なんて簡単なのでしょう。これでラブリコの設置方法も習得できたはず!
02| ビスの打ち方を体験!
壁には電動工具がずらり。初心者や女性にも扱いやすい充電式インパクトドライバーをチョイス
柱の設置方法を覚えたら、次はビス打ち体験コーナーへ。今回は柱を立てるだけでなく、棚板を取り付ける予定のため、ビスの打ち方も覚えなくてはいけません。まずは村山さんに実演してもらいました。
実演を見て使い方を覚える
穴をあけるときとビスを打ち込むときは、ビットを変えて使用。板に対してドライバーを垂直にするのがコツなのだそう
実は、電動工具を使うのは生まれて初めて。充電バッテリーの取り付け方からビット(ドライバーに装着して、穴を開けたり、ビスを打ち込んだりするための部品)の取り替え方、穴の開け方、ビスの打ち方までまるっと指導してもらいました。
穴を開けてネジを打つ
用意されている板にこわごわと穴をあけ、ビットを変えてビス打ちを体験
板に対してビスが斜めになってしまったり、握りを引くのが弱すぎたりなど、試行錯誤しながらもようやくビス打ちが完了。これで実践前の体験は無事終了です!
教えてくれたのは・・・
DCM株式会社 新規・専門事業部 マネジャー 村山良太さん
DIYアドバイザーの資格を持ち、接客はもちろんのこと、新たな企画の立案や、店内のディスプレイを手掛けるなど、さまざまな方面で活躍中。
DCM DIY place
URL:https://www.dcm-hc.co.jp/dcm-diy-place
03| まとめ
体験してみての感想は、柱の設置は簡単だったものの、工具の扱いにあまりにも慣れていなかったため、ビス打ちはやや不安が残りました。次回はラブリコを使ってキッチン棚を取り付けます。果たして、完成させることができるでしょうか?
この記事を書いた人
鈴城久理子 ライター
雑貨紹介や料理、インテリアなど暮らし系の記事を中心に執筆することが多いライター。ただいまメダ活実践中。