
大量生産品よりも長く使える手づくり品や一点物を選ぶ人が多くなり、“手仕事の品”への関心が高まっています。そんななか、全国各地で暮らしを彩るアイテムと出会えるイベントが2026年も開催予定です。数ある催しのなかからマドリーム編集部が気になるものを5つ紹介。来年こそ、“手仕事”に触れる機会をつくってみませんか。

編集部:よしかわ
CONTENTS
01| 第113回益子春の陶器市 4月29日(水)~5月6日(水)
1966(昭和41)年から続いている栃木県益子町の陶器市。例年、ゴールデンウィークと11月3日前後の2回開催されます。春・秋あわせて約60万人が集まるこのイベントでは、販売店約50店舗のほか、約700のテントが並びます。伝統的な益子焼から、カップや皿などの日用品のほか、美術品や地元農産物、特産品など、さまざまな“手仕事の品”が集結。通常よりも低価格で販売されていることもあるので、作家さんとの会話を楽しみつつお気に入りを見つけてみては。
第113回益子春の陶器市
開催日時:2026年4月29日(水)~5月6日(水)
開催場所:栃木県芳賀郡益子町内各所(城内坂・道祖土地区中心)
入場料:無料
02| HandMade In Japan Fes’ 1月17日(土)・18日(日)
日本各地で活躍している約3,000名のクリエイターたちが集まる“日本最大級・クリエイターの祭典”。アクセサリーやバッグなどのファッションアイテムのほか、インテリア、アート、手工芸品といったオリジナル作品が販売されます。また、金継ぎのアクセサリーづくりや風鈴の絵付け、レザー小物やボタニカルアート、キャンドルづくりなど、ものづくりを体験できる70種類のワークショップも開催。事前予約が必要なものもあるので、気になる“手仕事”がないか早めにチェックを!
HandMade In Japan Fes’
開催日時:2026年1月17日(土)・18日(日)
開催場所:東京都江東区有明3-11-1 東京ビッグサイト 西1・2ホール
入場料:【前売券】1日券1,300円、両日券2,000円 【当日券】1日券1,500円、両日券2,500円 ※小学生以下無料
03| クラフトフェアまつもと2026 5月30日(土)・31日(日)
松本は江戸時代から匠たちが集まり、戦後には「民藝運動」に共感した人たちによって工芸品製作が活発に行われていました。そんな町の風物詩にもなっている本イベントは、全国各地から250組以上のクラフト作家が集結。陶磁、木工、染織、ガラス、金属、皮革などさまざまな作品が展示・販売されます。また、5月の松本は「工芸の5月」として町のいたるところで工芸の企画展も実施。イベントで自分好みの“手仕事の品”を見つけつつ、市内散策も楽しんで。
クラフトフェアまつもと2026
開催日時:2026年5月30日(土)・31日(日)
開催場所:長野県松本市県3丁目2102番15 あがたの森公園
入場料:無料
※駐車場なしのため、来場は公共交通機関の利用を推奨
04| ARTS&CRAFT 静岡⼿創り市 4⽉11⽇(⼟)・12⽇(⽇)
靜岡縣護國神社の参道で毎年春・秋の2回開催される市場です。春秋ともに約130組以上の作家たちが集まり、手工芸・クラフト品といった暮らしに根ざしたものや、素材を生かした焼き菓子やパンなどが並びます。応募要項に「自身の制作(表現)を生業とし、またそれを目指している方」とあるように、ただ机の上にものを並べて販売するのではなく、作家それぞれの世界観をディスプレイとして表現しているのが最大の特徴。普段の生活では出会えない感性に触れることで、新しい発見があるかもしれません。
ARTS&CRAFT 静岡⼿創り市
開催日時:2026年4⽉11⽇(⼟)・12⽇(⽇)
開催場所:静岡県静岡市葵区柚木366 靜岡縣護國神社
入場料:無料
05| OSAKA アート&てづくりバザール vol.51 3月20日(金・祝)・21日(土)・22日(日)
関西最大級のアート&ハンドメイドイベントで、「てづパ」の愛称で知られています。プロ・アマ問わず全国から約850人のクリエイターが参加。アクセサリー、バッグ、イラスト、ミニチュア雑貨、レザークラフト、陶芸、インテリア……とさまざまなジャンルの作品が販売・展示されます。また、手づくりを体験できるワークショップコーナーも人気。会場は大阪南港ATCホールと第2特設会場(O’s棟北館3F)に分かれているので、到着したらまずはマップを見て気になるお店をチェックしておくのがおすすめ。
OSAKA アート&てづくりバザール vol.51
開催日時:2026年3月20日(金・祝)・21日(土)・22日(日)
開催場所:大阪府大阪市住之江区南港北2-1-10 大阪南港ATCホール、第2特設会場(O's棟北館3F)
入場料:前売券800円、当日券1,000円 ※小学生以下無料
この記事を書いた人
よしかわ 編集部