コノマチ語り―― 住んでみたい“あの街”の魅力

　名古屋市東部に位置する千種区は、愛知県の「住みたい行政市区」No.1に輝くエリアです。市営地下鉄東山線が通っていて、名古屋駅、栄駅といった都心部に乗り換えなしで行けるアクセスのよさがあり、沿線上には覚王山、星が丘、本山といった「住みたい街ランキング」TOP3が集中しているのも特長です。
　店舗のある池下駅前周辺は、オシャレなお店が集まるエリア。市内を東西に横断する広小路通を1本北へ入ると、フレンチやイタリアンなどのレストラン、雰囲気のいいカフェの激戦区です。僕が気になっているのは、「オステリア　リュウ」。お客様に教えていただいたイタリアンですが、食べログでの評価も高く、ぜひ行ってみたいお店です。
　池下駅から北へ歩くと、「ナゴヤセントラルガーデン」があります。ここは、スーパーの成城石井や、「賛否虜論」などの予約待ち必至の人気店が立ち並ぶ商業エリア。高級外車が行き交い、セレブな香りのする大人の街といった雰囲気を醸し出しています。
　覚王山駅周辺は昔ながらの風情を残しつつ、閑静な住宅街が広がるエリアです。日泰寺（にったいじ）というお寺があり、毎月21日に行われる縁日や春・夏・秋にはフリーマーケットが開かれ、参道沿いを中心ににぎわっています。分譲マンションが立ち並ぶ高級住宅地でもあり、千種区内でも「覚王山に住む」ということが一つのステータスになっているようです。お隣の本山駅とともに、駅の最寄りに大型スーパーがあるなど、住環境は抜群。本山駅周辺には名古屋大学があり、学生の街といった一面もありますが、治安もよく女性のひとり暮らしにもおすすめのエリアです。なおかつ本山周辺の城山学区は、星が丘周辺にある東山学区と並び、転勤してきたファミリーも注目の文教区。単身赴任の方には、駅周辺に飲食店が充実しアクセスも便利な今池、池下が人気です。今池駅には東山線と桜通線が乗り入れており、ビジネス街の丸の内駅への通勤も便利です。