公開日: 2022.07.26 最終更新日: 2022.09.06

【ご当地お菓子】可愛さ満載! お砂糖にもお茶請けにもなる香川の和三盆「WASANBO CAFE」

【ご当地お菓子】可愛さ満載! お砂糖にもお茶請けにもなる香川の和三盆「WASANBO CAFE」

── 地域のお菓子をひもとけば、その場所の素敵な側面が見えてくる。

お菓子をとおして街のなかにちょっとだけお邪魔する、「ご当地お菓子」連載。
第2回は、香川県の東端、東かがわ市に本店を構えるばいこう堂の「WASANBO CAFE」を紹介します。

ライター:吉田友希

ライター:吉田友希

01| 和三盆糖でできたWASANBO CAFE

じわ〜っとほどける口どけと、ほんのりやさしい甘さ。

数年前にはじめて口にしたときから、ばいこう堂の和三盆が大好きです。

一気にぱくぱく食べるのではなくて、ちょっと元気が出ないときにひとつ。何度、和紙に包まれたコロンとまるい和三盆に力をもらったことか。

ばいこう堂には、まんまる真っ白の和三盆のほかにも、カラフルで色んな形の和三盆がありますが、個人的に強く惹かれたのがこちら、WASANBO CAFEです。

コトリ、シロクマ各4個入り コトリ、シロクマ各4個入り

コトリ コトリ

シロクマ シロクマ

コトリとシロクマの形をした和三盆。これだけでも十分可愛いのですが、真ん中のくぼみをカップのフチに引っ掛けると可愛さ倍増。

その姿、見ているだけでも至福です。

02| 可愛くて、おいしくて、万能で

和三盆はそのまま食べるものだと思っていましたが、飲み物やお料理、お菓子とも相性がいいんだそう。なので、WASANBO CAFEはそのまま食べるお茶請けにもなるし、カップにぽとんと入れて飲み物のお砂糖にもなるということ。

今回は、シロクマはそのまま、コトリのほうはコーヒーに入れていただきます。

熱々のコーヒーに入れて軽く混ぜるとすぐ溶ける 熱々のコーヒーに入れて軽く混ぜるとすぐ溶ける

コーヒーに和三盆を入れるのははじめてでしたが、通常のお砂糖を入れたときよりも、まろやかでコクのある味わいに。そのまま食べれば言うまでもなく、上品でほっとするおいしさです。

この和三盆の賞味期限は365日。1年持つので、特別なティータイム用にストックしておいてもいいですね。

03| 歴史は江戸にさかのぼる

画像提供:ばいこう堂株式会社 画像提供:ばいこう堂株式会社

和三盆は、和三盆糖を固めたお菓子。

和三盆糖は、香川県と徳島県の一部の地域でしかつくられていない希少なお砂糖です。和三盆糖ならではの風味を生み出しているのは、「竹蔗(ちくしゃ)」という細長いさとうきびで、そのさとうきびは香川県東部の土地や気候と相性がよいのだそう。

さとうきびといえば、日本だと沖縄県や鹿児島県で生産されていますが、なぜ、香川の地にさとうきびが根付いたのでしょうか。

画像提供:ばいこう堂株式会社 画像提供:ばいこう堂株式会社

さかのぼること江戸時代、高松藩主・松平頼恭(よりたか)公が砂糖製造を命じたことによって、讃岐の地(香川)で砂糖の研究がスタート。なかなか成果が上がらないなか、当時研究をしていた向山周慶(さきやましゅうけい)が、生き倒れていた薩摩の関良介(せきりょうすけ)を助けました。その関氏がたまたま砂糖の製造に携わっていたことがきっかけで研究が進み、寛政2年(1790年)に香川県で砂糖づくりが成功したとされています。

それが現代まで脈々と受け継がれ、和三盆が香川県の特産品となっているわけです。

04| 伝統に“心を動かす魔法”を足して

カラフルで可愛らしい和三盆。
※画像内には現在販売されていない季節限定商品が含まれています
画像提供:ばいこう堂株式会社
カラフルで可愛らしい和三盆。
※画像内には現在販売されていない季節限定商品が含まれています
画像提供:ばいこう堂株式会社

ばいこう堂は、真摯に和三盆と向き合う会社。伝統製法を受け継ぎながら、これまで1000種類以上の和三盆をつくってきたというから驚きです。あらためてラインナップを見てみると、王道のものからポケモンやピーターラビットといったキャラものまで。そのなかでも、きっと今回紹介した「WASANBO CAFE」は革新派なんだと思います。

けれど、共通するのは、職人が手間をかけて一つひとつ手づくりしていること。和三盆糖の製造から和三盆への進化の過程、そして食べる人の手に届くまで、熟練の技が詰まっています。

糖と蜜に分離させる昔ながらの「押し舟作業」
画像提供:ばいこう堂株式会社 糖と蜜に分離させる昔ながらの「押し舟作業」
画像提供:ばいこう堂株式会社

和三盆糖をふるいにかける様子
画像提供:ばいこう堂株式会社 和三盆糖をふるいにかける様子
画像提供:ばいこう堂株式会社

和三盆糖を型に入れ、手作業で打ち出す様子。このときに水分量の見極めも行っている
画像提供:ばいこう堂株式会社
和三盆糖を型に入れ、手作業で打ち出す様子。このときに水分量の見極めも行っている
画像提供:ばいこう堂株式会社

昔ながらの製法を大事に受け継ぐ姿勢から、伝統産業を守るという強い想いと、香川県への愛情が感じられます。

また、ばいこう堂は地域貢献にも積極的。地元の小学校の和三盆製造工場見学の受け入れや、学校給食として和三盆を利用してもらうなどしています。地域貢献を通じて、子どもたちに、丁寧に、繊細に作られているからこそのおいしさも伝わっています。

香川の「WASANBO CAFE」、ごちそうさまでした。

さぬき和三宝 ばいこう堂
本店所在地:香川県東かがわ市引田字大川140-4
TEL:0120-33-6218
営業:9:00〜18:00
https://www.baikodo.com/

※本店のほか、高松市のイオン、ゆめタウン各店、全国の百貨店でも取扱いあり。詳しくはHPで最新情報のチェックを。

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吉田友希

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