公開日: 2023.04.26 最終更新日: 2026.07.03

23区で一番マイホームが買いやすい街!葛飾区の住みやすさと子育て環境、治安のリアル

23区で一番マイホームが買いやすい街!葛飾区の住みやすさと子育て環境、治安のリアル

江戸川と矢切の渡し
© (公財)東京観光財団

東京23区内で、家計に優しく子どもをのびのび育てられる街を探していませんか?葛飾区は、物価が安く下町の温かさが残る一方、主要な駅前には大型商業施設も充実しており、共働きファミリーにとって非常に暮らしやすい環境が整っています。さらに「学校給食費の完全無償化」などの手厚い子育て支援や、23区トップの持ち家率を誇るマイホームの買いやすさでも今大注目のエリアです。今回は葛飾区の住みやすさ、治安、リアルな相場から水害リスクまでママ目線でご紹介します。

編集部:マドリーム

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01| 概要:いま、ファミリーに選ばれる「葛飾区」の魅力

水元公園
© (公財)東京観光財団 水元公園
© (公財)東京観光財団

葛飾区は、東京23区の北東部に位置し、人口約46万人を擁する活気ある街です。西は荒川、東は江戸川に挟まれており、区の北部には都内最大級の広さを誇る「水元公園」が広がるなど、23区内でありながら子どもたちがのびのびと自然に触れ合える環境が大きな魅力となっています。

かつては「下町のベッドタウン」というイメージが強かった葛飾区ですが、現在は「子どもを育てやすい、治安とコスパのよい街」として30〜40代のファミリー層から熱い視線を集めています。

区内はエリアごとに個性豊かな表情を持っています。

  • 亀有エリア:人気漫画『こち亀』の舞台。活気ある商店街「ゆうろーど」などがあり、お買い物に困らないだけでなく、地域全体で子どもを見守る温かい雰囲気が残っています。
  • 柴又エリア:映画『男はつらいよ』で知られるレトロな街並みが魅力。休日に子どもと自転車でふらっと浅草や柴又へお出かけし、下町グルメを楽しむといった、葛飾区ならではの贅沢な暮らしが叶います。
  • 新小岩・金町エリア:利便性を重視する人に大人気。駅周辺を中心に大規模な再開発が進んでおり、近代的なタワーマンションや洗練された商業施設、充実した子育て支援スペースが次々と誕生しています。

観光地としての華やかさだけでなく、一歩路地に入れば落ち着いた閑静な住宅街が広がる葛飾区。新旧の魅力がバランスよく融合した、家族が自然体で暮らせる街です。

「もう少し都心に近くて、アクセスのよい下町も検討したい」という方は、隣接する墨田区や、ファミリーに優しい荒川区の記事も参考にしてください。

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02| アクセスと主要駅:充実の都心ダイレクトアクセス

葛飾区は、南部にJR総武線、北部にJR常磐線が東西に走り、それらを縦横に京成電鉄が結んでいます。オフィス街や主要ターミナル駅へのアクセスが非常によく、「夫婦で勤務地が違っても、どちらの通勤もラクになる街」として共働きファミリーから高く評価されています。


【区の北部】千代田線直通でオフィス街へ一本。JR常磐線エリア(金町・亀有)
JR金町駅や亀有駅から大手町駅までは、東京メトロ千代田線への直通運転により、乗り換えなしの約25〜30分でアクセス可能。霞ケ関駅や表参道駅へもダイレクトに繋がります。 また、一大ショッピングエリアである北千住駅まで2〜3駅と近いため、週末に子連れで気軽にデパートや商業施設へ買い物に行けるのも嬉しいポイントです。

JR金町駅 JR金町駅

【区の南部】東京駅まで13分! 主要駅を網羅するJR総武線エリア(新小岩)
JR新小岩駅は総武線快速の停車駅。東京駅まで快速で約13分、品川駅へも約22分と、主要なビジネス街へ驚くほどのスピードで移動できます。さらに、各駅停車を使えば新宿駅へも乗り換えなしの約35分。 東京駅に近いことは、新幹線を使った「家族での里帰り」や「旅行」の際にも、子連れの移動負担をグッと減らしてくれます。


【旅行や帰省もスムーズ】羽田・成田両空港へのアクセスが抜群な京成線エリア(青砥・高砂)
葛飾区は、空の便へのアクセスも一級品です。京成電鉄の青砥駅からは、都営浅草線・京急線へと直通する「アクセス特急」の利用で、羽田空港まで約1時間。さらに、青砥駅は成田スカイアクセス線の「スカイライナー」の停車駅でもあるため、成田空港へも約36分でスマートにアクセスできます。実家への帰省や海外旅行の際、大きな荷物と子どもを抱えて何度も乗り換えをするストレスから解放されるのは、ファミリーにとって大きなメリットです。

京成電鉄青砥駅 京成電鉄青砥駅

03| メイン駅周辺の様子:大型モールと活気ある商店街が融合

葛飾区の住みやすさを支える大きな要素が、日常の買い物環境の充実度です。特にファミリー層に人気の高い「新小岩」「金町」「亀有」の3大駅周辺は、近代的な大型商業施設と、下町らしい物価の安さが嬉しい商店街の両方が揃っており、毎日の家事を強力にバックアップしてくれます。


【新小岩駅周辺】駅ビル誕生でさらに便利に! 雨の日もサクッと買い物
新小岩駅は、2023年10月に駅直結の商業施設「シャポー新小岩」がグランドオープンし、利便性が飛躍的に向上しました。スーパーの「クイーンズ伊勢丹」や惣菜店、ベーカリーなどが充実しており、仕事帰りに雨に濡れることなく夕飯の買い出しを済ませられます。また、南口から伸びる全長約450mの全天候型アーケード「新小岩ルミエール商店街」には、約140店舗がズラリと並びます。お惣菜屋さんや八百屋さんが競い合っているため物価が安く、休日に家族で一週間分のまとめ買いをするのにも最適です。

日常生活を支えてくれる「シャポー新小岩」 日常生活を支えてくれる「シャポー新小岩」

【金町駅周辺】再開発で綺麗な街並みへ。子連れに優しい複合施設も
金町駅周辺は綺麗に整備された近代的な街並みが広がり、ベビーカーでの移動もスムーズです。駅北側には「東急ストア金町店」、南側には中央図書館も入る複合ビル「ヴィナシス金町(マルエツ金町店)」があり、日常の買い物スポットがコンパクトに固まっています。さらに、駅前の複合施設「ベルトーレ金町」の3階にある区の施設「カナマチぷらっと」には、無料で利用できる大型玩具のあるキッズスペースやロビーがあり、お買い物ついでに子どもを遊ばせたり、ママ友とおしゃべりしたりできる貴重な息抜きスポットとなっています。


【亀有駅周辺】ファミリーの強い味方。「アリオ亀有」が暮らしの拠点に
ファミリー層が葛飾区内で最も注目すべきなのが亀有駅周辺です。駅から徒歩約5分の場所には、超大型ショッピングモール「アリオ亀有」があります。 モール内には、大型スーパーのイトーヨーカドーをはじめ、「アカチャンホンポ」や「LOFT」、映画館(MOVIX)、さらに子連れで利用しやすい広大なフードコートまで完備。日常の買い物はもちろん、「週末のお出かけはアリオだけで完結する」と言われるほど、30〜40代ファミリーの生活に無くてはならない存在となっています。

亀有駅南口周辺の様子 亀有駅南口周辺の様子

04| 治安:23区平均並みで凶悪犯罪は少なめ。安心して暮らせるエリア選び

子どもを育てる街を選ぶうえで、最も気になるのが治安の面です。結論から言うと、葛飾区の治安は「東京23区の平均水準」であり、大きな事件などの凶悪犯発生率は23区平均を下回るなど、基本的には落ち着いていて暮らしやすい街です。

警視庁の最新データによると、葛飾区の人口1,000人あたりの犯罪認知件数は23区平均とほぼ同等。下町の温かいコミュニティが残っていることもあり、地域全体で子どもを見守る防犯意識が高いのも特徴です。

エリア別の治安傾向と、ファミリー向けの選び方

区内すべての場所が一律というわけではなく、駅周辺の特性によって傾向が異なります。

  • 主要駅の周辺(新小岩・金町・亀有の駅前)
    大型商業施設や飲食店が集まり、区外からも多くの人が行き交うため、どうしても自転車盗難などの軽犯罪が他のエリアに比べて多く報告される傾向があります。特に夜遅い時間帯の駅前繁華街は賑やかになるため、小さな子ども連れで歩く際は少し注意が必要です。
  • 駅から少し離れた住宅街・その他のエリア
    駅から徒歩10〜15分ほど離れた住宅街や、「お花茶屋」「青砥」「柴又」などのエリアは、非常に静かで治安が安定しています。街灯の整備が進んでいる道が多く、ファミリー層が多いため、夕方の時間帯も「地域の目」が行き届いていて安心感があります。

チェックしたい防犯ポイント
葛飾区では、青色防犯パトロールカーによる巡回や、通学路の防犯カメラ設置などが積極的に進められています。 もし葛飾区でお住まいを探すなら、駅のすぐ近くよりも「駅から少し離れた住宅街」や「学校・公園の通学路沿い」を意識して選ぶと、より治安のよさを体感しながら心地よく暮らすことができます。

05| 葛飾らしさを大満喫! 休日を彩る下町情緒あふれる商店街3選

各駅周辺に商店街があり、買い物にはとても便利な葛飾区。地域ごとにカラーが違ってそれぞれ違う魅力があるなかで、休日にも行ってみたい商店街3選を紹介します。

①『こち亀』のイベントも開かれるにぎやかな商店街「ゆうろーど(亀有銀座商店街)」

ゆうろーど ゆうろーど

JR亀有駅南口からまっすぐ南へのびる通りと、その周辺の通りに広がる商店街。全長約200mの商店街と約120mのアーケード商店街からなり、生鮮食品から日用雑貨、美容、服飾、下町グルメやレストラン、クリーニング、各種医療機関に至るまで、多彩な店舗が揃っています。

商店街の中央には、人気漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の主人公・両さんの少年時代をイメージした「少年両さん」像が。夏休みなどには、商店街を含む亀有駅周辺に点在する『こち亀』キャラの銅像を巡るスタンプラリーイベントなども開催されています。

②映画『男はつらいよ』の舞台としても知られる「柴又帝釈天門前参道商店街」

柴又帝釈天門前参道商店街 柴又帝釈天門前参道商店街

京成電鉄柴又駅から柴又帝釈天へと続く約200mほどの参道は、まるで昭和にタイムスリップしたかのような、レトロな街並みが残る場所。一帯は「葛飾柴又の文化的景観」として、都内初の国の重要文化的景観に指定されています。

参道の両側には古い木造建築の店舗が並び、老舗の天ぷらや蕎麦、ウナギ・ドジョウ料理を味わったり、名物の草団子や煎餅などの食べ歩きを楽しめます。

佃煮や漬物、くずもち、飴など、土産品も揃っており、下町ロマン溢れる街並みは、映画『男はつらいよ』の舞台としても有名。参道入口にあたる柴又駅前には「寅さん」とその妹の「さくら」の像があり、撮影スポットになっています。

③新旧約140店舗が入り混じり、毎日多くの人々でにぎわう「新小岩ルミエール商店街」

新小岩ルミエール商店街 新小岩ルミエール商店街

JR新小岩駅南口に広がる駅前広場の先にある、約450mに渡って南へとのびるアーケード商店街。「新小岩銀座商店街」と「新小岩ドリームウェイ商店街」の2つの商店街からなり、約140店舗が軒を連ねています。コロッケや焼き鳥など、惣菜を扱う店が充実しており、肉屋、魚屋、八百屋、スーパーマーケットから100円ショップ、ドラッグストアといった、日々の買い物に便利なお店がいっぱい。飲食店では、タイやベトナム、中華といったアジア系のレストランがあり、本場の味が楽しめます。

夏とクリスマスの「チャンスセール」、春と秋の「大江戸よしむねまつり」をはじめ、餅つきやさくらまつり、収穫祭、イルミネーションなど、季節のイベントが盛りだくさんなのも魅力のひとつ。地元の人々に愛される、活気のある商店街です。
(取材&ライティング:立花裕子〈MAP&NEWS.net〉)

06| 独自の支援制度:持ち家率23区No.1! 定住者が多い納得の理由

葛飾区は、東京23区のなかでも抜群に「マイホームを持ちやすい街」として知られています。持ち家率は50.3%に達し、23区中第1位を記録(総務省による令和5年の「住宅・土地統計調査」より)。これは、都心へのアクセスがよい割に土地や物件の価格が良心的で、ファミリー層が「この街に腰を据えて、長く子育てをしよう」と選んでいる証拠でもあります。

そんな定住率の高い葛飾区が、今もっとも力を入れているのが「子育て世帯への経済的・精神的サポート」です。区の代表的な独自の取り組みをご紹介します。


家計が助かる「区立小中学校の学校給食費」が完全無償化
子育て中の家庭にとって大きな固定費となるのが給食費。葛飾区では、区立の全小中学校で学校給食費の完全無償化(所得制限なし)を実施しています。 子どもが2人、3人と増えるほどその恩恵は大きく、年間で数万円〜十数万円単位の節約になります。「浮いたお金を習い事や教育資金に回せる」と、子育てママから絶大な支持を得ています。もちろん、高校生までの医療費助成(所得制限なし)もしっかり完備されています。


ワンオペ育児を救う「家事サポーター派遣費用」の助成
近くに頼れる実家がない家庭の強い味方が、区の家事・育児サポーター派遣制度です。葛飾区では、3歳未満のお子さんがいるすべての世帯を対象に、家事や育児をお手伝いしてくれるサポーターの派遣費用を助成しています。 さらに多胎児(ふたご・みつご等)の家庭には、1世帯あたり24,000円分の「多胎児家庭応援券(こども商品券)」の配布や、妊婦健診費用の追加助成など、特に手厚いバックアップ体制「かつしか育児7つの安心」が用意されています。


お出かけ先でも安心! 街中に広がる「赤ちゃんの駅」
「小さな子どもを連れてのお出かけは、オムツ替えや授乳の場所が心配……」というお母さんの不安を解消するため、区内の公共施設や民間店舗(スーパーやドラッグストアなど)の各所に「赤ちゃんの駅」が設置されています。 フラッと立ち寄って無料でスペースを借りられるため、荷物が多くなりがちな時期のお出かけも、葛飾区内なら心理的なハードルがグッと下がります。

07| 【2026年最新】住居費を抑えてゆとりを。葛飾区の家賃・物件価格相場

葛飾区がファミリー層から圧倒的に支持される最大の理由は、東京23区でありながら、住居費を圧倒的に低く抑えられるコストパフォーマンスの高さにあります。家賃や住宅ローンなどの固定費を抑えることで、子どもの習い事や教育資金、家族のレジャーにお金を回せる、ゆとりある暮らしが叶います。大手不動産ポータルサイトの最新データを基に、ファミリー向け(2LDK〜3LDK)のリアルな相場を見ていきましょう。

賃貸で暮らす:ファミリー向けの家賃相場
葛飾区の賃貸物件は、23区平均と比べても非常にお手頃です。

間取り葛飾区の家賃相場
1LDK(共働き・DINKS向け)約10.9万円
2LDK(子ども1人のファミリー向け)約11.7万円
3LDK(子ども2人以上のファミリー向け)約16.6万円

もともと家賃相場が低いエリアですが、駅によっても差があります。人気が高まっている「新小岩」や再開発が進む「金町」の駅チカ築浅物件は15万〜20万円前後になることもありますが、「京成高砂」や「お花茶屋」といった京成線沿線の駅を選べば、広めの3LDKでも12万〜13万円台で状態のよいファミリー物件を見つけることが可能です。

マイホームを建てる:新築・分譲一戸建ての価格帯
葛飾区は、23区内で「最も一戸建てを持ちやすい街」の一つです。

新築一戸建て相場:5,500万円~7,500万円台

都心の利便性を手に入れつつ、この価格帯で戸建て(3LDK〜4LDK)が狙えるのは大きな強みです。駅別に見ると、総武線快速が止まる「新小岩駅」周辺は6,800万円前後と高めですが、「亀有駅」や「青砥駅」周辺であれば5,000万円台後半から条件のよい新築戸建てを探すことができます。

中古マンションの価格帯
「駅チカの利便性とセキュリティを重視したい」という人には、中古マンションという選択肢も人気です。特に葛飾区内では3LDKの間取りが取引の中心となっています。

2LDK(築10年〜20年前後):約3,000万円台
3LDK(築10年〜20年前後):約3,800万円~4,500万円台


築5年以内の築浅物件や、駅直結のタワーマンションなどは5,000万〜7,000万円を超えるケースもありますが、少し築年数を広げて「築15年前後でリノベーション済みの物件」などを狙えば、3,000万円台で駅徒歩10分以内の好条件なファミリー向けマンションに出会える確率がグッと上がります。


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08| 購入前に知っておきたい、葛飾区の水害リスクとハザードマップ

葛飾区への引っ越しやマイホーム購入を検討する際、切っても切り離せないのが「水害(浸水)リスク」の話題です。葛飾区は荒川や江戸川、中川などの大きな河川に囲まれており、区の大部分が海抜ゼロメートル地帯に属しています。大型台風などでこれらが氾濫した場合、区の大部分で深刻な浸水被害が発生することが想定されています。

「ファミリーで住むのは危険?」と不安になりますが、リスクがあるからこそ、葛飾区は東京23区のなかでもトップクラスに「水害対策と避難計画」が具体化されている街です。知っておくべきリアルな防災体制を紐解きます。


大雨の3日前から動く! 江東5区の広域避難計画

葛飾区は、隣接する足立区・江戸川区・墨田区・江東区(江東5区)と連携し、大規模な水害が予測される場合の明確なタイムラインをつくっています。

  • 72時間前(3日前):江東5区が共同で大規模水害への対応・検討を開始。
  • 48時間前(2日前):「自主的広域避難情報」を発表。5区外の安全な場所(親戚宅やホテルなど)への自主避難を呼びかけます。
  • 24時間前(1日前):「広域避難指示」を発令。浸水エリアから脱出するための指示が明確に出されます。

このように、ギリギリになってパニックになるのを防ぐため、数日前から段階的に避難を促すシステムが確立されています。


マンションなら安心? 「垂直避難」と「洪水緊急避難建物」
「もし避難が間に合わなかったら……」という場合も、命を守る仕組みがあります。 住んでいる家がマンションの3階以上など、想定される浸水深よりも高い場合は、無理に外へ出ず自宅の上層階に留まる「在宅避難(垂直避難)」が推奨されています。
戸建てに住む場合でも、区内には民間施設(ショッピングモールの「アリオ亀有」など)や学校、JCCの集合住宅などが「洪水緊急避難建物」として多数指定されており、緊急時に近隣の頑丈な建物の3階以上に逃げ込める環境が整えられています。


進む治水対策! 新小岩公園の防災高台など区の取り組み
葛飾区はただ逃げるだけでなく、街全体の防御力を高めるインフラ投資を2026年現在も着実に進めています。

  • 新小岩公園の防災高台整備:万が一の洪水発生時に、緊急避難や救助活動、物資輸送の拠点となる「高台(こうだい)」を公園内に整備する大規模プロジェクトが進んでいます。
  • 京成本線の荒川橋梁部対策:堤防が一部低くなっていたエリアにおいて、鉄道会社や警察・消防と連携し、深夜帯の線路内で止水板や大型水のうを設置する高度な水防訓練を定期的に実施。街へ水が流れ込むのを防ぐ対策を強化しています。

マイホームを持つなら、こんなポイントをチェック
葛飾区で家族の安心を守るマイホームを見つけるなら、以下の視点を持つのがおすすめです。

  • マンションなら3階以上を検討する
  • 戸建てなら、ハザードマップで浸水深が比較的浅いエリア(金町の一部など)を選ぶ、または3階建てを検討する
  • 日常的に、家族で「江東5区外の避難先(実家やホテルの候補)」を話し合っておく

あらかじめ備えることができる体制が整った葛飾区は、見方を変えれば非常に防災意識が高く、家族を守りやすい街と言えます。


理想のマイホームに出会うために!周辺エリアとも比較しよう
妥協のない家選びをするために、近隣の区や市の住みやすさもあわせてチェックしておくのがおすすめです。

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