朝食として毎日食べる人が多い食パン。トースターで手軽に焼いてもいいけれど、もっと美味しく味わうために、焼網を使ってみてはいかがでしょうか? 今回、実際に購入して使ってみるのは「つきじ 常陸屋」のセラミック焼網(大)。セラミックの遠赤外線効果で“ふっくらジューシー”なトーストができあがるでしょうか?
編集部:りょう子
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01| セラミック焼網が到着しました
▲英字新聞に包まれてお洒落に到着。右上の鳥模様の紙の内側には問い合わせ先が記載され、明細書が挟んであります。
▲箱から取り出してみました。取り扱い説明書も同封されています。
▲大サイズは幅22.0×奥行22.0×高さ3.5cmで重さは460g(目安)。持ってみると500mlのペットボトルより少し軽いくらいです。
焼網の上に一般的なサイズの食パンを乗せるとこうなります。
▲食パンをのせても周囲に少し余裕があるので、周りにソーセージや野菜などをのせて一緒に焼いてもいいかと思います。
▲横からみたところ。高台があるので焦げにくく、美味しいパンが焼きあがるそうです。
ちなみに、この焼網は直火専用で、カセットコンロやIHでは使うことができないので注意が必要です。
02| 焼き始める前に大切なこと、それは予熱
焼網をコンロに乗せたら、しっかりと予熱することが大切です。予熱しておかないと食材が網にくっついてしまうことがあり、また、網全体を均一の温度にしておくことで、焼きムラも減らせるのだそうです。少しだけ手間をかけることで、より一層美味しいパンが焼きあがるんです。
ここでひとつ注意が必要なのが、自動で火力が弱火になったり、消化したりするガスコンロのセンサー(Siセンサー)。2008年10月以降に製造されているガスコンロには必ずこのセンサーがついていて、このセンサーによって火力が弱火になってしまうことが多いです。ガスコンロのセンサー解除スイッチを利用する、人によっては専用の焼き台を購入して火力を保つなど色々な方法があるので、お使いのコンロの説明書などを確認してください。
▲火をつけるとすぐにあたたまり始めます。
いよいよ焼き始めます
▲まんべんなく網があたたまったら、パンを網の中心に置きます。
網が熱くなったらパンを置きます。我が家の環境では、網が熱くなるまで、だいたい40秒~1分弱くらいでした。
03| 焼き加減を見ながら、角度を変えたり、ひっくり返したり
▲時計回りに角度を変えます。
パンを乗せたら、様子を見ながら角度を変えていきます。
▲ひっくり返しながら1分ほどで焼き色がついてきました。
全体に焼き色がついてきたら、ひっくり返します。
04| 焼くこと約2分、トーストができあがりました
▲綺麗な焼き色がつきます。
両面とも焼きあがりました!
▲バターをのせて、いただきます!
食べてみると、全体的にはカリっと軽やかな印象です。外側はカリっと軽やか、内側はもっちり&ふんわりとした食感で、食パン自体は今までと変わらないのに、トースターで焼いた時とは別物のようでした。
05| いろんなものを焼いてみます
普通の食パンだけではなく、いろんなものを焼いてみたくなりました。
▲食パンではなくカンパーニュを焼いてみました。食パンと同じく、トースターで焼くより美味しい!
▲野菜類ときのこもまとめて焼いてみました。ヘルシー朝食セット!
※水分が逃げることなく、野菜のみずみずしさが味わえます。油を使わないのでヘルシーなのも嬉しいところ。
06| 焼いた後のお手入れ方法は?
パンを焼くくらいであれば、落ちたパンくずをはらうだけでいいそうです。油が出る肉や野菜などを焼いた後、汚れが気になるようであれば、サッと水洗いしましょう。
07| まとめ
食パンを焼くならトースターと思いこんでいました。今回、焼き網を使ってみることで新たな世界が開けたような気がします。すぐに焼きあがるので手間はかからないですし、何より軽やかでふわっとした食感が気に入りました! ひどく汚れなければ、水洗いが不要なのもズボラな私にはありがたいポイントです。
ただ、少し失敗してしまったのが、最初に使った時に火力を強くしすぎたのか、2回目以降に使った時、セラミックの部分が少し曲がって、コンロの火が止まってしまうことがありました。火力を注意深く観察したり、専用の焼き台を利用するなど、もっと快適に使う方法を探る必要がありそうです(我が家では)。
【今回使ったアイテム】
メーカー:つきじ 常陸屋
品名:セラミック焼き網
この記事を書いた人
りょう子 編集部