コロナ禍によって、急速に進んだテレワーク化で「移住」の人気が高まっています。実はわたしもそのうちの一人。生まれ育った東京を離れ、神奈川県の逗子へと移住しました。逗子で1か月過ごしてみて実感した、その利便性についてご紹介していきます。
ライター:はな
01| 引っ越しを考えたきっかけはやっぱり“おうち時間”
▲逗子駅より徒歩10分ほどで行ける逗子海岸
今年3月下旬頃、私たち編集部にも在宅勤務のお触れが発令されました。都内で実家暮らしをしていた私は、パソコン作業をするようなデスクはなし、長時間座っていても疲れないイスを置くスペースもなし、仕事の合間にリフレッシュできるモノや環境も整っていませんでした。マドリームという媒体をやっていながらおうち時間がこんなんでいいのか……と思い、引っ越しを考え始めます。
引っ越しを考えた理由はほかにも
・広い部屋がほしい
・家事をする時間ができた
・家の近所に新鮮味がほしい
・出社が少なくなったので東京に住む必要ないかも
そんな条件で、プチ移住先を探し始めました。
02| 逗子に引っ越した決め手は……アクセスのよさ!
▲JR逗子駅。駅前には葉山や横須賀方面へアクセスできるバスロータリーがある
逗子駅はJR横須賀線、湘南新宿ラインが乗り入れていて、勤務先がある渋谷まで1本でアクセスすることができます。ほかにも新宿、品川、東京といった主要駅に直通していて、それぞれ1時間ほどでアクセス可能! しかも始発駅なので、必ず座れるのが最大の魅力です。1時間電車に乗り続けていても、座りながらちょっとした作業をしたり本を読んだり、時には爆睡したり……、有意義に時間を使えるのであっという間に目的地に到着します。
▲京急逗子・葉山駅南口
また逗子駅から徒歩5分ほど(ホームまではプラス3分くらい)のところには逗子・葉山駅もあり、京急線の利用も可能。こちらも始発駅なので必ず座れて、エアポート急行に乗れば羽田空港へも1本、約1時間でアクセスできるんです! 出張の多い編集部としてはとってもうれしいポイント。ちなみにこの逗子・葉山駅は2020年3月に新逗子駅から改称したばかりで、地元のほとんどの人がいまだに「新逗子駅」と呼んでいます。「逗子・葉山駅」と呼んでいると新参者だとばれてしまいそうですね……。
▲逗子・葉山駅北口(JR逗子駅寄り)にはドラッグストアや100円ショップ、本屋さんなどが併設されていて結構便利
京急線は、かつて延伸の計画もあったそうですが、葉山という入り組んだ地形と地盤の関係で、駅を増やすことはできなかったそうです。そんな最果て感のある逗子、東京からなるべく離れてみたいと思っていた私にとってはぴったりな土地でした。だけど定期的に出社も必要、空港もよく使う、都内に用事がちょこちょこある……! そんなよくばりな条件を満たしてくれたのが逗子でした。
03| アクセス以外の利便性は?
電車の最果てである逗子ですが、生活に欠かせない買い物にも不便することはありません。
▲オーケー 逗子店
駅から徒歩5分ほどのところには、大型スーパーの「オーケーストア」が。「高品質・Everyday Low Price」を掲げ、リーズナブルで大充実の品揃えが人気のスーパーです。週末には多くの人が来店していて、まとめ買いしている人も多く見かけます。
逗子駅前にも「スズキヤ」という少し小さめのスーパーがあり、夜10時まで営業しているので、仕事帰りなどにはとても便利ですよ!
▲ココカラファイン 逗子店。2階には100円ショップのダイソーがある
オーケーストアの近くにはドラッグストアや100円ショップもあり、日常生活で必要なものはこのエリアでたいてい手に入ります。
▲駅の目の前にある魚屋「魚佐次」
最後におすすめしたいのは、逗子駅前にある魚屋「魚佐次」さん! 相模湾などで獲れた新鮮な魚が種類豊富に並び、タチウオやホウボウなど、スーパーではあまり見かけない魚もいただくことができますよ。
04| まとめ
今回は、逗子移住を決めたきっかけとその利便性についてご紹介しました。最後に魚屋さんを紹介しましたが、そう、逗子といえば海! 次回は、周辺の海や山、自然環境について解説します。
この記事を書いた人
はな ライター