人気の逗子移住レポートvol.4。東京出身者が逗子へプチ移住し、その感想をレポートします。密を避けられる野外レジャーが人気になったいま、「公園の充実度」は住む町を選ぶ際の重要なポイントになりますよね。今回は、豊かな自然や海の絶景が満喫できる逗子の公園5つをご紹介! ファミリーはもちろん、大人だけでも楽しめるのでぜひ参考にしてみてください。
ライター:はな
CONTENTS
01| 展望台からの絶景と動物たちに出会える「披露山公園」
逗子の西側、披露山(ひろやま)の頂上に位置する披露山公園。日本のビバリーヒルズとも称される高級住宅街「披露山庭園住宅地」の一角にあるので、公園に向かう道中から非日常を味わえる立地です。
▲展望台からの眺め(提供:逗子市)
標高約100mの展望台からは相模湾や逗子マリーナを一望し、天気のよい日には江ノ島や富士山を望む絶景が広がります。
最大の特徴は、園内でニホンザルやモルモット、クジャクやセキセイインコといった動物が飼育されていること。誰でも無料で見ることができるので、大人だけでも十分に楽しめますよ。
◆披露山公園
所在地/逗子市新宿5丁目4-1
アクセス/JR逗子駅より京浜急行バス「披露山入口」下車、徒歩約15分
開園時間/8:30〜16:30 ※コロナウイルス感染拡大防止のため、レストハウスは現在飲食禁止、売店休業中
駐車場/49台(無料)
トイレ/あり(身障者用もあり)
敷地面積/58,000平方m
02| 南国気分を味わうならここ「大崎公園」
披露山公園からほど近く、小坪側の高台に位置する大崎公園。散策路には多くのソテツが植えられ、何にも邪魔されず広々とした空とともに南国のような雰囲気を演出しています。
相模湾に突き出た岬からは大パノラマが広がり、江ノ島方面・逗子海岸方面の両方を見渡すことができる景勝地となっています。園内には遊具などはありませんが、この景色を見るだけでも十分に行く価値ありではないでしょうか。
▲小坪漁港と逗子マリーナ
大崎公園へは、小坪漁港から階段を登ってアクセスすることもできます。小坪漁港では水揚げされたばかりの新鮮な魚介を買うことができ、フォトジェニックな逗子マリーナにも立ち寄ることができるので、周辺を含めた散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。
◆大崎公園
所在地/逗子市小坪4丁目739
アクセス/JR逗子駅より京浜急行バス「小坪海岸」下車、徒歩約5分
開園時間/指定なし
駐車場/なし(披露山公園の駐車場を利用可能)
トイレ/あり
敷地面積/21,370平方
03| 逗子海岸から最も近い緑地「蘆花記念公園」
蘆花記念公園は、逗子海岸の南端より徒歩5分ほどの立地にある公園です。明治の文豪、徳富蘆花ゆかりの地である桜山に作られた園内には、徳富蘆花文学碑や名士の別荘であった旧脇村邸などが残されています。
園内にある郷土資料館は、令和2年3月をもって閉館となってしまっていました。こちらには逗子にゆかりのある文学や歴史などの資料が展示されていたそうです。
散策路を抜けた高台の頂上には「きずなの森」があり、眼下に逗子海岸を一望。潮風ともまた違った爽やかな風が吹き抜け、とても心地よい場所となっています。逗子の海と緑を一度に楽しみたい方におすすめの公園です。
◆蘆花記念公園
所在地/逗子市桜山8丁目2274-1
アクセス/JR逗子駅より徒歩約25分、または JR逗子駅より京浜急行バス「富士見橋」下車、徒歩約8分
開園時間/指定なし
駐車場/なし
トイレ/あり
敷地面積/26,900平方m
04| 手つかずの自然に癒される「久木大池公園」
久木大池公園は、住宅地「鎌倉逗子ハイランド」の一角にある公園。久木大池を中心に、手つかずの緑が残る雄大な風景が広がっています。
散策路では自然のままの山肌を感じられるだけでなく、野鳥や野生生物に出会えることも。(※現在、散策路は地割れが発生しているため一部区間は通行止め)周辺は閑静な住宅地で商店や人出もあまりないため、喧騒から離れてリフレッシュしたい方におすすめです。
公園の奥からは約6kmのハイキングコースとなっています。六浦方面へ進む「やまなみルート」は、鎌倉から横浜・東京湾を望む眺望豊かなコースとなっているようです。道中、倒木なども多いそうなので気になる方は公式の最新情報をチェックしてみてくださいね。
◆久木大池公園
所在地/逗子市久木8丁目1287-2
アクセス/JR逗子駅より京浜急行バス「坂上」下車徒歩、約2分
開園時間/指定なし
駐車場/なし
トイレ/なし
敷地面積/17,209 平方m
05| 充実した設備と見どころあふれる「第一運動公園」
最後に紹介するのは、第一運動公園。こちらは逗子市立体育館(逗子アリーナ)に隣接する公園で、運動場やテニスコート、野球場、ドッグラン、体験学習施設、プールなど、園内にはたくさんの施設が備わっています。テニスコートや野球場の利用は予約が必要ですが、広場内に設置されているバスケットゴールは予約なしで誰でも利用可能です。
スポーツ利用以外にも見どころはいろいろ。1984年(昭和59年)に廃車となった京急線「デハ601号」の車両が展示されており、普段は車内も見学することができます(※現在はコロナウイルス感染拡大防止のため閉鎖中)。春には桜と赤い車両の競演が見事で、写真スポットとしても人気の場所です。
また、逗子コミュニティカフェ「カフェちょこっと」ではホットドッグや焼き菓子、ドリンクなどを販売。市民の交流の場になるようにと、随時イベントなども開催しています。充実した施設に子どもから大人まで楽しめるだけでなく、訪れるたびに発見がありそうな公園です。
◆第一運動公園
所在地/逗子市池子1丁目11-2
アクセス/JR逗子駅より徒歩約20分 または JR逗子駅より京浜急行バス「池子十字路」下車、徒歩約4分
開園時間/6:00~21:15
駐車場/110台(入庫後1時間まで100円、その後30分ごとに50円、当日最大600円)
トイレ/あり(身障者用もあり)
敷地面積/55,576 平方m
06| まとめ
▲個人的おすすめ度を表にしてみました
逗子の公園5選、いかがでしたか? 都内から移住した者にとっては、正直公園の概念が変わるほど逗子の公園は自然にあふれています。それぞれに特徴があり、目的に合わせてさまざまな楽しみ方ができるので、週末や夏休みにぜひ足を運んでみてくださいね!
※公園の開園時間などは2021年5月時点の情報になります。お出かけの前に公式サイトなどで最新の情報をご確認ください。
この記事を書いた人
はな ライター