少しずつ暖かくなり、お花見が気になる季節。桜の樹の下、大勢で輪になってお酒を味わいたいところですが、今年の春までは家のなかで我慢しようと考えている方も多いはず。そこで、キリンが提供する会員制のビール定期購入サービス「Home Tap(ホームタップ)」をご紹介。自宅で本格的な生ビールが味わえるとのことですが、本当でしょうか? 編集部が実際に使ってみて、感想をレビューします。
編集部:りょう子
CONTENTS
01| キリン ホームタップってどんなサービス?
ホームタップとは「Tank to Glass(タンクからグラスへ)」をコンセプトとする、月額制の生ビール定期便サービス。無料でレンタルできるビールサーバーと、毎月2回届く生ビールで、おうちで気軽に本格的な生ビールが味わえます。生ビールは工場で作られたこだわりの生ビールが自宅に直送。まさに作りたての生ビールが味わえるそうです。料金プランは月2セット(4本)と月4セット(8本)の2種類あるので、ライフスタイルにあわせて届くビールの量が選べます。
では、早速使ってみましょう!
02| ホームタップ、到着!
こちらが無料でレンタルできるビールサーバー。白をベースにしたシンプルなデザインなので、大体のお部屋に違和感なく馴染むのではないでしょうか。スッキリしたデザインなので、お部屋やテーブルの上を片付けたくなるかもしれません。
サーバーを設置する際は幅430mm、高さ550mm、奥行430mmのスペースが必要になります。リビングのテーブルにも気軽に置けます(サーバーを収納する場合は幅300mm、高さ400mm、奥行300mmのスペースが必要)。
ビールサーバーの背面。プッシュして開けると電源コードが収納されています
電源をONにするとビールサーバーが冷え始めます
ビールサーバーの上の丸い部分を押して、木のレバーを引き上げると、蓋が開きます
03| ビールを注いでみます!
ステップ①:炭酸ガスカートリッジをセット
まずは炭酸ガスカートリッジの準備です。ビールサーバーの左上のつまみを「OPEN」にあわせ、ガスユニットを引き出します。
簡単に引き出せます
左にねじると黒いホルダー部分が外れます
ホルダーに炭酸ガスカートリッジをいれ、ガスユニットに取り付けます(緩んでいると炭酸ガスがもれる可能性があるので、しっかりと取り付けてください)
ガスユニットをビールサーバー本体に戻します
付属のストローの尖っていないほうをビアラインキャップの内側に取り付けます
ステップ②:PETビアボトルをビアサーバーにセット
ビアサーバーにビールをセットします(PETビアボトルは冷蔵庫で冷やしておきます)。
今回試すのは、こちらの「ブルックリンブルワリー ブルックリンラガー」。華やかなホップの香りで、しっかりとした味の料理にあうそうです。
特殊コーティングを施しているので、透明の容器ですが品質は劣化しにくいそう
キャップを外してビアラインキャップを取り付けます
ビールサーバーに入れます
チューブ固定部のロックを開けて
ビアラインチューブ注ぎ口の穴に通し、溝に沿わせてはめ込みます
炭酸ガス共有コネクタをビアラインキャップに押し込み、ロックします
蓋を閉めて、やっと準備完了です!
ステップ③:ビールを注ぎます
冷えたビールを準備して、グラスに注ぎます。
グラスを傾け、タップを手前に倒し、ビールを注ぎ始めます
グラスを徐々におこしながら、注いでいきます
ある程度ビールが注げたら、タップを戻し、タップを奥側に倒します。これで、泡がでます。泡好きな方は泡をいい目に注ぐなど、調整きるのが嬉しいですね!
最初の一杯、できました!
少し泡が多めかもしれません。こぼれないかドキドキながら注いだので、
全体の量も少なめになってしまいました。
「ブルックリンブルワリー ブルックリンラガー」は、あっという間に飲み終え…。次は「SPRING VALLEY豊潤<496>」。キリン渾身のクラフトビールで、綺麗な後味が魅力とのこと。
動画も撮ってみました!
だんだんと慣れてきたのか、最初の頃よりも泡は少なめに入れられました。
どうでしょうか!
飲んでみた感想は、当然ですが「美味しい!」です。クリーミーな泡と、スッキリとした喉ごしで、おうちでこのクオリティのビールが味わえるとは想像したことがありませんでした。「自分で注ぐ」という体験感もあり、特別なビール時間を過ごせそうです。
04| キリン ホームタップを使ってみた正直な感想は?
良い点
- スッキリとした喉ごしのビールが味わえる
- 泡の比率など、自分好みのビールを注げる
- 自分で注ぐ楽しさを体験できる
- 豊富なラインナップのなかから、好みのビールを選べる
まずは良い点を3つ。まずは、美味しいということ。次に自分好みの一杯を作れるということ。そして自分で注ぐ体験ができるということ。また、届くビールは好みで選べるので、気分にあわせてビールをセレクトできるのも嬉しいです。
気になる点
- 注ぐまでの準備が必要
- 価格の問題
次に気になる点です。まずはビールサーバー準備。慣れてしまえば問題ないと思いますが、炭酸ガスカートリッジの取り付けなど、最初は動画を見ながらになるので、時間が必要です。複数人飲むなら、事前に練習をしておきたいところです。そして、価格。上に料金プランを書きましたが、月2セット(4本)で月額8,250円(税込)。一杯あたり421円~となります。月4セット(8本)だと月額12,430円(税込)、で、一杯あたり385円~。この価格を高いと考えるかは人ぞれぞれ。毎日飲むのは缶ビール、週末のお楽しみにホームタップのビール、など使い分けをするのもアリかと思います。
キリン ホームタップについて、実際の使い方や正直な感想を書いてみました。春から夏にけて、ビールが美味しい季節です。特別なビール時間を過ごしたいと考えている方は、公式サイトなどをぜひチェックしてみてください。
この記事を書いた人
りょう子 編集部