きれい好きでありながら、面倒くさがりな私の生活スタイルのモットーは、「できるだけラクをして、きれいに暮らす」こと。今回は洗面所に注目。予算3,000円以内で、洗面所に直置きしているアイテムたちを浮かせて、掃除がしやすく、ラクしてきれいな状態を保てる収納にチャレンジ! 見た目にもスッキリする、気持ちのいい洗面所を目指しました。
ライター:moriyuu
CONTENTS
01| 現状把握からスタート! 改善点を洗い出し
洗面台の縁が微妙な幅のため、手があたると物が簡単に落ちます
現状の洗面所には、うがい用のコップ、ハンドソープボトル、鏡にはねた水滴を拭くためのタオル、フラワーベース、コンタクトの保存容器、めがねの6品が大抵デフォルトで置いてあります。
まずは、同棲中の彼と一緒に改善したいところを洗いだします。
水滴用のタオル
この洗面台は鏡の部分が多く、おしゃれなのですが、水はねが気になるのが難点。水が飛んだらすぐにふけるようにタオルを置いていますが、直置きなので手があたったら落ちますし、置きっぱなしは若干不衛生な気もしています。
うがい用コップ&せっけんボトル
うがい用のコップや液体せっけんのボトルは底がぬめりやすく、きれいに保つのが面倒でモヤモヤしています。
コンタクトの保存容器
コンタクトの保存容器は、使ったら鏡裏に収納すればいいのですが、洗ったあとそのまま乾かしておきたいため、出しっぱなしが多いです。また、帰宅したらすぐにコンタクトからめがねに替えられるよう、めがねは洗面所に置きっぱなし。洗面台の縁に置いているめがねやタオルは、手などがあたるとすぐに落ちてしまうため、非常に不便を感じています。
そのほか、こまごまとしたもの
メイク道具やスキンケアなどは鏡の裏に収納していて、使うときに取り出しますが、洗面台の縁は意外と狭く、ほかに物が置いてあると一時置きスペースが足りません。
上記のアイテムたちをすべて浮かすことができたら、メイクも快適になりそうです。
02| コップを浮かせる
スタイリッシュかつ実用的な「tower フィルムフック マグネットタンブラー」
まずは、一番きれいに保ちたいコップから始めていきます。
導入したのは、山崎実業から発売されている「tower フィルムフック マグネットタンブラー」。コップの底とホルダーに付いているマグネットがくっつくことで、浮かせて収納することができるアイテムです。ホルダーは貼っても目立たない透明なフィルムフックで壁面に貼り付けます。
壁面にホルダーを貼り付けたところ(写真左)、ホルダーにコップをくっつけたところ(写真右)
彼も私もコップは左手で持つことが多いため、洗面所に向かって左側に設置することに決定! 貼り付けたい壁面をきれいに拭いたら、汚れがないことを確認して付属のフィルムフックを貼り付けるだけ。
とっても簡単に設置できました。
落ちることなくしっかりくっつきますが、片手でサッと取り外せます
マグネットは、コップは落ちないけど、使うときは片手で簡単に外せる絶妙な磁力。
洗面所の壁はマグネットがくっつくタイプなので、コップを直接壁にくっつけることも可能ですが、逆さまにした方がより水切れがよいため、ホルダーを使用していきたいと思います。
フィルムフックは一度貼ってもはがせますが、ほこりなどが付いてしまうと粘着力が落ちてしまうので、できるだけ一発で貼るのがおすすめです。貼りたい位置にマスキングテープなどで印をつけてから貼ると、失敗しないと思います。
03| ハンドソープボトルを浮かせる
スマートなデザインが優秀な「tower フィルムフック ディスペンサーホルダー」
次にハンドソープのボトルも浮かせていきます。
導入するのは、コップのホルダーと同じく、山崎実業から発売されている「tower フィルムフック ディスペンサーホルダー」。
こちらもフィルムフックで設置するタイプです。
ホルダーのパーツ(写真左)、ボトルを装着するパーツの裏面(写真右)
パーツは、ホルダー、補助リング、フィルムフックの3つ。補助リングは、ボトルのキャップ部分がホルダーの穴よりも小さい場合に使用するそうですが、今回使うボトルのサイズは問題ないため使用しません。
ホルダーの裏側には溝があり、フィルムフック部分をひっかける仕様になっています。
ポンプをとって、ホルダーを装着し、ポンプを戻すだけ
ボトルにホルダーを装着していきます。
ボトルは元々使用している、無印良品で購入した泡で出るタイプのものをそのまま使用。
装着はとても簡単で、キャップを外した状態のボトルにホルダーを通して、キャップを閉めるだけ。
ボトルとホルダーが両方とも白いので、見た目もスッキリ!
フィルムフックを設置したところ(写真左)、ホルダーを設置したところ(写真右)
ボトルを浮かせた状態で設置することができました! 恐る恐るボトルをプッシュしてみましたが、落ちることなくしっかり止まっています。これで底面がヌルヌルすることもありません。
04| 鏡用のタオルと眼鏡の置き場所をつくる
2個入りで100円+税、つまり1つ50円ちょっと。安い!
次は、鏡の水滴を拭くためのタオルとめがねの直置きの悩みを解決していきます。
導入したのは、2個入りで販売されていたダイソーのマグネットフック。タオル用とめがね用に1つずつ使っていきます。
名前もちょっとかわいい「ちょいクリン」
そして、思いきってタオルはやめることにしました。その代わりに新しく導入したのが、東和産業から発売されている「ちょいクリン」。
吸水性の高いマイクロファイバーでできており、鏡や蛇口まわりを拭くことができる便利なアイテムです。
引っかけられるひもがついており、出したままでもおしゃれなグレーカラーと丸い形のかわいさもポイントです。
水回りだけでなく、コンロまわりの油汚れにも使用できるそう。ネットで3個セットになっているのを購入したので、キッチンでも使ってみたいと思います。
マグネットを設置したところ(写真左)、ちょいクリンとめがねをかけたところ(写真右)
フックをコップと反対側の右側に設置。奥にちょいクリン、手前にめがねをかけてみました。フックはマグネットでくっつけるだけなので、簡単に位置を変更することができます。まずはこの状態で使ってみて、定位置をさぐっていこうと思います。
めがねはブリッジの部分をフックにひっかけると安定して落ちません。
この商品買って正解! とても便利です
フックにひっかけたちょいクリンは片手でサッと取れるので、水滴が気になったときにすぐに拭けるようになりました。水垢もタオルよりきれいにとれます。
浮かせたハンドソープ入れの下もスイスイ。
05| コンタクトケース置き場をつくる
石けん置きの正面(写真左)、石けん置きの裏面(写真右)
最後に、コンタクトの保存容器を設置する場所をつくります。
100円ショップをパトロールしながら結構悩みましたが、導入したのはマグネットつきの石けん置き。洗った容器を乾かす場所でもあるので、トレーのタイプではなく、水切れのよい穴があいているものを選びました。
石けん置きを設置してコンタクトの保存容器を置いたところ
フック同様、マグネットでくっつきました。穴の部分にちょうど容器が引っかかるので、立てた状態で置いておくことができ、より水切れもバッチリ。
利便性は求めつつ、生活感のあるものはできるだけ隠す
しばらく使ってみてから少し場所を移動しました。鏡下の少し陰になっているスペースの上の方に設置することで、存在感をできるだけなくすようにしています。
マグネット式なので移動は簡単。しばらく使って使いにくい場合は、また移動させようと思います。
06| 掃除が面倒な排水溝も便利グッズで解決!
横から見たところ(写真左)、真上から見たところ(写真右)
ダイソーで洗面所の浮かせる収納アイテムを探していたところ、便利なアイテムを見つけたのでこちらも使用してみたいと思います。
購入したのは「めかくしゴミガード」。私が購入したときは、写真のものが3個1袋に入っていました。
排水口用のごみ受けなのですが、真上にガードがついていて、その名の通りたまっているゴミが見えない仕様になっています。ポイント高い!
備え付けのステンレスのものは掃除がしにくく、汚れを落とすのに毎回時間がかかるので、つい放置しがちになっていました。
備え付けの排水口のふた(写真左)、目かくしゴミガードに交換したところ(写真右)
備え付けのものも見栄えは悪くなかったのですが、めかくしゴミガードは白いため、さらにまわりに馴染んでスッキリした印象に。
髪の毛や小さなごみもしっかりキャッチしてくれます
使い捨てとして売られているものではないのですが、お手入れはちょっと難しく、見た目もうっすら汚れてくるため、わが家では、ゴミがたまったらそのままゴミ箱に捨てることにしました。導入して1か月近くたちましたが、1か月に1回の交換で大丈夫そうです。気持ち的にもとてもラクになりました!
1つだけ、ここに水をためる習慣がないわが家では問題ないのですが……、栓ができるわけではないので、洗面所に水をためたいときは元のステンレスの栓に戻さなければならず(ポップアップ式の蛇口のため)、しょっちゅう水を溜める場合は、その都度変えるのは少し面倒かもしれません。
07| 理想の洗面所が完成!
浮かせる収納が完了した快適な洗面所。画角上どうしても脚が映り込みます(失礼)
洗面所に直置きしていたものをすべて浮かすことに成功しました。何も直置きされていないので、掃除がとにかくスムーズ……!
スッキリきれいになったので、うかれて空っぽだったフラワーベースに
グリーンをいそいそ飾ってみました。
余裕が生まれるとはこのことです。
アイテムは時間をかけてじっくり選びましたが、
その間にイメージができあがっていたので、
実際に設置して写真の状態にするまでには10分もかかっていません。
towerの商品はそれぞれ1,000円前後でしたが、そのほかは100円商品のため、
トータル2,500円程度と、3,000円の予算を切りました!
現状大満足の仕上がりですが、
彼の意見も聞きながら、2人でより快適に使えるよう改善し続けたいと思います。
この記事を書いた人
moriyuu ライター
編集プロダクションで働くライター。彼との同棲生活を快適にするべく、日々工夫を重ねている。