公開日: 2023.01.24 最終更新日: 2023.01.24

【スタイリストに聞く】大きさ、アームレスト、カバー、バランス。自分らしく暮らせるソファ選び、4つのポイント

【スタイリストに聞く】大きさ、アームレスト、カバー、バランス。自分らしく暮らせるソファ選び、4つのポイント

大きなソファがあれば、ゆっくりと寛げそう

こんにちは。インテリアスタイリストのCHAMPIです。今回は、リビングルームで中心となるソファの選び方について、4つのポイントをレクチャーしようと思います。ソファを選ぶとき、デザイン性から考えて、そのあとに座り心地を確かめる方も多いと思います。座り心地は、骨格、お尻の厚みによって人それぞれで、実際に座ってみないと分からないことも多く、それぞれのプライオリティもあると思います。今回はデザイン性を中心に解説いたします。

インテリアスタイリスト:CHAMPI

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01| まずは、自分が暮らしたい部屋をイメージする

ソファでしたいのはどんなこと?

まずは、普段どんな風に過ごしているか、そしてどんなふうに暮らしたいか、想像してみてください。

ソファで寝転がりたい方であれば、アームレスト(ひじ掛け)が低いソファや、アームレストがないもののほうが寝ころびやすいですし、センターテーブルを置かずソファ前のスペースを有効活用したい方であれば、幅が広めのアームレストの上に、スマートフォンやトレイにのせたコーヒーやお茶などをのせて、くつろぎの時間を楽しむこともできます。パソコン操作をするので少し奥行きがあるソファが欲しい、一人暮らしのスペースの有効活用として、ベッドと兼用のソファベッドが欲しいなど、いろいろなイメージがあるかと思います。選択肢は様々ですが、家での過ごし方のイメージや、実際の暮らしに合わせて考えて選んでいくことが大切です。

寛ぎ、仕事、SNSチェックなど、ソファの上でしたいことは人それぞれ 寛ぎ、仕事、SNSチェックなど、ソファの上でしたいことは人それぞれ

インテリア全体との相性は?

ソファはリビングルームのインテリアアイテムの中でも面積が大きく、メインとなるものなので、自分の理想のライフスタイルのほかに、リビングルーム全体のインテリアスタイルと馴染むかどうかも重要になってきます。革のソファであれば、ナチュラル系より、モダンなスタイルとの相性がよいですし、北欧スタイルでしたら、冷たさを感じさせない、温かみのあるファブリックのソファのほうが合います。

必ずしも、このスタイルの場合はこの素材のソファでないといけないということではないですが、インテリアスタイルを考えてから、ソファを選ぶことが重要です。まずは、自分や家族がソファを使ってどうやって過ごすか、そして、お部屋全体をどのようなインテリアスタイルにしたいかをまとめましょう。

ナチュラル系のインテリアには明るい色や素材のソファを ナチュラル系のインテリアには明るい色や素材のソファを

02| ポイント①大きさや形を考える

ソファの幅

1 人暮らしの方でそれほどスペースが取れない方は、コンパクトソファと言われる、2人掛けでも、幅が120cm~160cmぐらいのものを選ぶとよいでしょう。ワンルームに住むという方はソファベッドを検討してもいいかもしれません。1人あたりの座面の幅は(アームレストを除いた時の座面のみの幅)60cm 以上あったほうが窮屈さを感じません。理想としては 70cmくらいあるとゆったりとしたスペースを確保することができます。

2人掛けの場合でスペースに余裕がある場合は、座面の幅が140cm以上、アームレストを含めた場合、幅は160cm以上あるソファが理想だと言えます。3人掛けの場合は、座面の幅が180cm以上のものをえらぶといいでしょう。

一人掛けソファ 一人掛けソファ

ホームパーティにも活躍しそうな大きめのソファ ホームパーティにも活躍しそうな大きめのソファ

座面の高さ

自分や家族に合うソファの高さは身長やバランスにより様々ですが、注意していただきたいのは、ソファの座面が低いと腰に負担がかかりやすくなるという点です。腰への負担が気になる方は、座面の高さが40cm以上あるソファをおすすめします。

しかし、お子さんがいらっしゃる方はソファの座面が低いほうが安全ですし、座面が低いソファは空間に開放感が出ます。反対に、座面が高い脚付きのものは掃除がしやすいというメリットもあり、掃除ロボットを持っている方は、お掃除ロボットの高さを考えて購入するのもいいと思います。高さに関しても、ご自身の生活スタイルと照らし合わせて考えてください。

座面が低いソファは空間が広々として見える 座面が低いソファは空間が広々として見える

ソファの奥行き

奥行きがあったほうがくつろげますが、センターテーブルとの兼ね合いもあるので、センターテーブルとの距離を30cm~40cmとれるような奥行きのソファが理想です。 腰かけたときだけでなく、実際に家の中で使用したときのイメージを忘れないでください。

03| ポイント②アームレスト(ひじ掛け)の有無を考える

アームレストあり

アームレストがあるほうが、寄りかかれる面積が多くなり、力を抜いてソファに身を預けることができます。アームレストの部分の幅が広く平らな場合は、板やトレイを乗せて、その上に本やスマホ、コーヒーやお菓子を置いてサイドテーブル代わりにしてもいいと思います。

アームレストありのソファ アームレストありのソファ

アームレストなし

アームレストがないものは、空間を広々と感じることができます。また、座る方向が決まっていないので、座る方向の自由度が高いといえますし、空間の有効活用もできます。ただし、寄りかかれる部分は背面方向だけになるというデメリットもあります。両方のいいとこ取りをしたい方は、アームレストが片側だけにあるソファも販売されていますので、そちらも視野にいれてみてください。

また、大きさや形を考えるとき、ソファは大型家具になりますので、玄関や窓からの搬入経路の確認もお忘れなく

アームレストなしのソファ アームレストなしのソファ

04| ポイント③カバーの素材を選ぶ

ソファのカバーは、大きく分けて3つの素材があります。

ファブリック

ファブリック(生地や織物)でできているソファカバーは種類や色も多く、スペアのカバーを購入しておけば、気分や季節に合わせて簡単に模様替えができます。また、取り外しが可能で洗濯できるものも多く、お子様がいる方やペットを飼っている方も、汚れた際は洗濯できるというメリットがあります。どんなインテリアのスタイルにも合わせやすく、スタイルを問わずに、コーディネートできるというのもポイントです。

人気の北欧スタイルやナチュラルスタイルに一番しっくりくるのも、空間に温かみを取り入れることができるファブリック生地と言えるでしょう。ラタンのフレームにファブリックのクッションが置いてあるソファを選べば、一気にリゾート風の空間になりますし、ベルベット調の生地を選べば高級感を演出することもできます。迷った場合はいろんなスタイルと相性がいいので、ファブリックのカバーのソファをおすすめします。

柔らかな雰囲気を作れるファブリックのソファ 柔らかな雰囲気を作れるファブリックのソファ

リゾート感を演出できるラタンフレームのソファ リゾート感を演出できるラタンフレームのソファ

合成皮革

水を弾くので汚れに強く、なにかこぼした時もすぐに拭くことができます。布のように洗濯する手間もないので、拭くだけで汚れが落とせる、また本革より安価である場合が多い、本革と違い、色々な色を作ることができるので、色の選択肢に幅があるのも特徴です。

ただし、合成皮革のカバーは耐久性が低いものが多く、傷で穴が空いてしまうと補正できないというデメリットもあります。 また、値段によっては、チープな雰囲気のコーディネートになってしまうことも多いので、センスが問われる素材でもあります。クールな雰囲気が出せるので、モダンなインテリアスタイルはもちろん、色によってはヴィンテージスタイル、ミッドセンチュリースタイルと相性がいいでしょう。また、手入れが楽なので、カラフルな子ども部屋にもピッタリです。

本革

高価なことが多い本革は、座るごとに馴染んでいき、自分だけの経年劣化を楽しめるというメリットがあります。合成皮革と異なり、吸湿性、通気性、耐摩擦性に優れています。本革なので飲み物をこぼした時にシミになってしまう場合もありますが、それもエイジングとして楽しむという前向きな考え方もできます。乾燥するとヒビが入ってしまうので、オイルやその革にあった手入れが必要となりますが、3つの素材の中でも一番耐久性があり、きちんと手入れをしていけば、10年以上はもつと言われています。

また、置くだけで高級感を演出できる本革のソファは、ラグジュアリーな雰囲気やハイエンドなモダンスタイル、アンティークスタイルやヴィンテージスタイルとの組み合わせが最適です。ほかのインテリアアイテムとの組み合わせによって、クールさも温かみも演出することができるというのも特徴です。

重厚感がある革のソファ 重厚感がある革のソファ

05| ポイント④ラグ・カーテンとのバランスを考える

リビングルームの大きな面積を占めるホームテキスタイル類は、主にカーテン・ソファカバー・ラグです。 この3つのいずれかに柄物を取り入れる際は、この中の1点を柄物にして、他の2点は無地にしたほうがインテリアコーディネート全体のバランスが取りやすくなります。 ソファをメインカラーにしてもいいですし、カーテンの柄やラグの柄が気に入っている場合は、ほかの2点を引き立たせるような色や素材のものを選ぶといいと思います。

また、ラグ、カーテン、ソファの色は、明度、彩度、色相など、なにかしら共通点があるとまとまりがでます。そして、このソファ、ラグ、カーテンだけでなく、お部屋の床や壁の色も考慮してソファ選びをすることもお忘れなく。

ラグなどと色のトーンを揃えると、部屋に統一感が生まれる ラグなどと色のトーンを揃えると、部屋に統一感が生まれる

狭いスペースに色の主張が強いものを選ぶと、狭さを感じさせてしまうので、部屋があまり広くない場合は主張が強い色は避けたほうがいいかもしれません。その場合は、クッションカバーで色を取り入れるなどして工夫してみてください。これだけ大きな面積を占めるテキスタイルですから、取り入れる際には、必ずお気に入りのものにしてくださいね。好きなものに囲まれた暮らしをすることで、みなさんの何気ない普段の生活にも、充実感が生まれます。

クッションの色や素材で個性を出しても楽しい クッションの色や素材で個性を出しても楽しい

06| まとめ

今回はソファを選ぶ際に重要な4つのポイントをレクチャーさせていただきました。 ソファは大きな家具で、買い替え頻度も低いアイテムですので、じっくりと時間をかけて、いろんな商品を比較しながら買うことをおすすめします。今回の記事を参考に、自分自身やご家族に最適なソファを選んで、リビングシーンでのひとときを充実させてくださいね。

07| ソファを探すなら、マドリーム掲載中のショップをチェック

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CHAMPI

この記事を書いた人

CHAMPI インテリアスタイリスト

フリーランスのインテリアスタイリストとして活動中。プロップのスタイリングや商品撮影のスタイリング、店舗のVMDや展示会、個人邸のコーディネートなど、活動は多岐にわたる。

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