公開日: 2023.01.25 最終更新日: 2023.01.25

【NANAKO流お片づけ】かさばる季節のものは、収納ルールと定位置をきちんと決める

【NANAKO流お片づけ】かさばる季節のものは、収納ルールと定位置をきちんと決める

季節の変わり目は、つい新しいものが欲しくなるタイミング。ものを見直すにもいい機会です

季節の変わり目になると相談が増える季節のもののお片づけ。

収納していたはずの場所なのに、片づけようと思ったらなぜか入らない。
しまうのが面倒で、ひとまず部屋のすみっこにひっそり置いている。
実は年中出しっぱなしで次のシーズンにはほこりだらけに。

などなど、思い当たることはありませんか……?

片づけの鉄則の一つは“ものの住所=定位置”を決めて、使ったら元に戻すこと。
置きっぱなし、出しっぱなしは部屋が散らかって見える原因にもなります。

今回は、かさばる季節ものの収納の悩みをランキング形式(NANAKO調べ)にして、片づけのコツや考え方などを紹介します。

整理収納アドバイザー:NANAKO

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01| かさばる季節もの第1位「布団」

なきゃ困る冬用の布団や毛布ですが、必要なくなったとたんに邪魔な存在に…… なきゃ困る冬用の布団や毛布ですが、必要なくなったとたんに邪魔な存在に……

羽毛布団や毛布といった寒い季節用の寝具をどこにしまえばいいのか、毎年途方に暮れている方も多いかもしれません。季節の寝具は、収納に悩むかさばるものの第1位です。

押し入れに収納する場合

奥行や高さがある押し入れは、ニトリの「押入れ整理ラック」など、スペースを有効活用できる仕切りアイテムがおすすめです。広い空間を、縦横前後に区切って使用することができ、空間をすみずみまで最大限に使うことができます。

ラックを設置して定位置を決めれば、出したらそこに戻すだけ。格段に収納しやすくなるので、片づけるのが億劫じゃなくなります。

軽くて丈夫なイケアのSKUBB(スクッブ)は、布団収納にぴったり 軽くて丈夫なイケアのSKUBB(スクッブ)は、布団収納にぴったり

クローゼットに収納する場合

クローゼットの布団収納は、多くの方が迷い、悩んでいると言っても過言ではありません。クローゼットはもともと布団を収納するスペースとしてつくられていないことが多く、奥行が浅い場合もありますので収納には工夫が必要です。

衛生面の観点からもできるだけ直置きは避けたいので、布団専用の収納袋や、収納ボックスを使って収納することをおすすめしています。クローゼット内の枕棚などに置くと気軽に出し入れできるので、急な気温差にもすぐ対応できます。

とくにかさばる冬物の布団や毛布、ベッドカバーなどは、しばらく使わないと判断したらまとめて圧縮してしまうのも一つの方法です。圧縮するのは少し手間がかかりますが、一年に一度頑張ればOK。そう考えたら少し頑張れそうな気がしてきませんか? 圧縮した分のスペースを広く使えるのも魅力です。また、横置きではなく立てて収納すれば、さらにスッキリします。

※羽毛布団は圧縮を推進はしておりません。毛布や敷布団などは問題ありませんが、圧縮する場合は自己判断でお願いいたします。

02| かさばる季節のもの第2位「洋服」

「衣替えしない」という選択をする人が増えています 「衣替えしない」という選択をする人が増えています

夏服と比べると冬服は圧倒的にかさばります。毎年買い足しているコートや厚手のセーターが、気がつかないうちにスペースを圧迫している、なんてこともあるかもしれません。

衣替え、する? しない?

洋服の収納は「衣替えをする」or「衣替えをしない」の大きく2つに分けられます。

衣替えは面倒ですし、意外と時間がかかります。なので、私は思い切って「衣替えをしない」選択をおすすめします。一番のメリットは、やはり時間の節約になることですが、自分の持っている洋服を一度に眺めることができ、季節の変わり目の寒さや暑さにもすぐに対応可能です。シーズンの初めに洋服を購入したいときも、自分の手持ちの洋服をすぐに確認できるので、同じような洋服をうっかり買ってしまうのを防ぐことができ、効率よく買い物ができます。

もちろん、洋服の数を減らさずに買い足し続ければ収納しきれなくなるので、新しい洋服を購入するときは、手放すことを同時に意識してください。

洋服の旬って?

洋服も食べ物と同じで旬があります。旬とは、“今、一番おいしいもの”。例えば私は、かさばるセーターは少数精鋭にして、毎年シーズンのはじめに買うのを楽しみにしています。また、白米のように一年を通して食べる定番の食べ物でも新米がおいしいように、定番アイテムのTシャツやパンツにも旬のタイミングがあるはず。

一度にすべての洋服を眺められる環境は、自分の中の旬のタイミングを見極めやすくなります。衣替えをしないという選択肢は、より快適にオシャレを楽しむことにもつながると私は考えています。

03| 冬のファッション小物のお手入れと収納方法

ブーツは何が中に入っているか確認できる、半透明の取っ手つきのシューズボックスが便利 ブーツは何が中に入っているか確認できる、半透明の取っ手つきのシューズボックスが便利

冬物のブーツや靴

冬物の靴は、夏物のサンダルと違いかさばるので、玄関やシュークローゼットを圧迫します。最近人気が復活しているロングブーツの収納に困っている方も多いのではないでしょうか。購入時の箱に戻すのもダメではないのですが、大きさやつくりがさまざまで、積み重ねすぎると収納時に雪崩が起きることもあり、実はちょっと危険です。

おすすめは、ブーツ用のシューズボックス。半透明のものは中身が外からも確認ができ、ボックスの形も統一されるので見た目もすっきり! 縦に綺麗に並べると取り出しやすく、クローゼットなどの隙間収納にも対応できます。

冬のファッション小物

マフラーや手袋といった冬の小物は、オシャレアイテムとしてたくさん持っている方もいると思いますが、シーズンが終わったらそのまま収納していませんか……? 一見キレイに見えても、ほこりや食べこぼし、メイク汚れ、皮脂などで意外と汚れています。そのまま次のシーズンまで放置するのは避けましょう。

手軽なアイテムの場合、手洗いした後、防虫剤を入れ、密閉したボックスへ。ギュウギュウに押し込んだりせず、ゆったり畳むなど、余裕をもって収納してください。

ウールやカシミヤの場合はクリーニングがおすすめです。マフラーですと500円から1,000円程度でお願いできます。また、クリーニングから戻ってきたビニールに入れたままにしておくのは絶対にNG! 湿気やカビの原因になりますので、必ずすぐに袋から出して、手洗いしたアイテムと同様に保管しましょう。

04| かさばる季節のもの第3位「季節家電」

来シーズンもお世話になるお気に入りなら、収納する場所を確保しておきましょう 来シーズンもお世話になるお気に入りなら、収納する場所を確保しておきましょう

加湿器、除湿器、こたつ、ストーブ、ホットカーペット、扇風機など。シーズンが終わると静かに部屋の隅っこでほこりをかぶってしまいがちな季節家電たち。

もともと収納していた場所に戻せるようにしておくのが一番ですが、収納しにくいと感じた場合は、収納場所の見直しが必要かもしれません。また、新しく購入する場合は、収納場所をどこにするか決めてから購入するのがおすすめです。

こたつやストーブなど、大きく重いものは、押し入れがある場合は下段奥がおすすめのポジションです。無印良品の「縦にも横にも連結できるポリプロピレン平台車」など、キャスター付きの台車に乗せておけば、引っ張り出したり、戻したりが簡単にでき、移動もラクラクです。

私たちは、「物」だけを見て選ぶときには「質」や「デザイン」を優先することが多いですが、「空間」という現実が出てくると、急に「量」や「大きさ」が大問題になります。収納スペースが限られている場合は、ヒーターとしても使える扇風機、加湿も除湿もできる空気清浄機、こたつにもなるダイニングテーブル。といった最近人気の、一つ二役以上の通年使える家電を選ぶのもすっきり暮らせるコツだと思います。

05| かさばる季節のもの第4位「イベントグッズ」

大切なクリスマスツリー。「ありがとう。また来年よろしくね」という気持ちで、定位置に戻します 大切なクリスマスツリー。「ありがとう。また来年よろしくね」という気持ちで、定位置に戻します

短い期間しか使用しないクリスマスツリーや、ひな人形、兜、五月人形、お正月用品といったイベントグッズも、収納場所に困るものたちです。

我が家はクリスマスが大好きなので、毎年180cmのクリスマスツリーを飾っています。ツリーを飾るのは11月~12月25日まで。収納している場所は、リビングにある収納棚の扉と重なるデッドスペース。隙間の隙間まで無駄にせず空間を使用します。取り出すときにケースを動かす手間が生じますが、一年に二回、取り出すときとしまうときのみなので苦になりません。収納があまりない我が家では、ここがベストポジションです。出し入れする手間より、「クリスマスツリーが好き!」の気持ちが大きく勝っているので、私はこの選択をしています。

ひな人形や五月人形は、箱が大きい、箱の個数が多い、湿気に弱いなど管理が難しいですが、大切にしまいたいものです。最近は、押し入れやクローゼット内に入る専用の桐の収納ケースが発売されていて、下にキャスターがついていたりしますので、とてもおすすめです。

また、お正月飾りやハロウィングッズなどは、イベントグッズ専用用のボックスを一つつくりましょう。まとめて収納することで量が増えるのを防ぐことができ、毎年どこに行ったかなと探すこともなくなります。

06| 季節のものを片づけるタイミングが、ものを見直すタイミング

もし、季節のものを片づける手間が、「役割」や「便利さ」、「好きという気持ち」を通り越して、面倒になってしまった場合は、ものを見直すタイミングです。

来シーズンにまた使いたいか、本当に必要かを考え、しまう前に手放す選択も必要です。

「今年もたくさんお世話になり、ありがとう!」の気持ちで、自分なりにお手入れをして、「また来年よろしくお願いします!」ときちんと収納して、入れ替わりに「久しぶり~! 今年もよろしくね~」と次の季節のものを出す。リビングなどになんとなく出しっぱなしにしたまま、ほこりまみれになった状態で次の季節を迎えるより、うんと気持ちがいいですよね。

丁寧に季節のものと向き合うことで、一年中快適に過ごせるお家をつくっていけたらいいですね。

NANAKO

この記事を書いた人

NANAKO 整理収納アドバイザー

夫と7歳の子どもと3人暮らし。前職は外資系アパレルにて10年勤務。インスタグラムの収納ネタが話題となり、TVや雑誌メディアに出演中。住宅メーカーとの収納コラボや監修も行う。

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