止まらない電気代やガス代など光熱費の値上げ。請求書が届くたびに「また値上げ!?」「電気代がヤバすぎる……」と頭を悩ませていませんか? でも、「こればかりはどうしようもない」とあきらめることはありません!
すぐに実践できそうな、電気代やガス代をかしこく節約しているブロガー&インスタグラマーのアイデアを集めました。使っていない電気は消す、エアコンの温度を下げる、便利グッズを利用するなど、小さな工夫でも節約はできるんです。
ライター:鈴城久理子
CONTENTS
01| 年間の電気代をぐっとおさえるエコ節電ライフ
エシカルライフ研究家・RIRIKOさんのケース
一人のときはこまめに電気をオフにして省エネに貢献
エシカルライフ研究家として活動中のRIRIKOさんが心がけているのは“エコな省エネ”。自宅で仕事をしているので、朝8時に家族が出かけたあとは家中の電気をオフにするなど小さな工夫を重ねています。毎日の積み重ねが、年間の電気代平均をぐっと下げてくれるのだとか。
炊飯器の保温は4時間までがルール
「一回の炊飯と4時間の保温は同量の電力を使うんだとか。4時間を超えるなら、もう一度炊いたほうが節電になるので、我が家では保温は4時間までと決めています」
スマホやタブレットはフル充電しない
「スマホやタブレットは、フル充電することでバッテリーが消耗しやすくなるそうですよ。設定はもちろん、“低電力モード”にして“画面の明るさは暗く”に設定しています」。まさに小さな工夫から生まれる節電アイデアですね。
※RIRIKOさんのインスタグラムはこちら!
https://www.instagram.com/ethical_ririko
02| 節電を心がけてムダな出費をおさえる
ayuccchiiiさんのケース
電気代がかかるエアコンから見直しをスタート!
電気代が急激に上がったことから、節電を始めたというayuccchiiiさん。最初に取り組んだのが暖房の温度設定でした。23度設定から21度に下げ、風量は自動設定にするなど見直しをしたそう。
また洗濯乾燥機を使用する時間帯を変更したり、食洗機の利用を減らしたりすることで節電につなげています。
タオル類は乾燥までするので、朝その場で畳んですぐに収納。衣類は乾燥機を使わず干すことに
「以前は電気代の高い時間帯に洗濯乾燥機を使っていましたが、タイマー機能を使って、夜間割引のある時間帯に動かすように変えました。平日は夫が最後にお風呂に入るので、使ったタオル類を洗濯機に入れて、朝6時に終わるようにタイマーをセットしてもらっています」
今まで朝晩使っていた食洗機を、1日1回に減らして節電
「我が家のタイプの食洗機はネットで調べたら1回あたり20円くらい電気代がかかるらしいので、朝は手洗いに、夜は夜間割引のある時間帯にタイマーをかけて使うようにシフトしました」。そんな地道な努力をこれからも続けたい、と意気込んでいます。
※ayuccchiiiさんのブログはこちら!
https://ameblo.jp/ayuccchiii728
03| 今すぐできる一人暮らしの節電術5選!
かえるさんのケース
使わないコンセントを抜くだけで、節電ができるそう
一人暮らしのかえるさんの目標は、節約をして支出を最小限におさえること。「最近、電気代高くない?」と気がついて泣きたくなったことから、家電やファブリックなどの使い方を工夫して、効果の大きい節約を目指したといいます。使っていないコンセントを抜くこともその一つ。
「ちりも積もればなんとやら。コツコツと努力を重ねることで、この冬の出費をおさえています」
こまめな掃除や配置の仕方で節電が可能に
「この時期必須のエアコンは、フィルターにホコリが溜まると効きが悪くなり、より電気を使ってしまうので掃除をこまめにしています。また24時間365日動いている冷蔵庫って実は金食い虫なんですよ。壁にぴったりつけてしまうと熱がこもって電気をムダに使ってしまうため、壁の間にすき間をつくるようにしています」
電球はLED球に替え、カーテンは遮熱効果のあるものに
「調べたところ、白熱電球とLED球を年間2,000時間使った場合、約2,500円の違いがあるそうなんです。また遮熱効果のあるカーテンもおすすめで、夏は熱を反射し、冬は温めた空気を逃がさない効果があります」
※かえるさんのインスタグラムはこちら!
https://www.instagram.com/kozikikaeru
04| 寒冷地の北海道だからこそ“窓のすき間埋め”を徹底!
raggapieroさんのケース
引き違いのサッシ窓から入り込む冷気を、すきまテープでシャットアウト!
最低気温はマイナス2桁になるという北海道在住のraggapieroさん。毎年、雪が降る前から室内も冬支度を始めるようにしています。この冬の節電対策として選んだのが、ダイソーの「すきまテープ」。すき間風を少しでも防ぐために貼りまくった結果、節電にもつながったそう。
クッション性があって、しっかりとすき間をふさいでくれる便利なテープ
「リビングの引き違い窓は便利で解放感があると思って選んだのですが、寒冷地では厳しかったなぁとちょっと後悔……。暖房費を節約するためにもすき間テープを活用してみようと思いました」
四隅は特にしっかりとテープを貼るのがコツ
「貼り方は多少雑でも、あらゆるすき間をとにかく埋めよう!という一心で作業。とくに上部の隅とレールの部分は冷気がピューピュー入り込むので、ここを埋めるのと埋めないのとでは大きな違いがでます。がんばった甲斐あって、今年の冬は快適に過ごしています」
raggapieroさんのインスタグラムはこちら!
https://www.instagram.com/raggapiero
05| 100円ショップの節電タップで節電対策をスタート!
YUAさんのケース
コンセントを抜かずにON/OFFできるすぐれもの
「電気代やガス代が爆上がりしそうで怖い……」という不安から、YUAさんが取り入れたのは、ダイソーの「節電タップ」。まずは手頃なところから節電対策を始めたそう。
側面に2個と1個、下部に1個ついています
220円という安さに驚いたものの、問題なく使えて、スリムな形状や差し込み口が多いのも魅力。「差し込み口が4個あって上部のスイッチでオンとオフの切り替えができ、待機電力をカットできます」
使い終わったら、タップのスイッチオフして待機電力をカット
「エアコンがない洗面所に、即暖性のあるハロゲンヒーターを置いているのですが、今はここでタップを使っています。使い終わったらヒーターのスイッチはもちろんですが、待機電力もバカにならないので、タップのスイッチもオフにします。これでちょっとでも節電できればいいなと思っています」と使い勝手のよさに大満足の様子です。
※YUAさんのブログはこちら!
https://ameblo.jp/sukkirikurashi
06| 電気代節約のためにお気に入りの照明をチェンジ!
まりえさんのケース
雑貨屋で見つけてひとめぼれしたお気に入りの照明
生活様式が変わったことで節電を心がけるようになったまりえさん。この冬メスを入れたのは、ダイニングテーブル上のお気に入りの照明でした。使っているハロゲン球をLED球に変えることで、電気代が節約できることに気がついたそう。
調べたところ、LED球にすることで、電気代が約1/8になるのだとか
「雑貨屋で見つけてひとめぼれした照明は、インテリアとして大のお気に入りなのですが、使用しているハロゲン球は電気代が高いことを知ってびっくり! ダイニングテーブルの真上の照明なので、長時間つけていることもあり、さっそくLED球を購入しました」
ダウンライトもすべてLED球に交換
「リビングルームのダウンライトは白熱電球だったので、こちらもすべてLED球に交換しました。よく考えると、今まで電気代がかかる電球を長時間つけていたのでは!? これで電気代が少しで下がることを期待しているのですが、小さい電球を替えただけなので……。でも、節約になっているという気持ちが大切ですよね!」
※まりえさんのブログはこちら!
https://ameblo.jp/naotoshio
07| ステンレスボトルを愛用すればガス代を節約できる!
ちゃかさんのケース
ホットドリンクはステンレスボトルにいつもスタンバイ
ちゃかさんのテーマは “一人暮らしでもできる節約×エシカルな暮らし”。在宅ワークのお供はこの保温性の高いステンレスボトル。
飲みたいときに、飲みたい分だけカップに注ぎます
「在宅ワーク中は、体が冷えて温かい飲み物が欲しくなるんです。朝、コーヒーや紅茶をつくってこのステンレスボトルに入れておけば、半日は余裕であったかいんですよ」
好きな飲み物があれば、在宅ワークの気分転換にも!
「何度も湯を沸かす必要がないのでガス代が節約できるのはもちろん、倒してもこぼれないし、外出するときにはそのまま持ち歩ける。いいことづくめです。コーヒーや紅茶を入れると内側に匂いや色が付いてしまうのが心配かもしれませんが、過酸化ナトリウムでつけ置き洗いをすれば、面白いくらい汚れが落ちますよ!」
※ちゃかさんのインスタはこちら!
https://www.instagram.com/tyakanohibi_/
※電気代などは本人調べです。条件などによって異なる場合があります。
08| まとめ
節約を成功させるには、無理のない範囲で小さなことから始めるのが秘訣のようです。
「こんなちょっとしたことが節電になるのかな?」とあきらめずに、長い目で見て続けることが大切なんだと思いました。
ちりも積もれば山となる。
今日から省エネの達人を目指して、節約生活を始めましょう!
この記事を書いた人
鈴城久理子 ライター
雑貨紹介や料理、インテリアなど暮らし系の記事を中心に執筆することが多いライター。ただいまメダ活実践中。